「栄養満点!今が旬のアボカド3変化」


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バリのアボカドは今が旬!雨期の滋味豊かな土の栄養をぐんぐん吸収して、雨期空けのこの時期に実をつけます。

日本で市販されているアボカドは手の平に収まるくらいのサイズですが、バリのアボカドはどんなに小さくてもハンドボール大、大きいものになるとザボンと見紛うほどになります。
皮を押してみて、ちょっと弾力を持ちつつへこむくらいが食べごろ。
日本で売られているものは皮が真っ黒になったら食べごろ、ですが、こっちのアボカドは真っ黒になるまで待っていたら実がぐずぐずになってしまいます。
アボカドにも「品種」があるんだなあ、とこちらに住むようになって初めて知りました。


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バリの人達はこの栄養豊富なアボカドを、ジュースにして飲むのが大好き。でもバリのアボカドジュース、かなり変わってると思うんです。だって、グラスにチョコレートソースをたっぷり垂らしてからジュースを注ぐんです!

ただでさえ濃厚なアボカドに、更にチョコレート。それはそれはとろり(いや、どろり、いや、ねっとり)とした、濃い〜〜〜味わい…。
店によってはコンデンスミルクと一緒にミキサーにかけるところもあり、更に更にこってりしたジュースに。うーん、カロリー高そう。

普通に食べるアボカドは大好きだけど、どうしてもこの「アボカドジュース」がダメな私。そもそも野菜だと思っているアボカドとチョコを合わせるなんて、最初に始めたのは一体誰なんでしょう、全く。


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やっぱり野菜は野菜らしく頂きましょう。
アボカドといえば!「ワカモレ」。つぶしたアボカドにトマトなどを加えたディップで、トルティーヤチップスにつけて食べる、メキシコ料理ですが、バリのレストランでも一般的なメニュー。でもここでは「つけて食べる」なんてもんじゃありません、チップスに、ディップを「のっけて」食べる、という感じ。
アボカドのもったりした味わいが、トマトで軽くなって、トルティーヤチップスのぱりぱりした歯触りも手伝って、いくらでもイケちゃいます。


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アボカドをメインに、ということなら、私の大好きなワルン「ママズワルン」のアボカドチキンバケット。アボカドに、マヨネーズ、みじん切りのにんにく、こしょう少々、レモン汁で味を付けて、そこに割いた茹で鶏を和えて、フランスパンに挟んだバケットサンド。アボカドがパサール(市場)に出る時期しか食べられないメニューで、これを食べると、「ああ、今年もアボカドの季節が来たんだなー」と思うのです。

「森のバター」とも呼ばれるアボカド。更に旬となれば栄養満点。雨期の雨をたっぷり吸ったアボカドを食べつつ、降る時間が短くなってきたスコールが通り過ぎるのを待ちましょうか。
もうすぐ、乾期がやってきます。