柳谷

本日の1杯 vol.24【魚介のパエリアとともに紅茶のサングリアを楽しむ】:Spain Bar Refrain

夕刻、仕事が一段落すると、やはり街に繰り出したい。通常は美味い飯を食べた後にバーになだれ込むのが寸法だが、最初から美味しい酒が飲みたくなることもある。「美味いめし」と「美味い酒」の双方を一挙となると、...

本日の1杯 vol.23【北欧のインテリアに囲まれながらシングルモルトを嗜む】:bar nems

誰しもひとりでじっくり飲みたいときもある。いつも行っているバーだと、顔なじみの常連たちがいるので、行き先に悩んでしまう。そんな時に足を向けたい、隠れ家的な「bar nems(ネムス)」だ。4年ほど前に...

本日の1杯 vol.22【ソーダでアップする濃いめのモスコミュール】:XANADU

「本日は女性とデート」てな向きには、葉巻が置いてあるシックなオーセンティックより、少しおしゃれなバーはいかがか。「Shot Bar XANADU(ザナドゥ)」。JR五反田駅から200mほど歩いた桜田通...

本日の1杯 vol.21【ミントを優しくミックスしたフレッシュなモヒート】:バー ルージュ

新宿で食事をした後に、カクテルを飲みたくなったので「Bar Rouge」へ向かう。新宿3丁目の靖国通り沿いなので、東口もしくは歌舞伎町から移動するとよい。宵の口の新宿は集まりだした人、人の熱気でヒー...

本日の1杯 vol.20【蒸し暑い日はさわやかなサイダーを楽しむ】:トリプルクラウン

7月下旬で天気はよくないとはいえ、非常に蒸し暑い。そんな時は、さわやかなお酒が飲みたくなる。自ずと「トリプルクラウン」に足が向く。中目黒駅から池尻大橋に向けて5〜600メートルのところにある、知る人...

本日の1杯 vol.19【ピラルクーを眺めながら華やかなスプリングバンクを楽しむ】

バーのインテリアとして美しい珊瑚やカラフルな海水魚を泳がせた水槽を設定しているところは多い。宝石のような小魚がコミカルに動き回るのは見ていて楽しい。幻想的な雰囲気の演出に貢献度大だ。6年ほど前、熱帯魚...

本日の1杯 vol.18【原価で飲むシングルモルト余市1990】

BIG UPコーナーにも登場したノブさんが、五反田にダイニングバーをオープンした。その名も「原価BAR」。入場料1500円ぽっきりで後は、店内のメニューは、フード・ドリンクともに原価で提供して...

本日の1杯 vol.17【スタイリッシュなリュトングラスで飲むガージェリーエステラ】

四谷のバーで飲んでいたら、五反田で通っていたバーのオーナーとばったり出会った。手伝いで来ているのだとか。情報によれば、五反田の「Amami」(「本日の1杯vol.2【甘くてコクがあるが3杯目お断...

本日の1杯 vol.16【太宰治と飲むレモンのモスコミュール】

銀座最古のバー、5丁目の「ルパン」。 1928年(昭和3年)のオープンには里見とんや泉鏡花、菊池寛らが支援した。直木三十五、川端康成、林芙美子といった文人や、藤田嗣治、岡本太郎などの絵描き連、小...

本日の1杯 vol.15【0年ものから50年ものまで最上級コニャックに浸る】

ハイクラスなレストランでディナー。むしろ、そのデザートをキャンセルして上質のお酒をいただきに訪れたいバーがある。それが「ドンナ・セルバーィカ」だと人づてに聞いたからには、バッカスとしては行かずばなるま...

本日の1杯 vol.14【強烈な一升瓶入りの地ウィスキーをガツンと味わう】

バーは十人十色というか百花繚乱というか、1軒ごとに店の作りや雰囲気、客層が異なる。静かで暗い店内、ジャスが流れている店もある。少しざわついているくらいがかえってよい、と好みも人それぞれ。とはいえ、いつ...

vol.56:飽くなき冒険を続けるスキーヤー・三浦雄一郎

世界7大陸最高峰にスキーを担いで登り、滑り降りてきた三浦雄一郎氏。70歳と75歳のときに世界最高峰・エベレストに親子登頂した大偉業をご存知の方も多いだろう。父親の三浦敬三氏(故人)も世界最高齢の冒険ス...

vol.19 宮下純一

【宮下純一さんに7つの質問】 Q1:水泳との出会い 5歳のころです。それまでは顔に水がかかるのがダメで、風呂に入る時は必ず“シャンプーハット”を手放せませんでした。幼...

vol.55:山を愛し、山に愛されたスーパー女医・今井道子

ヨーロッパ・アルプス山脈に、マッターホルン、アイガー、グランドジョラスという4000m級の山がある。三山には三大北壁と呼ばる1000m以上の岸壁がそびえ立ち、その存在はクライマー達のあこがれになってい...

本日の1杯 vol.13【庭で取れたゆずを極上のカクテルに仕上げる】

あそびすと編集長の小玉さんの家で、ゆずがたくさん取れたという連絡があった。私がもらってももてあましそうなので、一緒になじみのショットバー〜vol3でも登場した「Libero」〜に持って行くことにした。...

本日の1杯 vol.12【大人の隠れ家で最高のサウンドと共に楽しむボウモア】

バー自体が隠れ家のような要素を持っているが、その中でも隠れ家の雰囲気を持つのが渋谷の「Bar Marge」。映画『太陽がいっぱい』(1960年)のマリー・ラフォレ演じるMargeから名付けたとのこと。...

vol.53:長谷川馨「なんでも興味があるんですよ」バーテンダー界の重鎮の話を聞け!

バーの大きな醍醐味のひとつは、バーテンダーと会話をすることだ。ただでさえ、普通の人とは異なる人生を歩んでいるうえ、長い年月の経験を積んだバーテンダーの話はとてもおもしろく、酒が進む。思いがけない縁で、...

本日の1杯 vol.11【古き良き特級表示時代のウィスキーを懐かしむ】

渋谷のホテル街に、入り口はわかりにくいが渋いバーがあると紹介され、探したのだが見つからず、あきらめてどこかに行こうとしたところ、交差点に看板を見つけた。紹介されたところとは違うのだが、「BAR 渋谷 ...

本日の1杯 vol.10【アロマ香るシガーと合わせて贅沢なロブロイに浸る】

手持ちのシガーを昼間の喫茶店で吸ってしまったので、確実にストックがあるところがいい。とはいえ、バーに置いてあるヒュミドールにはたくさんのシガーを入れることはできず、オーナーの趣味に偏るところがある。管...

本日の1杯 vol.9【フレッシュなグレープフルーツが爽やかなオリジナルモヒート】

今日は、恵比寿で人と待ち合わせ。だいたいの時間は約束しているが、お互い仕事の都合で少々前後する可能性がある。そんな時は、ホテルのバーでゆったりと待ちたい。そこで、ウェスティンホテル東京の1階にある「ザ...