特集
フィンランドには、海派と湖派がいるらしい。「森と湖の国」というキャッチフレーズが有名だし、潮の香りがしないから忘れがちだが、ヘルシンキは海の街だ。その証拠に、かもめが街中を飛んでいる(ヘルシンキを舞台...
酷暑に見舞われている日本列島……この夏は、避暑に北海道旅行を選んだ方も多いのでは……? そして、いざ、北の大地に足を踏み入れると、独特な地...
南はギリシャ、北はトルコ人が生活をしているキプロス島には、7キロに及ぶ"グリーンレーン"という国境を示す場所がある。同じ島というのに、トルコ側ではトルコのリラに両替が必要であり、な...
座ったままの姿でゆうに11mを超え、目や口もおよそ1mというビッグサイズ。と、こうして数字で書くよりも目の前で見る鎌倉は長谷、高徳院の大仏様ははるかに大きかった!!!ふと見ると、お供え物の中に大きなス...
「ゴアは最高だからぜひ行ってごらん!」インドに来て知り合ったインド人に、「どこが国内旅行のお勧めか」を尋ねると誰もがこう答える。一年中気温が30度というゴアは、寒い冬のデリー(寒いんです)を抜け出して...
シンガポールのシンボルと言えば、マーライオン。頭はライオンで胴体は魚のこの像は、1964年シンガポール観光局のロゴマークとしてデザインされた。シンガポールのガイドブックには必ず載っているはずのマリーナ...
やって来ました、アルジェリア! アルジェリアってどこ?というのが、夫の転勤決定を聞いた私の第一声(笑)。単身赴任してくれるよね?という私の希望とは裏腹にまたも帯同赴任、今回も猫連れの引越しでございまし...
フィンランド人に「フィンランドらしい風景はどこですか?」と尋ねると、「コリ山(コリン・ヴァーラット)」という答えが返ってくることがある。コリ山は、ヘルシンキから北東450キロの北カレリア地方コリ国立公...
誰しも「知り合いの知り合い」をたどっていくと、6人目でほぼ世界中の人とつながるという「6次の隔たり」説。まあ、そこまでアカデミックな話ではなくとも、思わぬところで驚くような人やモノとのつながり...
ペルーの首都リマから100kmほど北上した海岸砂漠地帯に、これからの季節にオススメのトレッキングポイントがある。それが「ラチャイ国立自然保護区」だ。緑に覆われた大地、小さく可憐な花々。アンデスウサギと...
世界でいちばん緑の多い首都はいったいどこなのだろうかと調べてみると、なんといま住んでいるインドのニューデリーだった。ところが別角度の調べ物をしてみると、現在デリー南部ではPM2.5濃度が1日平均1立方...
「大外キズナ! 大外キズナ!」ダービーDAYの隠れたお楽しみ
「オラシオンを外して、他の二十二頭の単勝を全部買うんだ。千円ずつ」(宮本輝『優駿』)毎年ゴールデンウィークが終わるころになると、本棚から出してくる宮本輝さんの『優駿』。冒頭はそのクライマックス、ダービ...
いやぁ〜、今年はホント待たされました……。 2013年、札幌で桜の開花宣言が出されたのは5月13日。例年より約10日遅れてのこと。猛スピードで本州を駆け上がってきた桜前...
マサコ「この国の人はどうしてこんなにゆったりのんびりして見えるのかしら」トンミ・ヒルトネン「モリがあります」映画『かもめ食堂』(監督・荻上直子)より★ フィンランドのヘルシンキを舞台にした映画『かもめ...
スペインに住み始めて変わ(らざるを得なか)ったことのひとつが、余暇時間の使い方。今までの私のレジャーと言えば、思いっきり「動」で、異空間や発見を楽しむといったアクティブなものが主流でした。けれど、スペ...
昨年初めてスペインで春を迎えたとき、桜を見つけて大興奮した私。なにせそれまでは季節が日本とは真逆のアルゼンチンに住んでいたので、しばらくはこの時期は秋期関係のことばかりだったのです。だからスペインに引...
お祝いの席では「お茶をにごす」、「茶茶を入れる」という意味から、煎茶は使わない。 ……ということで、見合いや婚礼などの一生を決めるような大切な慶事で登場する「桜茶」。...
「サザエさん通り」で有名になった桜新町。 この界隈は私の地元なのだが、よくTVドラマのロケ地に使われている。 圧巻が何と言っても呑み川の桜。そこに繰り広げられているのはまさに桜のトンネルの別世界...
セビージャの春祭りとパンプローナの牛追い祭に並んでスペイン3大祭りに挙げられるのが、毎年3月15〜19日に開催される“バレンシアの火祭り”。バレンシアの火祭りはラス・ファジャス...
もう遥か昔のこと。 関西育ちの私が初めて東京に出たのは、まだ桜が咲き始める前だったろうか。希望と期待に胸を膨らませていた、ただの怖いもの知らずだったあのころを懐かしく思い出す。 2月の寒...