同級生とBBQで燃え尽きた日!

最近すっかり月イチでの同級生飲み会には行けなくなった。年始に大腸がん検査で引っ掛かって内視鏡でポリープを3個取ってからというものの、アルコール類が飲めなくなってしまったからだ。
しかも、飲み会の仲間はみんな近所住まいだが、肝心の私は電車で小一時間はかかるところに住んでいる。というわけなので、頻繁に行なわれる彼らの飲み会には実家に泊まりがけ以外に参加できない。なんとも悩ましい。
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お喋りに飲み食いに忙しく
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どんどん焼いて食べましょう!
そんなご無沙汰状態も寂しいからと、BBQパーティを開催した。ときは6月20日、はたして「父の日」に集まってくれるか心配ではあったが、声をかけた6人全員が来てくれて大喜び。なかにはお互い20年以上も会っていない人もいたから、少人数なのに蜂の巣を突いたような大騒ぎ。すっかり気分は中学生。

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かわいそうなワンコはにおいだけ
住まいであるマンションの共有スペースにはなんとBBQコーナーがあり、ワンコ用のパーキングもあるので、大人しく愛犬はくつろいでいる。夫もマンション内にあるコンビニで飲み物を買い足しに出たり入ったりと大忙し。
私はW杯も見ずにイカやら豚肉、ホタテのマリネや味付けソース各種作りに忙しくしていた。その甲斐もあって大成功。食材は前の日に買い出しして一晩おいているから味は充分浸透していて美味しくなった。

中学のころに戻ってワイワイガヤガヤと大いに食べて飲んで、至上の時を過ごせたのも、長い間培われてきた友情があるからだろう。二次会は新居の我が家でコーヒーと焼酎にワイン、さらにビールとまだアルコール三昧。話が途切れることなく童心に帰ってしまう。そこに私が大事に保管していた小学校と中学校の卒業アルバムを出してきたから、また盛り上がった。というのも、最後のページに各々から一言入りでサインを書いてもらっているからだ。 100630_04_04.jpg
終わることを知らない2次会はリビングで
当の本人が30年以上も経ってそんなアルバムを見せられては話がはずまないわけがない。友情とは、幼なじみとはなんていいのだろうと再認識した日だった。

午後4時から始まったBBQパーティも11時過ぎてお開きになった(ずーっと喋り続けていたので翌日は喉が痛くなったのはご愛敬)。
帰り道、楽しい思い出を持って帰る仲間を駅まで見送りに行った。小学校と中学校での“出会い”があってこそ今いる仲間たち――そう思いながら、いつまでも改札口で手を振り続けた。