【こんな新年の朝食】一年の計は元旦にあり!?早朝ヨガでヘルシーな朝食

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修行あけ?には最適な消化の良いシンプルな朝食。
帰り道にてグラノーラとヨーグルトを購入しました
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生駒山中腹にあるヨガセンターまでは、
車体が「ネコ」や「イヌ」の形になった生駒ケーブルにて
1年の締めくくりに12月31日の夜から奈良の生駒山にこもり、瞑想で心を整え、元旦の朝5時から2時間のヨガ三昧。そのまま初日の出を拝む……という興味深い年越しイベント。とはいえ、私は参加するまで3日も悩んだアカンタレである。この歳(アラフォー)になるまで、大晦日はお笑いや、紅白を見て夜更かし。元旦は初日の出を見ることもなく、朝寝坊……というのがお決まりの年越しだった。だが、今年は違う。私にとっては修行のようなお正月を過ごせば、心身ともに健康的な一年になるだろう。「心頭を滅却すれば火もまた涼し」に違いない。

家族や恋人、友人と過ごす年越しは経験があるが、知らない人たちと布団を並べて年を越すなんて初めてだ。年齢も居住地もバラバラの参加者10人。皆、最初は緊張していたが、「いつもと違ったお正月を共に経験し、一年を有意義に過ごしたい」と参加理由が同じとあれば、打ち解けるまでに時間はかからず。

夜は、世界の平和や家族の健康を祈り、皆で瞑想。元旦の朝は4時起きということで、紅白も見ずに(テレビ自体ないが)早々に就寝し起床。こんなに早く起きた朝は、1年を通して初めてだ。眠い目をこすりながら寒さに震え、いざヨガ道場へ。トイレの水が凍るほどの寒さだった。

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10人の参加者らと朝の散策の途中で、ストレッチ
元旦早々、朝からヨガで体を温める。とはいえ、ヒーターもなかなか効かず、ダウンジャケットを羽織ってのヨガ。病気に負けない体作り、免疫力を高めるヨガを実践した。寒さで吐く息は最後まで白かったが、血液がドクドクと体中を走り抜けていく感覚が心地良い。

さて、待ちに待った初日の出は言うまでもなく美しく、寒さを忘れて骨が冷えるまで見とれてしまった。皆、太陽のエネルギーを充分に浴びたせいかテンションが上がり、「朝食の前に参拝だ」と当初の予定を変更し、山頂付近にある八大龍王・龍光寺まで散策することになった。散策といっても、山を登ったり降りたりと約2時間。体も疲れ、お腹はペコペコ!修行あけの「朝ごはん」は……。

グラノーラにヨーグルト、リンゴのいたってシンプルな朝食。時間をかけ手づくりされた「ギー」(不純物のない高純度バター)や、カブの葉とバナナのジュース。どの食材も作り手の顔が見える場所から取り寄せ手づくりされた朝食は、予想以上に(失礼)美味しくて、空腹の胃を充分に満たしてくれた。

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生駒から見る初日の出
早起きをし朝日を浴びてエネルギーを充電し、ヘルシーな朝食をいただく。当たり前のことだが、忙しさや日々の生活に追われて忘れていた健康的な生活を、再認識できただけでもありがたかった。今は心も頭もすっきり。そして体は筋肉痛。「今年は定期的に運動をして、食生活を改善し健康的な生活を送ろう!」と、やる気に満ちていたが、家に帰って、早速ポテトチップスを食べてしまったことを新年早々懺悔したい。