【晩春は湖】芦ノ湖を独り占め

大涌谷の噴火から速、ひと月が過ぎようとしています。テレビでも箱根方面は心配がないからと観光客を呼び戻そうと必死で呼びかけていますが、今は観光客というと中国人だったり、カナダ人だったりと日本人は殆ど見か...

【晩春は湖】五十里ダムの鯉のぼり

ぽってりした八重桜の花弁がポタポタ落ちて、ピンク一色に地面を覆い尽くすと、「せーの!」と声を合わせているかのように瑞々しい若葉があちこちに出現しはじめ、新芽特有の明るい緑色が、あちらこちらから、わたし...

【晩春は湖】歌声響くよ、ヴェルター湖

懐かしい湖の思い出をご紹介しましょう。オーストリアでもイタリアに近いケルンテン州にあるヴェルター湖です。周囲50km、総面積19平方km、東西16km、南北1.5kmの東西に細長く広がる小さな湖畔にあ...

【晩春は湖】スケールの大きさを感じる「タージレイクパレス」

「レイクパレス」という名の通り、18世紀に藩王(マハラーナ)ジャガット・シン二世の避暑地として1746年に建てられた宮殿を改装して造られました。湖上に浮かぶ宮殿ホテルは80年代、映画『007 オクトパ...

【晩春は湖】島の中の島

太平洋という大海に浮かぶ四つの島からなる日本列島。その一つ、北海道という島の中にある四つの島……が、洞爺湖の中島でございます。北海道南西部に位置する支笏洞爺国立公園の一角を...

【晩春は湖】ロマンスは丸太に乗ってやってくる
 フィンランドの湖

フィンランドと言えば「森と湖の国」というキャッチフレーズが思い浮かぶけれど、具体的にどう「湖の国」かというと、日本とほぼおなじ国土に、面積500平方メートル以上の湖が約18万8000ある(Statis...

【晩春は湖】西湖に魅せられて

昨年夏、6週間の中国語強化コースに参加した息子は、杭州の大学で英語の教授をしている女性の家にホームステイをしていました。彼は東京から中国入りしましたが、ひとりで両替所に行くと、見知らぬ窓口の若い男性か...

【晩春は湖】ウイスキーもいいけど……あの湖のゆるキャラもいいかも

この3月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『マッサン』を見て、マッサンがウイスキーを学んだスコットランドへ旅の計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?はい、風光明媚なスコットランドで...

暑い日はプラヤへGO!
 アマゾンならではの海水浴

「サン・フアンの祭り」を見に、ペルー・アマゾンの街プカルパを訪れた。タラップを降りた途端、熱帯雨林特有のねっとりと蒸した空気が身体に纏わりつく。首都リマはセーターやマフラーなしでは過ごせない寒さだとい...

海派と湖派の論争
 ヘルシンキ海を楽しむ生活

フィンランドには、海派と湖派がいるらしい。「森と湖の国」というキャッチフレーズが有名だし、潮の香りがしないから忘れがちだが、ヘルシンキは海の街だ。その証拠に、かもめが街中を飛んでいる(ヘルシンキを舞台...

アイヌ語由来の名勝地で海を愛でる
 地球岬

酷暑に見舞われている日本列島……この夏は、避暑に北海道旅行を選んだ方も多いのでは……? そして、いざ、北の大地に足を踏み入れると、独特な地...

ビーナスの生誕地
 キプロス共和国

南はギリシャ、北はトルコ人が生活をしているキプロス島には、7キロに及ぶ"グリーンレーン"という国境を示す場所がある。同じ島というのに、トルコ側ではトルコのリラに両替が必要であり、な...

由比ヶ浜に思う「鳩サブレーのおいしい食べ方」

座ったままの姿でゆうに11mを超え、目や口もおよそ1mというビッグサイズ。と、こうして数字で書くよりも目の前で見る鎌倉は長谷、高徳院の大仏様ははるかに大きかった!!!ふと見ると、お供え物の中に大きなス...

ゴア
 インド人が憧れるアラビア海

「ゴアは最高だからぜひ行ってごらん!」インドに来て知り合ったインド人に、「どこが国内旅行のお勧めか」を尋ねると誰もがこう答える。一年中気温が30度というゴアは、寒い冬のデリー(寒いんです)を抜け出して...

マーライオンは何を見つめているのか
 海の国シンガポール

シンガポールのシンボルと言えば、マーライオン。頭はライオンで胴体は魚のこの像は、1964年シンガポール観光局のロゴマークとしてデザインされた。シンガポールのガイドブックには必ず載っているはずのマリーナ...

【夏は海】地中海の風に吹かれたい

やって来ました、アルジェリア! アルジェリアってどこ?というのが、夫の転勤決定を聞いた私の第一声(笑)。単身赴任してくれるよね?という私の希望とは裏腹にまたも帯同赴任、今回も猫連れの引越しでございまし...