ムコ殿、アウトドア初心者のためのリュック出会い術

イギリスの絵本作家で、ガーデナーとしても人気のあったターシャ・テューダーさんは、年に一度のクリスマスを楽しむために、半年も前から準備を始めていたそうです。きっと、準備している間もワクワクソワソワされてたんでしょうね^^
わが家も旅行やらパーティーやら何かしらのイベントが決まると、「本編より楽しいのでは?」というくらい準備で盛り上がります。たとえば旅行って、実際に出かけてしまえばあっという間、準備しているときがいちばん楽しい……そんな経験はありませんか?

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前夜に出会ったMYリュック
イギリスの「カリマー」社製


さて、今回のイベントは「ハイキング」。
最近は「アウトドア女子」も急増中で、おしゃれハイキングを提案するガイドや雑誌もたくさん出てるんですね。奥さまが買ってきたそんな本をパラパラと眺めて、「次の土曜日、いざ北鎌倉ハイキングだ!」と決まったのがその週の日曜日。
「着るものと靴は有りモノでOK。でも肝心のリュックサックが、ない!」
その週はとっととお仕事を片付けて、奥さまと待ち合わせてはアウトドアショップに足を運びました。月曜から毎晩リュック選び!!
雑誌を見てイメージを膨らませてきたとはいえ、リュックなんて背負うのも買うのも10年以上はブランクありのムコ殿。お店に並んだリュックをとっかえひっかえ背負ってみるものの簡単には決められません。たまらず、アウトドア愛出しまくりの爽やかな店員さんにアドバイスを求めて、

「値段が安いものは体へのフィット感が雲泥の差である」
「腰のベルトでしっかり支えてくれるものがラクに歩ける」
「雨ぶた(リュックの口を閉めてベロリとふたをかぶせるタイプ)があると、脱いだ上着など荷物を挟めて便利」

という的確なアドバイスをいただき、どうにかお気に入りのリュックに出会ったのが直前の金曜の夜。奥さまはしっかりアウトドア仕様の帽子も新調しました。
おやつ(「ハッピーターン」と「ヨーグレット」は基本のキ)、お弁当、敷物、着替え……結局荷造りは出発の朝に敢行!



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天園ハイキングコース。
カラフルなアウトドア女子も多かったです


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山ルール「すれ違う人との"こんにちは"」
は気持ちのよいもの



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山歩きにはいい感じの「棒」がないと!
めざとくゲットしました


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背負い心地抜群のリュックのおかげで
階段だってNO問題

そうそう、肝心のハイキングもちょっとだけ(笑)ご報告。
初心者向けと紹介されていた神奈川県・北鎌倉の「天園ハイキングコース」は、思った以上にアップダウンがあってなかなか歩きがいがありました。山歩きには欠かせない「拾った棒」を手に木々の中をぐんぐん歩きます。リュックは背中にフィットしてたしかにラク。山頂で食べたおにぎり(ムコ殿リクエスト、丸美屋の釜めしの素を使用)もまた格別でした。
そんなわけで、最初のハイキングは大成功! 今までは見向きもしなかったのに、街を行く人の背中のリュックが妙に気になりだしたムコ殿でした。