3月16日に羽田を発って、屋久島を訪れた。
鹿児島空港に降り立ったとたん「暑いッ!」。いつになく、いつまでも寒くて「春まだ遠し」な東京横浜とは、同じ日本とは思えないほど。高速船Toppyで屋久島に上陸したら、ますますanother world!!冬支度できてしまったのだが、堪え切れずにスポーツ具屋さんで半袖シャツを買ってしまった。
3月19日
宮之浦岳登頂後、下っていって小屋入り、新高塚小屋のそばで見つけた杉の木。
特に名前がついているとか樹齢数百年とかではなく、普通の杉の樹だが、だからこそ「屋久島」を象徴している様相だ。杉の樹を覆う苔に落ちた異種樹の種が芽吹き徐々に育っていくと、やがて、いくらはふかふかに苔むしていても、根を張るには値わず、なんとか命永らえるために、それこそ必死で根を張る土を求めた結果の姿。よく見ると、この杉樹には3本の木が間借りしている。
苔の色も春めいているのが見てとれる。
3月20日
新高塚小屋から下山。楠川の別れから荒川口へ。ふとみると山桜が。河津桜に次いで、今シーズン2度目の桜縁。広葉樹の新緑も目に鮮やか。春だ!
帰路、鹿児島港から空港への車窓からも、山々は新緑と山桜の織り成す春パステル色に身をやつしていた。
「関東地方、気温10度」
ラジオの情報に、同乗一同
「マジかよ~!!!」
狭い日本!これが長いんだな~結構!!
*宮之浦岳縦走ルポは後ほどに。
*「河津桜」関連記事
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