執筆者: パッハー 眞理
構内は天窓で明るいベルゲン駅ノルウェーの首都オスロからベルゲンへ汽車で移動した時のこと。“国内”と言っても約7時間の汽車の長旅だ。ベルゲンというと、かの有名なフィヨルドのツアー...
ヨーロッパでは、ひとりで迎えるクリスマスこそ辛いことはない。日本で言う大晦日とお正月といったものだろう。家族だけで過ごし、夜中には教会でクリスマスのためのミサを聞き、翌日はプレゼントを交換しあう。一人...
人づてに素晴らしい農場があると聞いて、駅の名前だけを頼りに探すこと1時間。あきらめかけたら、やっと農場にたどりつきました。畑に勤めている人懐こいアンキットさんが、さっそく案内してくれます。「春菊? 小...
台所をあずかる主婦としては、市場はとっても気になる存在です。一応大なり小なりコロニー(居住区)内には市場が存在するし、毎朝のように野菜や果物を積んだリヤカーが家の前の通りに売りに来ます。だからデリーの...
インドといえばダージリンのお茶。前回でもダージリンの紅茶について触れていますが、何種類もテイストしたはいいけれど最後は何がなんだかわからなくなりそうです。でも、化学肥料を一切使わずに作られた紅茶農園と...
健康志向者が急増しだしたインド。本屋へ行くと、最近は健康コーナーに本の種類が多いのに気がつく。また次々と創刊される雑誌もヘルシー志向をターゲットにしたものが多い。 今日はそんなインドにちょっとした旋...
庶民の足ともいえる「オートリキシャ」は、その名前の通り日本語の「力車」からきている。三輪タクシーといったところか? このオートリキシャ(インド人はオートと呼ぶ)はメトロより安いし,小回りがきくので活躍...
厳冬のウィーン。その寒さを吹き飛ばすかのように毎年オーストリア人はワルツで踊り明かす。そう、大晦日の「皇室舞踏会」を皮切りに舞踏会の季節が始まったのだ。そんな豪華絢爛な舞踏会は年末から3月まで続き、紳...
【晩秋は朝食】皆で集まるブレックファーストパーティ【2nd.シーズン】
オーストリアでは「朝食は皇帝のように。昼食は王様のように。夕食は乞食のように」という面白い格言がある。つまり、朝は1日のスタートだから、皇帝のように豪華に、たくさん食べましょうということなのだ。そして...
ニューデリーの中心から南に4キロの場所にあるロディガーデン。東京ドーム7.7倍の広さ「家の近所でヨガをやっているグループがあるのだけれど、見るだけでも面白いわよ」そう上の階に住むマダムに言われた。ちょ...
南はギリシャ、北はトルコ人が生活をしているキプロス島には、7キロに及ぶ"グリーンレーン"という国境を示す場所がある。同じ島というのに、トルコ側ではトルコのリラに両替が必要であり、な...
「ゴアは最高だからぜひ行ってごらん!」インドに来て知り合ったインド人に、「どこが国内旅行のお勧めか」を尋ねると誰もがこう答える。一年中気温が30度というゴアは、寒い冬のデリー(寒いんです)を抜け出して...
世界でいちばん緑の多い首都はいったいどこなのだろうかと調べてみると、なんといま住んでいるインドのニューデリーだった。ところが別角度の調べ物をしてみると、現在デリー南部ではPM2.5濃度が1日平均1立方...
「サザエさん通り」で有名になった桜新町。 この界隈は私の地元なのだが、よくTVドラマのロケ地に使われている。 圧巻が何と言っても呑み川の桜。そこに繰り広げられているのはまさに桜のトンネルの別世界...
インドのインドによるインド観光客のための“テーマパーク”、「Kingdom of dreams」。“夢の王国”とはまた響きがいい。デリー市内から南西30...
ヒンドゥー教の国であるインドだが、次に教徒の数が多いのはイスラム教である。ドレスに合わせた派手なアクセサリー毎週土曜日はなるべく自分の足で歩いて散策することにしているのだが、今回はデリー市内で特にイス...
このたび初めてインドに来るという長男。よく考えたら、食器も揃っていないし、寝具もままならない状態だ。まだ夜中は冷えるデリーの2月。当然布団も枕も必要だ。息子にはグリーン系、エヴァに赤系を用意。さあ、こ...
11月も半ばだというのに、インドのニューデリーは、まだ日中32度の日々が続いている。春にデリー入りしてから、ほとんど真夏じゃん!? いい加減この天気には飽きてきた。「ディワリ」で賑わうマーケットで、今...
素敵なコペンハーゲンの運河以前のこと。某大手旅行社が発行するタブロイド紙で紹介したウィーンの記事が好評で、次回は海外で有名な鉄道を紹介する記事を書かないかと言われたことがある。そのとき迷わず、スイス...
最近すっかり月イチでの同級生飲み会には行けなくなった。年始に大腸がん検査で引っ掛かって内視鏡でポリープを3個取ってからというものの、アルコール類が飲めなくなってしまったからだ。しかも、飲み会の仲間はみ...