特集

新年になくてはならない「三浦大根」、丸ごと一本食べ尽くす

お雑煮 日本の冬のイベントといえば、なんといってもお正月。暮れともなれば、どこの家でもその準備に忙しい。とはいえ最近は「お節料理」も出来合いのもので揃ってしまうし、元日から営業しているスーパーも...

冬本番・オランダの「食べる」スープ 

外は雪。テーブルの上には湯気の立つエルテン・スープ。 オランダの冬が、今年もやって来た。聞きづてならぬこのスープの名前だがエルテン、とはエンドウ豆のことである。オランダに冬の到来を伝えるこの豆の...

冬の京都、おうちで京ベジおばんざい

京都の白川に住んでいる友達から「ウチにおいでよ。旬の京野菜をふんだんに使ったベジ晩御飯を用意するよ」のお誘いをもらった。彼女の誘いにしめしめ。なんていったって、調理師免許を持っている彼女の作る料...

劇的上海の爆裂大晦日(水餃子付き)

ババババッ!バリバリバリバリッ!! 数日前から時々聞こえていた爆竹の爆裂音が激しくなり、ついには紅白歌合戦の中国版番組「春節聯歓晩会」の音も聞こえなくなる。大晦日の夕食頃から、いよいよ中国の旧正...

氷点下のソウル!露天で楽しむおやつ…

冬のソウルはいつも氷点下(に感じます)。昼間気温が上がっても0度あたりな気がします。名古屋で暮らしていた僕にとってはまったく耐え難い寒さで、ネボクと呼ばれる防寒用のスパッツみたいなものを上下とも着て、...

氷河の氷はどんな味? パストゥルリ氷河探訪記

誰でも簡単に登れそうな、緩やかな山道。 しかし標高5000mの世界はそう甘くはない。 「今年は雪がすごいよ。そっちはどう?」 日本にいる友人からこんな便りが来た。日本の冬は寒いだろうなあ、雪がす...

年越しはヒンヤリ「おろし蕎麦」で

「年越し蕎麦」と聞くと、たぶん多くの人は温かいお蕎麦をはふはふズルズル…というイメージをするかもしれませんが、福井の人は冷たい「おろし蕎麦」を食べます。 この「おろし蕎麦」だけをい...

新米ムコ殿、正月に日本最大級の「マイ花豆」に出会う!?

花豆はおせち料理でもダンゼンの存在感です まずはなぞなぞから。 甲子園球場に響き渡るのは「六甲おろし」。焼き魚の相棒といえば「大根おろし」。 では、旅人にもう1枚、外套を着させてしまうほどの北風...

土に埋まる黒き香しきお宝、トリュフの季節がやって来た

左が土の付いたトリュフ。右が土を洗った状態。 冷凍保存が可能だ。 日中、お日様が顔を出していても吐く息がくっきりと白くなり、朝夕の冷え込みがぎゅっと厳しくなって来たら「実りの秋」もそろそろ終わり...

ホワイトイルミネーションの下、ドイツビールで乾杯!

雪の降り積もる札幌市。雪祭りで有名な大通公園で、ホワイトイルミネーションがともると「本格的な冬がやってきた」とみんな思わずコートのえりを立てる。夏型観光が主流であり、「四季折々の魅力あふれる街」...

果物いっぱいの贅沢アイスと、どこか懐かしいチャルメラ・アイス

ラッパを吹きながらお客さんを探す売り子。 1日70本ほど売れるというが本当だろうか? 澄み渡った青空、高らかに囀る小鳥たちの歌声。リマは今、夏真っ盛りだ。そしてどこからともなく聞こえてくる少し気...

イヴは鯉のブルー煮で

ツリーが眩しい! 24日のイヴは家族だけで過ごす大切な日。午後プレゼントを交換したり、本物のモミの木を買って来て飾りつけをい終えたら、ツリーのそばでクリスマスソングを家族で歌ったりする。厳格なカ...

メタボに糖尿、なんのその。ペルーの聖夜は、甘い甘い夜。

クリスマス前数週間分のスーパーの広告。 肉・肉・肉のオンパレード。 カトリック教徒が9割近くを占めるペルーでは、12月24日はキリストの生誕を祝うとても大切な日。午前零時になると、ナシミエントと...

北米で杵と臼を使った伝統的な餅つき!

北米の定番ディナー「ターキーの丸焼き」をいただいたクリスマスのあとは、日本とは違った静かなニューイヤーが訪れます。年末はカウントダウンパーティーで盛り上がるけれど、年始に特別な料理がふるまわれるわけで...

汗と涙の麻辣火鍋

僕は寒いのが得意ではない。したがって冬は苦手である。だけれども、冬の朝、家中の窓を開け放ったあとで飲む一杯の熱いスープがたまらないように、寒いからこそ感じ得る幸せというものがある。今から紹介する中国の...

5000人の子供たちに愛の手を。クリスマスのホットチョコレート。

寒さの厳しい日になぜか飲みたくなるのが、甘くて濃いホットチョコレート。一口飲むだけで、身体だけでなく気持ちも温かくなるから不思議だ。ホットチョコレートには、きっと人を幸せにする魔法の力があるに違...