少しづつスーパーでも山菜がではじめてきましたね。
山菜も栽培されたものと露地ものとがあります。
早い時期のものは栽培ものが多いですが、露地ものは季節ごとに生えるものが変化していきます。
みなさんハーブティーやアロマテラピーをちょっとした不調のときに取り入れたりしていませんか?
海外からのものはオシャレで恰好がいいので目につくことも多いと思いますが、ふと日本に置き換えると野草や山菜とまさに、日本のハーブがあります。
例えば蓬。どこにでも生える蓬の生命力はお灸のもぐさの原料ですね。
昔はそこらに生えているのを摘み祖母に血を強くしてくれるなんて教えてもらったことを今でも記憶しています。
山椒や三つ葉、セリに大葉なんて聞くと日本のハーブもイメージしやすいかもしれません。れません。
さて話は戻って、体内に栄養を蓄えていた冬が過ぎ春になると体内に溜めた不要な老廃物を排出するのが春ならではの体の変化です。
それをスムーズにしてくれるのが山菜。
熊が冬眠から目覚めて一番最初に食べるものはフキノトウなんて言われてもいます。
山菜には抗酸化作用が高いポリフェノールが沢山入っています。
独特の苦みは植物性アルカノイドによるもの。体内に溜まった余計な熱と水を排出する解毒に役立ちます。
『春には苦味を盛れ』という言葉があるのもうなずけますね。
効果が強いだけに、とり過ぎにも注意。どんなこともバランスです。
上手に取り入れて体を目覚めさせましょう!
最近は除草剤や農薬をまいている土地も多いです。
また、分からないのに採って食べたら毒性のあるものだったりということもありますので天然のものは買うか知識のある人と採るようお気をつけください。
アクが強いものも多いのできちんとアクを抜くこと。
天ぷらは高温で揚げるためシュウ酸が分解されるのでアク抜きはいりません。
伝統的調理法は理にかなっていますね!