シネマピア

ガリバー旅行記

みなさん! 笑って笑って元気になりましょう!! 『ガリバー旅行記』といえば、子供のころ絵本で何度もお母さんに読んでもらった物語。もともとはアイルランドの風刺作家ジョナサン・スウィフトによって300年...

ザ・ライト -エクソシストの真実-

もともとは3月19日公開予定のところ、震災の影響で公開延期になってしまっていた本作。月が替わり期も替わって4月になると、震災後には夕方早々に店じまいをしていた巷の百貨店なども通常通りの閉店時間になり...

ビー・デビル

東北関東大震災の影響はまだまだ収まらず、公開延期になる作品も後を絶たない。 災害を連想させるシーンがある作品や、そうしたシーンがなくともポジティブではない印象を抱かせると懸念される作品、そして大スタ...

トゥルー・グリット

まず初めに、この度の東日本大震災により被災された皆様、そしてご家族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 この時期に娯楽作品を紹介するのはいかがなものか、というご意見もあるかもしれない。だが、被災...

ランナウェイズ

当時、まだロックが男だけのモノだった時代。平均年齢わずか16歳の少女たちが敏腕プロデューサーに見い出され、スター街道に昇りつめ、そしてその頂上から落ちる様を、実話に基づいて描いたのが本作だ。 ...

前橋ヴィジュアル系

群馬県前橋市からちょっと離れた田舎の町。姉夫婦の元で暮らすタクジ(風間俊介)は、昼間は家業の農業を手伝っているが、町に唯一あるライブハウスでその姿を変えて、ヴィジュアル系バンド「プリンシパル」のリー...

英国王のスピーチ

誰にでも欠点はある。それが生まれながらにして、そしてちょっとやそっとの努力で直らないもので、ましてや自身の「仕事」に直結するものであったなら……。そんな深刻な悩みを持...

漫才ギャング

青春エンタテイメント映画『ドロップ』('08)の大ヒットから2年、品川ヒロシ監督待望の第二弾! 主人公の売れない漫才師・飛夫(とびお)に、『Rookies -卒業-』('09)、『海猿』('10)...

アンチクライスト

『ドッグヴィル』や『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で知られるラース・フォン・トリアー監督の最新作である本作。『ドッグヴィル』の大ファンである私は、この監督の次作である『マンダレイ』を大いに楽しみに...

ヒア アフター

死者の声を聞く男、死を垣間見た女、大切な家族を失った少年。今回、巨匠クリント・イーストウッドが描くのは「死」をテーマとした意欲作。イーストウッドらしい細密な心の描写が生きた感動作となっている。 ...

ザ・タウン

治安のいいこの日本にぬくぬくと育ってきた私を含め、多くの読者諸氏には信じられないかもしれないが、本作の舞台であるアメリカのボストンは、まるで家業のように銀行強盗が父から子へと受け継がれる街だ。この街...

洋菓子店コアンドル

新年早々からたびたび『白夜行』の紹介をして来ましたが、その深川栄洋監督の最新作が続けて登場です。 東京で評判の洋菓子店“パティスリー・コアンドル”は、今日もたくさんの笑顔...

リセット

ある瞬間、突然に人々が衣服や生活道具をすべて残して消失する……。この興味深い設定で主役を演じるのは、『スター・ウォーズ』シリーズのヘイデン・クリステンセン。刻一刻と勢力を...

ブローン・アパート

ユアン・マクレガー、そして『シャッター アイランド』のミシェル・ウィリアムズ、この二人の豪華スターによる共演。テロによって息子を奪われるという凄まじい現実を、母役のミシェルが懸命に演じる。 ロンドン、...

デュー・デート〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜

全米コメディ映画史上歴代興収ナンバーワンの大ヒットコメディ『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の記憶も覚めやらぬなか、同スタッフが集結して作り上げたのが本作。キーマンのザック・ガリフィ...

男はつらいよ(第1作)

「劇場公開48作を1冊につき1作」プラス「2冊のボーナストラック(渥美清の死後にセルフリメイクされた『寅次郎ハイビスカスの花 特別編』と、テレビドラマ版の初回/最終回)からなる『男はつらいよ 寅さん ...

白夜行

原作は累計で200万部以上を売り上げた東野圭吾の代表作。すでに舞台化やテレビドラマ化されており、おとなり韓国では映画化もされている『白夜行』。日本では映画化は不可能かと思われた衝撃のサスペンス作品を、...

冷たい熱帯魚

新春のめでたい時分に、このようなタッチの本作を紹介することにいささかの迷いを覚えたのは事実だ。だが、間違いなく本作は日本の映画界にめでたい知らせを今後も数多く伝えてくれるであろう、画期的作品なのである...

ソウル・キッチン

ベルリンでは『愛より強く』でグランプリ、カンヌでは『そして、私たちは愛に帰る』で脚本賞、そして本作でヴェネチアの国際映画祭審査員特別賞とヤングシネマ賞のダブル受賞を果たした監督、ファティ・アキン。36...

完全なる報復

マイケル・サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』がブームになってからというもの、「正義」をテーマにした作品が多く作られている。本作もそのひとつなのだが、通常のハリウッドものと違い、勧善懲悪の...