大丈夫? 夏の胃腸疲れ

早くも9月が間近にせまってきましたね。
夏の強い陽射しで体力も奪われ、体調不良の声を聞き始めるようになってきました。
冷たいビールに果物、アイス、つるっとした素麺、外食をいつも以上に楽しんだのではないでしょうか?
私は連日ホームパーティーをしたり、友人との外食など食事もお酒も楽しみました。
けれども、これっぽっちも胃もたれや体調不良は無く、むしろいつもより元気かもしれません。

tomoka_20140822_a.JPG
今回は玄米を使った甘酒をご紹介。
レシピは最後に
理由はひとつ、食べすぎていないから。消化しているかを体に聞いて調整しています。
食事というのは朝、昼、晩食べるという決まりごとでは無く、お腹が空いたら食べるものです。お腹が空いていなく、過剰に入った食べ物は消化が悪く胃もたれ、眠気、だるさの原因に。こんな状態が夜なら、なおさら内臓が休まりません。
お料理教室の生徒さんたちやお家でパーティーしているときも、『もう食べないのですか?』とよく聞かれますが、消化のバランスを考えて翌日の予定を考え食べているのです。
例えば友人とコースのランチを食べに行くとすると、朝は具の少ないお味噌汁1杯にお昼はコース、夜はお番茶か具の無い味噌汁か。
普段の朝は温野菜サラダや具沢山お味噌汁、お昼は一汁2菜ぐらい、夜も一汁1菜、そしていずれも、腹8分でよく噛んで(これ大切)夜の6時までにすませます。
6時過ぎて食べるときは、翌日お昼まで食べません。そんな風に自分の消化速度に合わせて食事をしています。先祖代々の体質の違いで早く消化できる人、すごく時間がかかる人、それは自分しかわかりません。食べ過ぎた!と思ったときは減らすとか抜くという調整をせひお試しくださいね。

また、プチ断食もおススメ(完全に抜くのはきちんとした指導のもと行なってください)。すべての病は腸からくると言われるほど、腸がキレイだということは大切なことです。みなさんもお休みが欲しいように、胃腸にもお休みをさせてあげてください。もれなく、美肌も手に入ります。
食べ物への執着を手放せると、心の執着も手放せます。
玄米甘酒で週末や食べ過ぎた後にプチ断食をしてみては?
ご飯の変わりに、1日3回 好みの濃度の甘酒をコップ一杯、生姜の絞り汁1?2滴を加えてよく混ぜて飲む。ただそれだけですが、発酵し、甘い甘酒はお腹にたまりますよ!
甘酒を温めるときにひとつまみの塩を加えるとより味が深まります。
もちろん、万が一体調に異変を感じたらすぐに止めましょうね。

tomoka_20140822_recipe.jpgtomoka_20140822_b.JPG
炊飯器に玄米、米麹、お水をセットして「保温」に……
tomoka_20140822_c.JPG
こちら12時間後。すっかり発酵いたしました