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本日の1杯 vol.13【庭で取れたゆずを極上のカクテルに仕上げる】

あそびすと編集長の小玉さんの家で、ゆずがたくさん取れたという連絡があった。私がもらってももてあましそうなので、一緒になじみのショットバー〜vol3でも登場した「Libero」〜に持って行くことにした。...

本日の1杯 vol.12【大人の隠れ家で最高のサウンドと共に楽しむボウモア】

バー自体が隠れ家のような要素を持っているが、その中でも隠れ家の雰囲気を持つのが渋谷の「Bar Marge」。映画『太陽がいっぱい』(1960年)のマリー・ラフォレ演じるMargeから名付けたとのこと。...

本日の1杯 vol.11【古き良き特級表示時代のウィスキーを懐かしむ】

渋谷のホテル街に、入り口はわかりにくいが渋いバーがあると紹介され、探したのだが見つからず、あきらめてどこかに行こうとしたところ、交差点に看板を見つけた。紹介されたところとは違うのだが、「BAR 渋谷 ...

恋に落ちた瞬間

そのときまで、わたしにそんな瞬間が訪れようとは思ってもいなかった。恋を夢見るような年頃はとっくの昔に過ぎ去っていた。それまでのわたしには何もなく、それからのわたしにもずっと何もないままのような気がして...

本日の1杯 vol.10【アロマ香るシガーと合わせて贅沢なロブロイに浸る】

手持ちのシガーを昼間の喫茶店で吸ってしまったので、確実にストックがあるところがいい。とはいえ、バーに置いてあるヒュミドールにはたくさんのシガーを入れることはできず、オーナーの趣味に偏るところがある。管...

本日の1杯 vol.9【フレッシュなグレープフルーツが爽やかなオリジナルモヒート】

今日は、恵比寿で人と待ち合わせ。だいたいの時間は約束しているが、お互い仕事の都合で少々前後する可能性がある。そんな時は、ホテルのバーでゆったりと待ちたい。そこで、ウェスティンホテル東京の1階にある「ザ...

vol.18 坂口直樹

【坂口直樹さんに7つの質問】 Q1:『〜笑いと涙の“路上詩書き唄い人”誕生秘話〜音楽と詩を始めたきっかけは?』 それはもう、『目立ちたい』とか『モテたい』とか…...

vol.17 まつばらあつし

【まつばらあつしさんに7つの質問】 Q1:アニメーション作家としてデビューする経緯は? 通っていた美術学校では映画について学んでいたため、アニメの専門的な勉強はしたことはなかったんですね。ただ、子...

本日の1杯 vol.8【ジンの3大カクテルをまとめて楽しめる"名前のない"オリジナル】

品川区の大井町駅周辺はJR山手線を外れているものの、お薦めのショットバーがたくさんある。今日は、大井町でも老舗である「KIYOMI」で飲むことにした。 KIYOMIのマスターは日本バーテンダー協会の全...

初恋らしきもの

初恋かあ… しばらく腕を組んでみたところで、盛大な山あり谷ありの人生。さんざん昇り降りした後「さて最初の峠はどんなだったかいな」って話し。覚えているやら、いないやら。そもそも。どこからを...

本日の1杯 vol.7【若い刺激から芳醇な逸品までカリラを堪能する】

ウィスキーは、銘柄の種類が多いだけでなく、カテゴリー分けも細分化・多階層化している。バーカウンターで蘊蓄を垂れる必要は全くないが、飲むときに知っておくと味を体系化して楽しめるし、女性に無邪気に質問され...

vol.16 nobu(横山信夫)

【nobuさんに7つの質問】 Q1:お酒との出会いは? 小さい頃から両親が花屋をやっていて、自分もサラリーマンではなく、商売をやってお店を持つと、決めていました。だから、大学進学などは考えず、学校を...

本日の1杯 vol.6【潮の香りでスコットランドへトリップするレアなアイラモルト】

新しいバーを開拓するのは無上の喜びだ。何度も歩いた街でも、注意深く探していると新しい看板を見つけることがある。店の佇まいからおおよそのことは想像がつくものの、ハズレもある。それはそれで面白い体験ができ...

交換日記

本棚に見慣れない古いノートがひっそりと挟まっていたのに気がついたので、とりだしてみたら交換日記だった。高校生の頃だからもう何十年以上も前のことだ。ひろげて眺めてみると、ちょっとカビ臭くホコリっぽい香り...

本日の1杯 vol.5【まずは柑橘系風味の"生"白ビールでのどを潤す】

バーホッパーも、まずはビールで一杯という気分の時がある。そんな時は、やっぱり生がいい。モルツやヱビスも捨てがたいが、メニューにあるならヒューガルデンは外せない。五反田のアイリッシュパブ「ザ グラフトン...

本日の1杯 vol.4【シガーをくゆらせながら堪能する芳醇な山崎シェリーカスク】

仕事が終わって帰宅する道すがら、視線は常に左右にせわしなく動いている。もちろん、入ったことがないバーを探すためだ。場所は恵比寿だが、普段あまり行かないブロックをさまよっていたところ、渋い看板を見つけた...

vol.15 龍RON

【龍RONさんに7つの質問】 Q1:タトゥーとの出会いは? 子供の頃、銭湯で刺青を見たのが最初でした。どんな図案だったのか、今でも鮮明に覚えています。職人さんたちがよく来る銭湯で、その背中に張りつい...

本日の1杯 vol.3【女性が喜ぶフレッシュなキウイを使ったフローズンカクテル】

バーといっても、店によって雰囲気は千差万別。薄暗い照明に静かなお店や、ソファがあるラウンジ風、軽く一杯の立ち飲みスタイルなどなどなど。そんな中、長いつきあいの友人と一緒に飲みに行くなら、楽しい会話がで...

愛しのグローリア

グローリアは20歳になる米国の人で、絹のようなブロンドが美しくブルーサファイアの瞳をキラキラ輝かせた素敵な天使でした。私も20歳。ある熱い夏に偶然出会ったのです。 当時、名古屋の極貧学生だった私は伏...

本日の1杯 vol.2【甘くてコクがあるが3杯目お断り?のジンフィズ】

バー・ホッパーとは、ショットバーで1〜2杯飲んですぐに次の店に移る人たちのこと。バッタのように店を飛び跳ねて移動する様から、こう呼ばれている。1人のこともあるし、2人組のこともある。 お酒が好...