関越自動車道の沼田ICから約10分ほどこれ、何の話をしているのか当ててみてください。
【ヒント1】全国各地に1000箇所近くあります。
【ヒント2】そこには美味しいものがたくさんあります。
【ヒント3】気づいたらデパ地下なみにお金が消えていきます……。
正解は、「道の駅」。一般道にあるサービスエリアのようなこの施設は1993年(平成5年)、Jリーグが開幕した年に登録がはじまり、関東地方だけでもその数は100を超えているそうです。ドライブで一度は利用したこと、ありますよね。
そんな関東の道の駅では利用者による人気投票が行なわれているのですが、なんとその投票で5年連続して人気ナンバー1に輝いた超人気の道の駅があるんです。
「田園プラザかわば」に到着。
食べ物関連の施設多すぎですよ
とにかく広大な敷地!
池まであります群馬県利根郡川場村、群馬のやや北寄りの里山に囲まれたこののどかな土地にあるのがウワサの道の駅、「田園プラザかわば」です。
幸いなことに道すがら大きな渋滞もなかったのですが、道路よりも道の駅の駐車場が大混雑、施設からかなり遠くにある臨時駐車場までビッシリと埋まっています。さすがは人気ナンバーワン!
連休だったので施設内はどこも大混雑。
みなさんたくさん買い物されてましたようやく敷地に入ると、とにかく広い! 建物がたくさんある! 道の駅というよりは大自然の中にあるアウトレットモールみたいです。敷地面積は約5ヘクタール、東京ドーム(約4.7ヘクタール)よりも広いとか。そのなかにビール工房、ミート工房、ファーマーズマーケットなどさまざまな施設があって、テラスで名物地ビールの「川場ビール」を飲んだり、ジャムやこんにゃくの手づくり体験ができたり、敷物を敷いてピクニックを楽しむ家族連れもいて、1日過ごせそうな楽しい場所です。人気スポットだけにお店での会計は少し行列しますが……。
ムコ殿もさっそく新鮮な地の野菜や手づくりソーセージを買って、できたてのソフトクリームもいただきました。
それから、この時期に川場の道の駅に来たら忘れてはいけないのが、ブルーベリー。敷地の奥には小高い丘があって、ブルーベリーの木がたくさん。じつはここで無料のブルーベリー狩りが体験できちゃうんですね。さすがは人気ナンバーワン!! ちびっ子たちもズンズンと丘を登り、斜面で体を斜めに踏ん張りながら紫色の実をつまんでいます。ムコ殿もひと粒、パクリ。うん、よく熟れた実は、甘い! ちょっとでも熟れてないと、酸っぱい!
食べ放題の「ブルーベリー公園」を発見。
持ち帰りはNGなのね
完全に紫色に熟した
ブルーベリーじゃないと酸っぱいのだ食べものの味って記憶と結びつくものですから、実際にその土地に行って地のものを食べたり、つくり手の顔が見えたりするもののほうが断然、美味しいに決まってます。各地の何気ない風景にある至福、また出会いに行きたいものです。