義父の周りで噂となっているヒートテックたち
この冬買ったいちばんの「アタリ」は、なんと言ってもヒートテック。
「ヒートテック様ありがとう」と手を合わしているほどで。
というのも、年末年始にかけて実家の大阪に里帰りした私たちは、その後アルゼンチンへ戻る“途中”、旦那の実家であるイギリスに寄りました。となるとお土産をどうするかですが、ジャパニーズらしくて、使ってもらえるもので、その上あまり荷物にならないもの……って、なにがありますか? “ご訪問”も頻繁になってくると、喜んでもらえそうなお土産を考えるのも一仕事なのです。
“ジャパン”といってハズレがないものといえば「食べ物」ですが、 何人かにはお土産を預ける予定だったので、賞味期間を気にせずにすむものがいいし……と、そんなとき目にしたのがユニクロの広告。私は決してユニクロひいきの人間ではなく、あんなにも世間がユニクロで騒いでいたときでさえユニクロのフリースさえも着たことがない、極めてユニクロ音痴な人間ながら、ちょうど日本同様イギリスでも今年の冬は厳冬で、11月末に雪が降ったほど寒いと義母が言っていたことを思い出し、ピンときたのです。洋服では個人的な好みもあるだろうと、噂のヒートテックインナーを家族のメンバーにそれぞれ買いました、が、それはそれは家族みんながものすごく喜んでくれたのです。
ヒートテックをものすごく喜んでくれたイギリスの家族
「あそびすと」だもの、やはり食物の写真(笑)。
< 義父特製のベリーポークとベイクトベジタブル
「事件」はその後、イギリスからアルゼンチンに戻ってきた後。義父からの電話で、あれはなんと言うメーカーで、どこで買えるのか、と矢継ぎ早に聞かれ、というのも、あまりの温かさに周りの人にヒートテックの自慢をしていたところ、義父や義兄の友達もほしいということになったそうで。「ヒートテックを扱っている『UNIQLO』はロンドンにも店があるはず……」などと説明する私。こんなことならヒートテックで全身を包めるほど全シリーズを買っていくんだったと思いました(笑)。
ちなみに今までの経験からの“ヒットお土産”は、五本指の靴下やストッキング、腹巻、お箸、日本のお菓子や食材などを筆頭に、日本での私たちにとって極めて普通の日常のもの。 3色のノック式のボールペンや
これぞジャパニーズ柄が揃う関空のダイソー。
そういえばユニクロも関空内にあったなあ……
消しゴム (消し跡のキレイさや可愛さ) などの日本の文房具類も評判がいいですし、“日本で買う”日本茶やお醤油も喜ばれました(海外ではグリーンティーでも醤油でも味が違うんですよね)。 そしてものすごく喜ばれるお土産は案外「100円均一ショップ」で揃ってしまうことも発見したりして……。ただせっかくのお土産に手を抜きたくない人には、関西国際空港内にあるダイソーまで行くのがお勧め。街にある100円均一ショップで扱っているのと同じ商品群ながら、そのデザインが浮世絵模様などの和風や和柄なので、守備範囲広く喜ばれることうけおいです。
喜ぶ人がいてこそ買物は活きる、そんな買いものの基本となるルールを思い出した冬のあたたかい買いものでした。