特集記事
梅雨である。急に暑くなったかと思えば、冷たい雨が降る。天候も気圧も不安定。こんな時期は、健康な人でも体調を崩しやすい。わが家の猫たちも雨の日は、出窓を陣取り、低空飛行で交差するツバメたちを目で追う内に...
インドといえばダージリンのお茶。前回でもダージリンの紅茶について触れていますが、何種類もテイストしたはいいけれど最後は何がなんだかわからなくなりそうです。でも、化学肥料を一切使わずに作られた紅茶農園と...
「Everything stops for Tea」〜お茶を楽しむ習慣は世界各国にあれど、「すべてをやめてお茶の時間にする」にくらい、日常生活にティタイムが根付いている国と言えば、思い浮かぶは、Uni...
日本は桜のつぼみがふくらんできた3月のお彼岸ごろ、シンガポールへ旅に出てみた。アジアは各地行ったことがあるのに、なぜかシンガポールにはまだ行ったことがなかった。早朝にシンガポールへ到着したフライトだっ...
北の大地の“パワースポット”として、今や海外からの観光客も数多く(日本人よりも多いくらい!?)訪れる「北海道神宮」。本殿へ通じる表参道右手、社務所手前の道を西駐車場側へ折れて歩...
お祝いの席では「お茶をにごす」、「茶茶を入れる」という意味から、煎茶は使わない。……ということで、見合いや婚礼などの一生を決めるような大切な慶事で登場する「桜茶」。「花開く...
健康志向者が急増しだしたインド。本屋へ行くと、最近は健康コーナーに本の種類が多いのに気がつく。また次々と創刊される雑誌もヘルシー志向をターゲットにしたものが多い。 今日はそんなインドにちょっとした旋...
【朝食リターンズ】そば朝食のすすめ
そば国際市民権向上をめざして
久しぶりに日本に帰国した。ええと、日本の朝食と言えば、それは焼き魚、味噌汁、ほかほかごはんに納豆でしょう、という意見もあるかもしれないが、今回はそういう意見はかなぐり捨てて、これを食べたかった。そば。...
お茶文化に「かしこまり系」と「気軽系」があるとしたら、トルコのお茶文化は間違いなく「気軽系」だ。例えば、日本の茶道、イギリスのアフタヌーンティーは「かしこまり系」、食前食後の日本の緑茶、インドのマサラ...
【初夏はお茶】緑茶とベリーの出会い
フィンランドのフレーバーグリーンティー
どちらかというとコーヒー党で、イギリスのようにお茶が文化としてしっかりと生活に根付いているわけではないけれど、フィンランドのお茶はちょっと面白い。世界各国いろいろなお茶がそろっているだけでなく、フレー...
蒸気機関車は五感で楽しむ列車だと思う。先日、初めて蒸気機関車……いわゆるSLという列車に乗車、鉄道の旅を満喫してきた。関東近郊から乗りに行けるSLはいくつかあるのだが、今回...
【乗り物あれこれ】山梨で堪能する"未来"と"お楽しみ"な列車
夢が広がる日本の次世代の新幹線といえば、やはりリニア中央新幹線だろう。 わが家も"百聞は一見に如かず"ということで、先日 山梨県立リニア見学センターに試験走行を見学しに行ってきた...
北海道の地方都市で育った私は、当時まだ国鉄であった列車を、大学入学で上京するまでずーっと「汽車」と呼んでいました。そう、北海道では国鉄函館本線の電化が1968年と遅れたため、国鉄の列車はすべて蒸気機関...
庶民の足ともいえる「オートリキシャ」は、その名前の通り日本語の「力車」からきている。三輪タクシーといったところか? このオートリキシャ(インド人はオートと呼ぶ)はメトロより安いし,小回りがきくので活躍...
【乗り物あれこれ】地球の裏でも大活躍! ペルーのモトタクシー
オート・リクシャー、トゥクトゥク、バジャイ。アジアを旅したことのある人ならおわかりだろう、これらは「三輪タクシー」と呼ばれる乗り物だ。前一輪、後部二輪の三輪自動車を、ビニール製のほろもしくは自動車様の...
外国でバスを乗りこなすのは、外国人にとってなかなか難しい。まず、バスを止めるところから問題は始まる。バス停でボンヤリしていると、バスが目の前を通り過ぎていくかもしれない。国によっては、手をあげるなり振...
食いしん坊のみなさんは、マンガ『美味しんぼ』には垂涎もののエピソード、いくつもありますよね。ムコ殿が忘れられないのが、ファンにはおなじみの回、「飯の友」。米の輸入自由化に反対する山岡さんはじめ東西新聞...
厳冬のウィーン。その寒さを吹き飛ばすかのように毎年オーストリア人はワルツで踊り明かす。そう、大晦日の「皇室舞踏会」を皮切りに舞踏会の季節が始まったのだ。そんな豪華絢爛な舞踏会は年末から3月まで続き、紳...
【年末年始あれこれ】年末年始の過ごし方いろいろ
花火でしめるか、雑煮で満たされるか
年末年始をどう過ごすか、1年をどう締めくくり、新たな1年をどう迎えるか。これは非常に重要だ。と思っていたら、フィンランドの年末年始は、非常にあっさりしているのだった。こよみに対する感覚が違うからか、一...
リマの年末年始の風物詩といえば、この「フェリア・デ・ロス・デセオス」だ。「デセオ」は「願い」という意味なので、さしずめ「祈願市」といったところだろうか。これはボリビアやプーノといったアンデスの高地で古...