読み物

vol.6 水沢悠

【水沢悠さんに7つの質問】 Q1:人前に出るのは好きだった? 小学校は学級委員や児童会長を務めました。その学校ではテレビ朝礼を導入していて、職員室のカメラでほとんど毎日撮影されていたんです。合唱クラ...

猛き箱舟(上下)

「虹の谷の五月」「砂のクロニクル」「神話の果て」「緋色の時代」「流沙の塔」…そして「猛き箱船」。 著者の著作年譜など意識もせず、なんとなくパラパラめくって中東、東欧および中央アジア近...

初恋はフルートの調べとともに

当時16歳だった私は、両親が音楽大学の受験指導をしていたため、日曜は受験生にスリッパを率先して出していた。その中にヒデがいた。彼は愛媛出身でフルート科を目指して、両親の教鞭を取る音大に入るため父から音...

vol.40:山崎博子『女性監督にカンパイ!』にカンパイ!

今でこそ、女性の映画監督が増えてきたが、以前は完全に男性中心だった映画界。そんな時代に、映画を作りたい一心で海外に飛び出した人がいる。山崎博子さんだ。80年の映画留学をはじめに、角川春樹監督「天と地と...

vol.5 高杉圭一

【高杉圭一さんに7つの質問】 Q1:今はどんな仕事がメインなの? やはりライターの仕事がメインですね。雑誌やWebで、エッセイ、有名人のインタビュー、街の取材などをやらせてもらっています。また、以前...

vol.39:野澤鯛損「釣りキチ三平」発「釣りバカ」経由のフィッシングメッセンジャー

春まだ浅い瀬戸内海の島で、年1度の海びとの集い「海辺の環境教育フォーラム」が開催された。フォーラムには、自然保護に携わる人、水族館関係者、教育現場の人など、名前の通り海の環境教育に関わる人々が参...

vol.4 渡辺順子

【渡辺順子さんに7つの質問】 Q1:貼り絵に出会ったきっかけは? きっかけは24歳のころです。当時は元から絵を描くのが好きだったので、イラストレーターを目指していたのですが、ライバルが多く、芳...

東京物語

平成元年に30歳を迎えた層。すなわち団塊の世代のひと世代あとに該当する向きには、読み出せば、たちまちに懐かしさにつまされよう。 18、19歳で地方から上京、なんてことならなおさら、いちいちうなづいて...

vol.38:久米たかし写真で伝える銭湯のぬくもり

東京の下町・谷中。道ばたの小さなお地蔵さんにお花がそえられている‐‐‐そんな町筋の小さなカフェで、谷中のおふろやさんを撮った写真展が開かれた。 その名も『谷中・初音湯』。 写真家・久米たかしさん...

vol.3 鶴岡毅樹

【鶴岡毅樹さんに7つの質問】 Q1:映像制作会社を立ち上げたきっかけは? 学生の頃から、将来は自分で事業をやりたいという気持ちはあったものの、なかなか「何をやりたいか」がわかりませんでした。そこで、...

vol.2 ほし☆みつき

【ほし☆みつきさんに7つの質問】 Q1:あみぐるみとの出会いは? 24歳の時、手芸屋さんでミッキーマウスのあみぐるみキットを見つけたのが最初です。あみぐるみのことは初めて知りましたが、子供の頃...

vol.37:水上 均「晩ごはん食べに、うち来ない?!」を仕事にしたら…

■まずは市場へ■ 「クッキング・イベント・コーディネーター」耳新しい肩書きを名乗る水上 均さん。「旨いものを食す」こととイベントごとのあるところ、請われれば、どこへでも出かける。 料理人としても...

チビ

去年の夏、新潟に帰省した。 実家の茶の間でくつろいでいると、親戚から電話が入り、母が取る。 「今さ、チビが帰って来ったんさ」 チビ。末っ子長女である、私のことを指している。 「ほれチビ、もうすぐご...

空中ブランコ

出たよ、出たよ。待望の「伊良部先生シリーズ」第2弾! Book1stの店頭で偶然みつけた時は、小躍りして喜んじゃったけど、見事に期待に沿った、これはもう傑作! 平成15年から16年の年頭までにオ...

vol.36:吉原宜克アウトドア人生、これでヨシ、すべてヨシ。

吉原宜克(よしわらよしかつ)通称ヨシ。実にいい名前である。ヨシは決意の「ヨシ!イクゾ」であり、努力の「ヨシ、ガンバルゾ」であり、結果の「コレデヨシ」でもある。 昭和23年房総半島九十九里浜で産声...

vol.1 伊藤克之

【伊藤克之さんに7つの質問】 Q1:子供のころの夢は? ふつうの男の子と同じように、将来はパイロットや警察官、電車の運転手などになりたいと思っていましたね。でも、小学校三年生のときに受けた健康...

箸使い

「なんちゅう持ち方や!」私のおかしな箸の使い方を指摘されたのだ。 顔がカッと赤くなり、いつもの軽口をたたけなくなった。「ほっと、い、て」精一杯、普通の声で言ったつもり。でも、かよわい声だった。いつもの...

vol.35:馬渕 悟人生! それこそが文化人類学!!

好きなこと、やりたいことだけをやってきた 恩師の「女房、北海道出身だったよね」で1989年、東京から津軽海峡を渡った。「3、4年で帰すから」を念頭に置いた北海道行きだったはずが、いざ「そろそろも...

ダーク

何といっても桐野作品に登場する「男前」な、ツオイ女にはほれぼれする。だから、どうしても女探偵「村野ミロ」シリーズには胸のすく痛快感を期待してしまう。 が… どうしたことか、読み始め...

アッシュベイビー

ヤバイね。アブナイよ、マジ。 エロチック、グロテスク、サイケ・ファンタジック、ポエチック、センシティブ、Sチック、Mチック、アブノーマル… もう、やたら刺激ックで痛い。 ですが、で...