布施
秋を通り越して、すでに冬の気配が漂うフィンランド、ヘルシンキ。しとしとと雨が降り続き、日中の明るい時間帯がどんどん短くなっていく。街ゆく人々はコートの襟を立てて、なんとなく首をすくめて歩く。バルト海ニ...
9月23日の日曜日、ヘルシンキ中心部にある文化ホールで「日本の日(Japani- Päivä)」が開催された。 ようこそ「日本」文化祭へ 日本と言えばお決まりのお寿...
フィンランドで初めて夏季オリンピックが開催されたのは、1952年だった。第二次世界大戦後初の開催となったロンドンオリンピックは、戦争の影響を色濃く残していた。それに対し、ヘルシンキオリンピックは、世界...
世界のタワーをたずねて祝・東京スカイツリー開業 !ウォータータワー、そして桜
フィンランド、ヘルシンキ市東部のロイフヴオリには、日本庭園と桜公園があり、桜公園では毎年お花見会が開催されている。公園の目印はキノコ型ウォータータワーだ。ロイフヴオリのウォータータワーとヘルシンキ気剣...
Wrong Ramen、いわゆるまちがいラーメン。うん、間違っていますああ、日本食が恋しい。と言うと、たいてい「テンプラが食べたい? それなら、○○レストランで食べられるよ」とか「スシ? デパートの...
ストックマンデパートにあるファッツェルのコーナー。 真ん中左に“ゲイシャ”がいます フィンランドには『ゲイシャチョコレート』という名のチョコレートがある。甘す...
サウナ美容セットコーナーもございます「サウナ、どうですか?」フィンランド人の家を訪ねると、大抵こういうお誘いを受ける。各家庭、あるいは各アパートには大抵個別サウナあるいは共用サウナが付いている。さすが...
1カ月に1度、おやつ愛好家の贅沢お買い物
ワンコインでおやつタイム
1年の始まりはロシアンシューで え、本当にワンコインでいいんですか? 思わずそう言いたくなってしまう贅沢さが、六花亭の予約制ワンコイン「おやつ屋さん」。毎月7日予約販売、500円也。 これは...
この中にフィンランド人の人生物語あり 外国に住んでいていちばん切実な問題、それは語学能力である。これがあれば簡単に解決する問題は少なくない。たとえば、数字を言ったり聞き取れないと、マーケットで...
クリスマスシーズン、もっとも忙しい仕事人は、きっとサンタさんだろう。プレゼントの準備、届け先の住所確認、ソリの整備にトナカイとサンタ制服のチェック。そして、もちろん自分たちのクリスマスの用意。想像した...
突如現わる大通9日書店本を楽しむ方法は、いろいろだ。音読、黙読、速読、熟読、積読、乱読……。札幌で開催されたブックフェスで、本の楽しみ方についてさらに開眼する。「読む、見...
これを食材と言っていいのか……なんとも恐ろしい姿である。この外見は並じゃない。この魚を初めて食べてみようとした人の勇気に敬意を表したい。実際シャコは、全身が武器だらけと言...
「青春」という言葉を聞いて、どんな気持ちになりますか? なんとなく気恥ずかしいような、くすぐったいような。 どんな「青春」を思い出しますか? この開放的な海! さんさんと降り注ぐ太陽伊豆の地を歩くと、...
いってきまーす10月26日、札幌ではついに初雪が降った。今年の夏は北海道でもびっくりするほどの暑さが続き、このまま夏で冬が来なかったりしてね、なんて話したりしていたのだった。でも10月も下旬になると...
私のとっておき「隠れ家」。猫がお出迎え誰にでも、とっておきの、本当は誰にも教えたくない「隠れ家」がひとつはあるはず。私の場合は自宅近くの「chant」。なんだか疲れてきたな、と感じると私はここに「隠...
いざ浪漫クルーズにいってきます 北国の厳しい地形クルージングに行こうよ、とのお誘いをいただいた。ええっ? どれぐらいお金がかかるの?ひょっとしてかなりオシャレして臨む必要あり?(豪華客船世界一周クル...
モダンとローカルの混沌、クアラルンプール「ミックス」とか「混沌」が好きである。例えば、和風パスタとかそばめしとか、バナナと生クリームとあんことアーモンドてんこもりのクレープとか。「それなら、マレーシ...
いざ整体へ毎日長時間パソコンの前に座っているせいで、どうも肩や背中、腰の調子がよろしくない。自己流にツボらしき箇所を指で押してみたりするが、効果があるのかさっぱりわからない。いや、余計ひどくなってき...
新千歳空港国際線ターミナルギリギリに駆け込んで、夜遅くヘトヘトになって戻ってくる。いつも慌ただしく通り過ぎるだけだった新千歳空港。来日する友人の希望で、一緒に空港観光することにした。新千歳空港は北海...
粋にモダンに、そしてキリリと着物
着物はかつて日常の一部だった
浴衣の季節がやってきた「ゲイシャスタイル!」「エキゾチック。素敵!」海外で着物姿を披露すると、たいてい絶賛の嵐だ。でもこんな声も時々聞こえてくる。「窮屈そう。なんだか封建的な服ね」「素敵」とほめられ...