モンブラン、アラカン、マッターホルン、小玉徹子、編集長

登っちゃいました!!!-3

終わりは始まりの始まり!! 9月2日にスイスから帰国して早やひと月半が経った。「モンブランに登ろう」と思い始めて3年越し。思い詰めて、ついに叶った登頂。そりゃあ、大はしゃぎ、嬉しかった。大感動だよね...

登っちゃいました!!!-2

山頂付近は両側とも 画像右斜面と同じように切れ落ちている スカッと爽やか!!! 「降りるよ。気を付けて!」 例えばフラッとしてよろけたら、落ちる。落ちればどこまでも落ちる。モンブランの頂は幅30な...

登っちゃいました!!!-1

わーい、頂上だーッ!!!2011/08/20 「コダーマー! フィニーッシュ!」 前を行くイタリア人ガイドのジジが叫んだ。 「???」「サミット?」 「イェー!!!」 ただちに実感はなかった。見れ...

行ってきます! See you Zermatt!!

剣岳山頂より北方稜線を眺める 憧れの「北方稜線」なのに…… 「うーん! 50パーセントかな!?」 8月9日、仙人池ヒュッテで夕食後、コーヒーを飲みながら本郷さんが言った...

二つの富士そのあとさき

6月29日:富士山 7月9日、7月10日:三ッ峠 7月12日、7月13日:剣岳長次郎左俣 7月15日:富士山 7月21日、7月22日:唐松岳〜祖母谷温泉〜欅平 7月23日、7月24日:剣岳別山尾根 7...

モンブラン&マッターホルン!8月15日成田発!!

ドキドキが止まらない-1 7月に入って、だんだん気もそぞろになってきたとは感じていたが、それどころじゃないわ! モンブラン&マッターホルン登山ツアーをコディネートしてくれるツアー会社:アドベンチャー...

三ッ峠・やっぱり岩が好き!-2

「典型的な熱中症の症状だね」 悩みに悩み、耐えに耐え抜いた末の大爆発。大決心「もう止めた」の直後に、よりによってマルチピッチの岩の途中で気絶。ロープしていたとはいえ、相当に危なかったには違いない。「熱...

三ッ峠・やっぱり岩が好き!-1

5月21日:マルチピッチ・三ッ峠 いっそさっぱりした気分でいられるのは「ヘタクソだけど岩は好き」だからということでは全くなかった。数日前、意気消沈、落胆、自信喪失、失望、絶望でパンパンに腫れ上がった胸...

泣くな燕/束の間「ほ」八海/ブルーな龍王/絶望の宝剣

大して人に自慢できるような「山人生」でもないが、それでも「山大好き」を自認はしている。はずなんだが、それも「どうかな?」のような心境に陥っていた。 燕岳登山ではすっかり意気消沈し自信喪失も甚だしかった...

赤岳主稜→南峰リッジ:ギリギリ、セーフ!!!

4月23日 赤岳鉱泉への出発時から降り続けた雨は時間経過でどんどんひどくなり、夜にはどしゃ降りになった。どうも赤岳主稜と縁が薄いのかして、今シーズン3度目もどうなるやら、天気予報「明日は晴れ」だけがせ...

シーズン初FC・小川山

大好きなのに… 4月16日、17日 昨晩秋に佐久に行ってから数ヶ月ぶりの岩・フリークライミングだというのに、なぜか楽しめない。大好きな小川山なのに気が浮かない。 前週に阿弥陀岳...

阿弥陀南陵で大ブレーキ!

遭難ですよ、これは!! 4月9日 「雨乞いしたんじゃないの?」 どうもこのところ土日のたんびに天気が悪い。 小淵沢集合時ぼそぼそ降り出した雨は時間経過で本降りになり、美濃戸口の赤岳山荘で様子見するも...

妙高山に登る

4月2日 迎えにきてくれたMさんと出発した時はまだ、雨飾山登山の予定だった。高速に乗る手前辺りで行く先変更になった。なんでも雨飾山は雪が多くて、登山口まで車では入れないということらしかった。 ...

水上→谷川→湯の丸-2

3月26日 集合の10:20にいったん降り止んでいた雪は、水上駅前から谷川に向かって車でいくらもいかないうちにまた降り出し、土合を経て高度が上がるに従って激しい降りようになり、天神ロープウェイ駐車場に...

水上→谷川→湯の丸-1

なぜか@水上温泉 長野新幹線高崎に着いて泡食った。 水上駅11:35集合に間に合う上越線が運休!次ので行くと水上到着は12:15になる。 運行状況は通常の85パーセントとは聞いていたが、まさか乗りたい...

地獄谷・上の権現沢アイスクライミング-2

3月20日 朝食後、出発。 静かな谷筋の朝。 ワカンで雪を踏む音と、自分の荒い息遣いだけしか聴こえない。せめて本郷さんとTさんの後姿が視野に入るぐらいの距離では歩きたいと必死で歩く。心臓、バ...

ヒマラヤ雑感-3

なぜに私はヒマラヤにいるのか!? 入山3日目。標高3000mを超えると、辺りの風景がグンとヒマラヤらしくなる。 せっかく結んだ縁も遺憾ながら消失することもある。ふとしたことで新しいつながりが生れ、...

ヒマラヤ雑感-2

ヒマラヤで「和」なご飯?!! 「ヒマラヤ・ヤラピーク登頂」 時が経てば経つほど「スゴイことだったなー」と思う。「登るべくして登った」すなわち「実力がそこまで達していた結果だった」というのでは決してなく...

ヒマラヤ雑感-1

懐深きヒマラヤ 例えば砂を積んでいって挙句の高さが3770mに達するためには、一体どのくらいの砂の量が必要で、どのくらいの底面積になるのか想像してみる。 言わずもがなだが、3770mは富士山の標高。...

登頂-2

氷河の端から上へ上がったとたん、最悪状態に突入した。 そこそこしっかりした雪面なのだが、足が上がらない。急斜面で踏ん張って歩を進めることができない。 「とにかく立って!そしたら引っ張るから!!」 ...