柑橘類王国、春のしまなみ海道縦走!


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春うらら、初挑戦!しまなみ海道縦走。
3月21、22日、夫のサイクル仲間に私も入れてもらって、「しまなみ縦走2009」というイベントに参加した。今治と尾道を結ぶ70kmの通称“瀬戸内しまなみ海道”を、2日間かけて徒歩か自転車でめぐるスタンプラリー。途中民宿で一泊し、島々を回りながらゆっくりサイクリングする。目当てはもちろん、6つの島を結ぶ橋からの絶景と、しまなみのおいしいものめぐり!

「今治サイクリングターミナル サンライズ糸山」を朝9時に出発。来島海峡大橋は一番大きな橋で、ゆるやかなループになった自転車道を登る。


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瀬戸内といえば「みかんの花咲く丘」の曲を思い浮かべる。花の時期にはまだ早かったが、そのかわり、橋に登る自転車道の両脇に、レモンが木の枝いっぱいに実っていた。いい香り!実は、レモンがこんなにいっぱい木になっているところ、生まれて初めて見たのだ。すごいよ?、あたり一面国産レモン!

橋の上からの眺め。天気が良かったから、真っ青でまぶしくて海と空の区別がつかない。潮風を受けて走り抜けると、空を飛んでいるような錯覚。


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伯方島で「伯方の塩ソフトクリーム」を食べる。名物「塩ソフト」は薄いペパーミントグリーンで、さっぱりした味わい。

しまなみは、柑橘類王国。大三島の「しまなみの駅・御島」では地元産の柑橘類が驚きの安値!レモン10個で160円!「きよみ」ちゃんに「はるみ」ちゃん、女の子の名前みたいで面白い。巨大なミカンは「文旦(ぶんたん)」と「安政柑(あんせいかん)」。ちなみに「安政柑」の大きさは、直径がデコポンの2?3倍。意外と甘くて美味しかった。食堂のおばちゃんもサービス満点で、定食の他にミカン類は「デザート」だと言って山ほど食べさせてくれた。


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民宿では魚づくしの料理。差し入れで頂いた因島はっさく屋の「はっさく大福」は、みかん餅と白あんの中に生の八朔が一房入ってる!甘さと酸っぱさが絶妙なハーモニー。

2日目は雨もよいの中、距離よりもグルメめあての寄り道ライド。鳴き竜で有名な多々羅大橋を渡り、岡哲商店のコロッケ、瀬戸田・ドルチェのはっさくと塩のダブルジェラートとジェラートぜんざいを堪能。ジェラートぜんざいは温かさと冷たさのミスマッチが楽しい。
因島では広島風お好み焼き。麺はたっぷり、生地は薄くクレープ状に焼くのがポイントらしい。
土砂降りにもめげず、向島経由で尾道しまなみ交流館へゴール。最後は背脂たっぷりの尾道ラーメンで締めくくった。 消費カロリーより摂取カロリーの方が多かったグルメツアー。みかんの花の咲く頃、また訪れたい。