執筆者: 小玉.徹子

輝天炎上

ちょっと待ったあッ!「ケルベロスの肖像」を未読の向きは、是が非でもそちらから先になさるが得策。というか…海堂作品未経験者ならば、相当アドバンス編なので著作時系列を追われたほうが賢明かと。...

ケルベロスの肖像

これは一大事!本書の帯に「バチスタシリーズ、ついに完結!」とあるではないか!ま、ま、まさかッ!「バチスタシリーズ、永遠なれ!」と思う絶大なファンならずとも、衝撃のあまり、ページをめくる手が震える。面白...

Vol.75 竹内洋岳&猪熊隆之
 "登る人"と"予報する人"、その長い友情と信頼を語る

邂逅――「スゴイ人がいるな」by猪熊、「猪熊さんが事故?」by竹内 竹内●というわけで再びやって参りました。ははは。 猪熊●どうぞよろしくお願いいたします。 ――今回は特別に、前々回登場の竹内洋岳さ...

カラー高山植物

本著は残念がら既に絶版になっている。とあるアマゾンのとあるマーケットプレイスで、幾冊か求められるに過ぎない。併記の『増補新版……』を薦めたほうがあるいは正解なのかもしれな...

初代 竹内洋岳に聞く

アルピニスト竹内洋岳氏といえば、2012年5月26日にヒマラヤ・ダウラギリ8167mに登頂。世界で19人目、日本人初の8000m14座完全登頂を達成し、国内外で大きく報道され、人々の感動と称賛を集めた...

Vol.68 多賀谷治
 立山の"哲人"が語る「ガイド」と「アノ人」

秋田の"鉄橋"が生んだ、立山が誇る山岳ガイド ----多賀谷さんは年齢はおいくつでらっしゃいますか? 多賀谷●そうだなあ、昭和30年(1955年)の生まれだから......57歳...

岳(18)

穂高・槍の縦走から降りて帰ったら、家に『岳』の18巻が届いていた。お行儀がよろしくないが、さっそく筋肉痛の脚を机にほりあげて読み始めた。10ページほど進んだところで、電話が鳴ったり、食事だのなんだので...

Vol.67 柳沢太貴
 名物山小屋の若大将が語る「あの日、そしてこれから」

八ヶ岳が誇る山小屋「赤岳鉱泉」、四代目が登場 ----柳沢さんはお生まれは何年ですか? 柳沢●昭和63年ですね。ちなみに2月19日生まれです。 ----えーっと......(計算中)あ、24歳です...

「塔ノ岳」の「塔」って?!

塔ノ岳の「塔」は何たるや?!を知りたくて、という訳でもないが、「山を行き、山に眠り、山で目覚め、また山を行く」的な歩きがしたくて、テント背負って、食糧担いでOさんと丹沢縦走にでかけた。 4月28日:...

恐怖!アバランチ・ハザード・トライアングル実感!@唐松岳

4月15日 ヘッドライトは必要ないほど白んできた早朝5時ちょっと過ぎ出発。 本郷チームはKさんと私。福田ガイドチームと連れ立って。 少しして夜が白んでくる。振り返れば日の出の陽光で、後にした八...

「桃源郷」は春まだ遠く・石和温泉取材ルポ

4月3日 なんか、取材ってえと天気が悪い。河津の時は「桜」の取材だってのに大雪をついての出発だったし、この度はまた都心の電車を止めてしまうほどの強風。1台遅らせていたら足止めを食らっていたろうという間...

ラスト雪山&アイスクライミング@南八ヶ岳

恐らく今シーズン最後の鉱泉基地の雪山とアイスクライミング@キャンデーになる、というので、いつになく張り切って参加。 4月7日 4月だというのに赤岳山荘から鉱泉へ上がるさえ雪降る中。結構、気温も低い...

Vol.64 白籏史朗
 山岳写真のパイオニアが語る驚天動地すぎる山人生

――白籏さんとは、山小屋で酔っぱらっておられる……妙な敬語ですね(笑)、そんなときにお目にかかったことがありますが、地上では初めてですね。 白籏:ははは、そうですね。...

山、わが生きる力

例えばエベレストに代表される8000m峰登山ドキュメントフィルムなどを観たときに、登山家の偉業に目を見張るのは必定として、ふと「ここまで臨場感のある絵を撮っているのは一体、どんな人なんだろう?」と首を...

ヒマラヤ・アゲン!2011'-1

2011年10月末から11月にかけてネパールの地を踏んでから、さほど経っていないのだが、年が明けを挟むと、手帳を新しく替えたように記憶も彼方に後ずさりしてしまうようだ。2010年10月に続いて2度目の...

桜咲いたか?河津の桜!!!

2月29日 なんでよ〜ッ! よりによって「桜」の取材に出かける日の朝、外は大雪!予報では聞いてたけど、ここまでとはッ!いつ止むともなく、しんしんと降り続けている。 いくら4年に1度の2月29日だ...

アイス日和

2月12日(日曜日)快晴!と言ってもいい。数日前の寒波襲来はどこへやら「さすが立春過ぎるとこうなの?!」と思うぐらいの上天気。諸事情で赤岳山荘到着は11:30。くだんの「親子丼」でお昼してアイスゲレン...

タイライフ最終編

1月31日 午後3時にプラナン発ち、ということで、朝食後にシーカヤックにチャレンジ。 屋久島のリバーカヤックやら昨年もここで漕いだし、アタシは経験者だった。チアキちゃん(長男のヨメさん)は...

Vol.63 栗城史多
 人の心を掴み続けるフツーの登山家のフツーじゃない魂

——栗城さん! 栗城●ハイっ(ニッコリ)。 ——いきなりですが栗城さんが最初に登ろうと思ったのは、なぜマッキンリーなんでしょうか!? 栗城●それ...

タイライフそもそも編-2

1月29日 ぐっすり睡眠で、すっきり「おはよ〜!!!」。 ってか、こどもらがコテジの目の前にあるプールで、朝の早よから大騒ぎ。わいわいガヤガヤやら水音やらで、寝てなどいらりょか! ▲コテジの目の...