ゆかいな仲間たちとアサード&ワインパーティー

昼間はまだまだ暑いですが暦の上では秋のブエノスアイレス。夜風が気持ちいい季節です。


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テラスで「ハイチーズ」

さあ、その夜風を楽しむべく仲間たちが我家にやってきました。アルゼンチンで仲間が集まるとそこに必ずあるものといえば「アサード」!ワイルドなアルゼンチン流バーベキューのこと。何がワイルドかって?肉の大きさ。切り方。部位の種類。全てにおいて豪快です。

私が住むマンションには屋上にプールやサウナがありその一画にアサード網があります。マンションのベランダや屋上にまでアサード用の網があるなんて人口より牛の数が多い国ならではですよね。


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頼もしいアサドール

お昼を過ぎるとみんなが肉を持って集合し始めました。肉の真髄を知り尽くしている国だけあって持ち寄られる肉の種類は実に豊富。アバラ肉、バシオ(お腹の肉)、モジェッハ(甲状腺)、チンチュリン(小腸)、リニョン(腎臓)などの臓物など少しずつ食べても全種類を制覇するのは至難の業なほど多種類です。それらをアサドールがじっくり焼いていきます。

アサドールとは肉を焼く係りの人でいわゆる肉奉行のこと。炭の置き方から火加減、肉の塩加減がどうやらこうやらとうんちくが語られる世界でそれぞれのアサドールにこだわりがあり外野はその日のアサドールの哲学に黙って従います。


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肉の種類の豊富さは見事。

通常はアルゼンチンでは肉を焼くのは男性の役目ですが今回はクラウ(女性)がアサドールの役目をかってでてくれました。2時間ほど前からうちに来て準備してくれた彼女。網の前で炭を組み上げている姿はとても頼もしかったです。

さて3時過ぎから集まり始めたのに実際お肉にありついたのは夜8時を過ぎてから。じっくりと焼くのが美味しさの秘訣ですからね。
その間いったい何をしていたかって?-もちろん片手にはワイングラスが!
というのもこちらではワインデリバリーサービスが気軽に利用できるんですね。参加者の人数やメニュー、予算を言うとソムリエがワインを選んで配達してくれます。


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お気に入りの赤ワインCALLIA

70ペソ(約2,000円)以上注文すると配達は無料なので車を乗らない私にとっては重いワインボトルを何本も運ぶ必要もなく、ソムリエのチョイスのおかげで毎回新しい味に出合う楽しみもあり、店が閉まっている夜11時まで電話注文できるのでかなり重宝しています。


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ワインデリバリーサービス 0800-Vino
http://0800-vino.com/index.php

今回もアペリティフ(食前酒)?アサードと楽しむワイン?食後のデザートワインとワインのフルコースを演出してくれました。
夜風を楽しみながらアサードとワインそして心の底からガハガハと笑いあう仲間たちとの時間が秋の始まりを快く運んできてくれましたよ。