本場韓国、伝統の味を地元の人が集まる屋台で堪能!


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歩行者が行き交う道路の真ん中で
商売が盛んに行われています

"関空"から飛行機で約2時間。あっという間に海外旅行を楽しめるお隣の国、韓国。韓国ドラマが大ヒットし、韓国文化や俳優に対する人気がヒートアップした韓流ブームも、日本では落ち着いてきたといわれていますが、何をおっしゃいますやら。街の熱気は冷めやらず、街中が活気に満ちあふれています。

韓国人の友達と一緒に、ソウル市内を散策。ソウル市内のいたるところをカバーする地下鉄は、色分けされて路線番号も付いているので利用しやすく、なんといっても基本料金は1000ウォン(約80円)ほどとリーズナブル。夜のショッピングや屋台めぐりに利用しない手はありません。今年の5月からリニューアルされた一回用の切符(カード)は、従来の紙の切符を取りやめ、プラスチック製で再利用が可能になり資源節約にも一役買っています。


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韓方食材がたっぷり入ったスープは
胃にもやさしく深みとコクのある味です

地下鉄でソウルいちの繁華街といわれる明洞(ミョンドン)へ。街では食べ物を求めたお客さんで長い行列ができている店もあります。おしゃれなショッピングエリアのど真ん中で、おじさんが蒲鉾のようなものを揚げていたり、おばさんがカルメ焼き(ポッキ)を慣れた手つきで作っていたり。 ずらっと並ぶ出店からの甘い香りや燻製の香り、スパイシーな香り……。かわいい女の子が、ホットドッグにフライドポテトが巻きついている衝撃のコラボ?(カムジャハットグ)にかぶりつく様子を目のあたりにし、誘惑に負けそうになりながらも、東大門(トンデムン)にあるお目当ての屋台へ直行しました。


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韓国の焼肉といえばサムギョプサル
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こちらは名物のタコの踊り食い。
新鮮なタコがお箸にからまり、
タコの吸盤が唇に吸い付きます。
動画でないのが残念です……

「広蔵市場(カァンジャンシジャン)」ではソウルのB級グルメが勢ぞろいしていると言われ、たくさんの屋台が集合しています。地元の人たちが集うということは、おいしい!という証拠。韓国料理の王道、うるち米の長細い餅を甘辛ソースでいただくトッポッキや、練り物のみの韓国おでんを頼んで屋台の様子をうかがいつつ、地元の人のお勧めをいただく。見た目はちょっとグロテスクなスンデは、韓国流のソーセージ。豚の腸に血と春雨のようなものが詰められていて好き嫌いが分かれる一品……。韓国の人はとても気さくで、屋台の隣に座っていたグループが「日本から来たならマッコリで乾杯だ!」と、韓国の醸造酒をごちそうになり交流を深めました。

さて、屋台料理は前菜……といわんばかりに場所を移動。豚バラ肉を焼いて野菜に包んでいただくサムギョプサルを食し、シメは雑炊代わりのサムゲタン……と韓国料理を満喫。韓国料理はおいしく、スパイシーな料理は汗をかきながら食べて体もぽかぽか。そのうえ、4人でおなか一杯食べても5000円程度と懐にもやさしい。

一皿で500円ほど 韓国に来たからには、忘れてはならないのがショッピング。21時にオープンし、朝の5時まで営業しているという活気あふれるファッション問屋ビルをぶらぶら散策しながら、大阪のおばちゃん並、いや、それ以上に値切る。革製品は日本製に比べると本当に安く、つい「安い!」と買ってしまいそうになる気持ちを必死で抑え、粘り強く値切り倒す。いや、交渉するのが韓国ショッピングの醍醐味なんです、はい。



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地元の人たちが集う屋台。
韓国に来たなら必ず屋台に足を運びましょう!


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韓国流ソーセージ・スンデと豚足。

露店に屋台、レストランと深夜まで続く韓国徘徊。エネルギッシュな街を堪能しつつ、韓国の熱い一日が終了したのは明け方……なのでした。