ホッピング

本日の1杯 vol.19【ピラルクーを眺めながら華やかなスプリングバンクを楽しむ】

バーのインテリアとして美しい珊瑚やカラフルな海水魚を泳がせた水槽を設定しているところは多い。宝石のような小魚がコミカルに動き回るのは見ていて楽しい。幻想的な雰囲気の演出に貢献度大だ。6年ほど前、熱帯魚...

本日の1杯 vol.18【原価で飲むシングルモルト余市1990】

BIG UPコーナーにも登場したノブさんが、五反田にダイニングバーをオープンした。その名も「原価BAR」。入場料1500円ぽっきりで後は、店内のメニューは、フード・ドリンクともに原価で提供して...

本日の1杯 vol.17【スタイリッシュなリュトングラスで飲むガージェリーエステラ】

四谷のバーで飲んでいたら、五反田で通っていたバーのオーナーとばったり出会った。手伝いで来ているのだとか。情報によれば、五反田の「Amami」(「本日の1杯vol.2【甘くてコクがあるが3杯目お断...

本日の1杯 vol.16【太宰治と飲むレモンのモスコミュール】

銀座最古のバー、5丁目の「ルパン」。 1928年(昭和3年)のオープンには里見とんや泉鏡花、菊池寛らが支援した。直木三十五、川端康成、林芙美子といった文人や、藤田嗣治、岡本太郎などの絵描き連、小...

本日の1杯 vol.15【0年ものから50年ものまで最上級コニャックに浸る】

ハイクラスなレストランでディナー。むしろ、そのデザートをキャンセルして上質のお酒をいただきに訪れたいバーがある。それが「ドンナ・セルバーィカ」だと人づてに聞いたからには、バッカスとしては行かずばなるま...

本日の1杯 vol.14【強烈な一升瓶入りの地ウィスキーをガツンと味わう】

バーは十人十色というか百花繚乱というか、1軒ごとに店の作りや雰囲気、客層が異なる。静かで暗い店内、ジャスが流れている店もある。少しざわついているくらいがかえってよい、と好みも人それぞれ。とはいえ、いつ...

本日の1杯 vol.13【庭で取れたゆずを極上のカクテルに仕上げる】

あそびすと編集長の小玉さんの家で、ゆずがたくさん取れたという連絡があった。私がもらってももてあましそうなので、一緒になじみのショットバー〜vol3でも登場した「Libero」〜に持って行くことにした。...

本日の1杯 vol.12【大人の隠れ家で最高のサウンドと共に楽しむボウモア】

バー自体が隠れ家のような要素を持っているが、その中でも隠れ家の雰囲気を持つのが渋谷の「Bar Marge」。映画『太陽がいっぱい』(1960年)のマリー・ラフォレ演じるMargeから名付けたとのこと。...

本日の1杯 vol.11【古き良き特級表示時代のウィスキーを懐かしむ】

渋谷のホテル街に、入り口はわかりにくいが渋いバーがあると紹介され、探したのだが見つからず、あきらめてどこかに行こうとしたところ、交差点に看板を見つけた。紹介されたところとは違うのだが、「BAR 渋谷 ...

本日の1杯 vol.10【アロマ香るシガーと合わせて贅沢なロブロイに浸る】

手持ちのシガーを昼間の喫茶店で吸ってしまったので、確実にストックがあるところがいい。とはいえ、バーに置いてあるヒュミドールにはたくさんのシガーを入れることはできず、オーナーの趣味に偏るところがある。管...

本日の1杯 vol.9【フレッシュなグレープフルーツが爽やかなオリジナルモヒート】

今日は、恵比寿で人と待ち合わせ。だいたいの時間は約束しているが、お互い仕事の都合で少々前後する可能性がある。そんな時は、ホテルのバーでゆったりと待ちたい。そこで、ウェスティンホテル東京の1階にある「ザ...

本日の1杯 vol.8【ジンの3大カクテルをまとめて楽しめる”名前のない”オリジナル】

品川区の大井町駅周辺はJR山手線を外れているものの、お薦めのショットバーがたくさんある。今日は、大井町でも老舗である「KIYOMI」で飲むことにした。 KIYOMIのマスターは日本バーテンダー協会の全...

本日の1杯 vol.7【若い刺激から芳醇な逸品までカリラを堪能する】

ウィスキーは、銘柄の種類が多いだけでなく、カテゴリー分けも細分化・多階層化している。バーカウンターで蘊蓄を垂れる必要は全くないが、飲むときに知っておくと味を体系化して楽しめるし、女性に無邪気に質問され...

本日の1杯 vol.6【潮の香りでスコットランドへトリップするレアなアイラモルト】

新しいバーを開拓するのは無上の喜びだ。何度も歩いた街でも、注意深く探していると新しい看板を見つけることがある。店の佇まいからおおよそのことは想像がつくものの、ハズレもある。それはそれで面白い体験ができ...

本日の1杯 vol.5【まずは柑橘系風味の”生”白ビールでのどを潤す】

バーホッパーも、まずはビールで一杯という気分の時がある。そんな時は、やっぱり生がいい。モルツやヱビスも捨てがたいが、メニューにあるならヒューガルデンは外せない。五反田のアイリッシュパブ「ザ グラフトン...

本日の1杯 vol.4【シガーをくゆらせながら堪能する芳醇な山崎シェリーカスク】

仕事が終わって帰宅する道すがら、視線は常に左右にせわしなく動いている。もちろん、入ったことがないバーを探すためだ。場所は恵比寿だが、普段あまり行かないブロックをさまよっていたところ、渋い看板を見つけた...

本日の1杯 vol.3【女性が喜ぶフレッシュなキウイを使ったフローズンカクテル】

バーといっても、店によって雰囲気は千差万別。薄暗い照明に静かなお店や、ソファがあるラウンジ風、軽く一杯の立ち飲みスタイルなどなどなど。そんな中、長いつきあいの友人と一緒に飲みに行くなら、楽しい会話がで...

本日の1杯 vol.2【甘くてコクがあるが3杯目お断り?のジンフィズ】

バー・ホッパーとは、ショットバーで1〜2杯飲んですぐに次の店に移る人たちのこと。バッタのように店を飛び跳ねて移動する様から、こう呼ばれている。1人のこともあるし、2人組のこともある。 お酒が好...

本日の1杯 vol.1【とろみと苦みのあるマンハッタン】

日が暮れるころになるとそわそわしだす。今日はどこに行って、何を飲もうか。どのくらい飲めるかは、仕事や予定からの逆算で、許してもらえるなら当然のように朝まで浴びていたい。バーに行かない、という選択肢はな...