布施
もう沖縄は夏 まだ夜はうすら寒い北海道から、すっかり夏の気配がただよう沖縄へ。 北海道ではお目にかかれないものをいただく気満々で那覇入りした。さっそく食料品店に駆け込む。お目当ては豚肉料理。 ...
野原のベリー、湿原の鶴、そして牧場の牛
エストニアの中の「北海道」
こちらエストニアのタリン歴史地区 フィンランドの首都ヘルシンキから高速船で1時間半。バルト三国のひとつ、エストニアまであっという間の船旅だった。エストニアといえば、最近は大関に昇進した把瑠都凱...
“プッラ”シナモンロールの旅―フィンランドの元気の素との出会い
朝のフィンランドのカフェ 3月末のフィンランドはヘルシンキ。日中は10度前後まで気温が上がるが、夜にはまだ完全防備じゃないと外に出られない。 「寒いなあ、もう」、そうつぶやきつつ私が毎朝通うの...
国稀新酒解禁で、できたて日本酒がふるまわれるという。日本最北の酒造、「国稀酒造」と札幌第一ホテル内のレストラン「味の郷」のコラボイベント「国稀フェア」。酒をこよなく愛する道民としては参加しないわけには...
釧路ししゃもにノックアウト、そしてため息
釧路への旅・その2
釧路までの列車の中で、心も体もすっかり旅モードになった。もちろん、胃も準備万端。目指すは釧路ししゃも。ししゃもは世界中でも北海道南部の太平洋沿岸の一部でしか獲れない非常に貴重な魚なのだ。 いわしのごと...
JR札幌駅は駅弁の宝庫毎日雪が降り続く札幌。「今年は雪が少ない」はずだったのに、と愚痴ってみたところで雪はやまない。いやいや、こんなネガティブ精神ではいけない! せっかくの冬を楽しまなければ!!とい...
初雪がやってくると、雪国の住人達はとにかく忙しい。車のタイヤを交換したり、冬用のコート、マフラーや手袋をひっぱり出してきたり。もちろん心の準備も必要だ。これから約4カ月以上もの間、土の地面や緑の木々と...
秋鮭で冬ごもりオイルエネルギーを満タンに–アイヌ伝統儀式アシリチェップノミ
琉球舞踊とアイヌ舞踊のコラボレーション 「北海道に行ったら、新鮮な海の幸を堪能する!」 多くの人たちがそう意気込んでやってくる一方で、1日目にして新鮮すぎる(?)魚に胃もたれをおこして音を上げ...
PMF ピクニックコンサート
クラシック音楽を聴きながら、芝生でうとうと……
音楽にうっとりしたり、うっとりついでにうたたねしたり。今年のパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)の野外コンサートは、お昼寝にぴったりなさわやかな1日だった。 PMFは、世界の若手音...
「ススキノ行かない?」 札幌市在住酒飲み組老若男女、お父さんもおひとりさまも、カップルも合コン組も、その名を聞くと思わずにんまりしてしまう。 そんな夏のススキノ最大の夏の見どころは、今年で第45回...
「最近おもしろいショップを見つけたよ」と友人に教えてもらったのが、space1-15。札幌市の中心部から少し離れた住宅街の中にある築30年の古いマンションに、作家たちが週末だけオープンするショップの...
8月半ばでも、夕方には気温が20度以下になり、薄手のカーディガンが必要になる札幌の夏。 2009年のYOSAKOIソーラン祭りは、残念ながら天候に恵まれなかった。降ったりやんだりの雨。気温も20度...
いよいよ北海道にも昼飲み外飲みの季節がやってきた! 日中の気温が20度を超えるようになると、北海道では屋外でお酒を楽しむお祭りが目白押しだ。その第一弾が大通り公園で開催される『さっぽろライラックまつ...
札幌の自然に映えるアートマーケット 札幌でもようやく日中の気温が15度を越えるようになり、そんな日にはどこかへ散歩に出かけたくなる。 4月下旬、札幌市内では、週末に屋外フリーマーケットやア...
春になると、北海道の海産物コーナーは、一段と華やかになる。長い間流氷に閉じ込められていたオホーツクの海が開くため、『オホーツク物』が一気に出回るのである。 スーパーでも開きで販売中 春告魚(は...
あつあつの焼とうきびにかぶりつく!「とうきびおばさん」の活躍
北海道食の広場 雪像 札幌の冬の一大イベントのひとつは、間違いなく雪祭りである。夏には全国各地からの観光客であふれかえる札幌も、雪が降り積もる間は閑古鳥さえどこかへ行ってしまう。そんな札幌も...
雪の降り積もる札幌市。雪祭りで有名な大通公園で、ホワイトイルミネーションがともると「本格的な冬がやってきた」とみんな思わずコートのえりを立てる。夏型観光が主流であり、「四季折々の魅力あふれる街」...
布施 倫英 (ふせ りえ) イタリアはボローニャという街に暮らす自称「さまよい歩く比較文化研究家」。山と詰まれた各国語の研究書に囲まれ、さぞかし難しいことをしているかのようだが、実情は、日本を飛び出...