投稿者: asobist.com
夏の空の青さというものは、他の季節のそれよりも一段と濃く、そして深く感じる。どこまでもどこまでも高く、遠く、空の上にある別世界は目を向ける者の心をも飲み込んでいく。その空を舞台に、圧倒的な映像力で「...
vol.43:依田哲也「知らない」ことが許せない!大人げのなさが原動力
「俺でいいの?本業でDJやってる若い子のほうが記事になるんじゃないの?」 ケーブルテレビの工事業務で生計を立て、趣味としてDJ活動をしている52歳の依田さんは、そう言って笑った。 彼の噂を耳にしたの...
【白井美樹さんに7つの質問】 Q1:文章を書き始めたのはいつ頃から? 小学校5年生くらいから、散文詩を書いていましたね。季節を感じるような内容で、クラスで共有するグループノートに書き込んでいました。...
15の夏、自転車で遠くの町まで遊びに行った。「海が見たい」と僕が言ったら、「水のきれいなところへ泳ぎに行こう」I君は、砂が白くてサラサラとした浜辺へ僕を連れて行ってくれた。海開きになった日に、海水パン...
保育園の頃。初めて好きになった男の子の名前は、「ししくらしんいちろう」君。色が白くて、目がくるっとしていてかわいくて、やさしい男の子。ウルトラマンなど特撮ヒーロー物が大好きで、どちらかというとオテンバ...
只今 ヴァカンス中。アオバダイで! 先日から始まったギャラリーaの個展、カラリとした海の家的空気に押し出され、テーマを"ヴァカンスツアー"にしました。こんな季節ですもの、あくせくせ...
宮崎アニメには大概、地球上には存在しない動物や、人間と動物との中間のような生き物が登場します。『風の谷のナウシカ』では巨大な虫の王蟲(オーム)、『となりのトトロ』では妖怪のようなトトロ、『紅の豚』で...
事でも人生最初に経験することには、「初」という冠をかぶせるものだが、私の場合はどれもこれもに「初」の字が付くように思う。初恋とて同じことだ。幼少よりヘンにませていたのと、どの出会いも新鮮でこれこそが初...
●直球勝負、正しいチャンバラ映画 スマッシュヒットとなった「寝ずの番」に続くマキノ雅彦(=津川雅彦)監督2作目の映画は、何と叔父のマキノ雅弘監督十八番の「次郎長モノ」。オールドファンには懐かしいあ...
わらしべ長者ならぬ、逆わらしべ長者とも言える傑作だ。 短大卒業後、就職もできずフリーター暮らしの主人公(蒼井優)。ある事件をきっかけに貯金が百万円になるごとに誰も知らない土地へ移り住むことにする彼...
すでに雑誌やTVスポット、Webなどで露出しているのでご存知の方も多いと思う、宇宙から来た「使えねー」生命体「ナナちゃん」。この「ナナちゃん」があんまり大活躍しない(笑)チャウ・シンチーの新作が『ミラ...
7月に入り○○○、と言いたいところですが今年は春から季節が進まず、ずっと同じ様なアップダウンの繰り返しです。広島から帰って来て少しは変わったかと思ったらやっぱり同じ。結果、様々な服がずっと出たまま...
タイトルの“クライマーズ・ハイ”とは、登山時に興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態を指す言葉だ。 1985年8月12日、日航機墜落事故発生。乗客乗員524名...
vol.42:高橋一郎たばこ屋は街中の人と知り合いにならなきゃダメ タスポだっておんなじよ!
相模原に、スゴイたばこ屋があると聞いて、訪ねてみた。ホームページがなく、インターネットにもほとんど情報がない。住所を頼りにたどり着くと、「世界のたばこ500種類」とだけ書いてある看板を掲げた小さ...
【猪原昌朗さんに7つの質問】 Q1:デザインの道を目指したきっかけは? 幼少時代から絵や工作が得意で、中学生の頃には、将来は美術やデザインなどのクリエイティブな世界に進みたいと思っていました。ところ...
vol.41:橋本明子ボランティア活動の原点は「今何が必要か」を考えること
橋本明子さんが代表を務める「血液情報広場・つばさ」のオフィスを訪ねた。 その日は分厚い雲が空を覆いつくし、激しい雨が止むことなくアスファルトを叩きつけていた。誰でも、気持ちが重々しくなるような...
【水沢悠さんに7つの質問】 Q1:人前に出るのは好きだった? 小学校は学級委員や児童会長を務めました。その学校ではテレビ朝礼を導入していて、職員室のカメラでほとんど毎日撮影されていたんです。合唱クラ...
年老いてもなお、愛し愛され続ける夫婦。アルツハイマーに犯され、好きだという気持ちさえわからなくなってしまっても…それでもその愛の形を続けることはできるのか。そんな相手を、許すことができ...
「虹の谷の五月」「砂のクロニクル」「神話の果て」「緋色の時代」「流沙の塔」…そして「猛き箱船」。 著者の著作年譜など意識もせず、なんとなくパラパラめくって中東、東欧および中央アジア近...
大なり小なり、誰もが何かに依存しながら生きている。富も名声も手に入れ、何一つ不満などないはずの人生だとしても、だ。だが逆に頂点に鎮座している人間は、その位置からの転落を恐れる心を潜在的に持っているから...