エンタメ
地方在住のクリエイターなら誰しも、仕事が溢れている東京を夢見るだろう。今では売れっ子の漫画家カラスヤサトシの上京、そして上京後の駆け出し生活を描いた自伝的映画が本作である。 無計画で夢見がちな売れない...
ikkieの音楽総研、前回に続き今回も俺の大好きなバンドを紹介します! 2回目の今回は、わたくしの洋楽童貞をうばったあのバンド、「DURAN DURAN」でございます! 1981年にデビューし、鮮烈...
誰かの死をもってでしか別の誰かの“生”を維持できない現代の臓器移植。本作はそんなジレンマをクリアした人類が迎える新たな課題を皮肉たっぷりに突きつける。 今から約20年後の未...
なんらかの理由で壊滅し、文明が途絶えた世界。地獄絵図と化したその終末後のなかで、人が人としての善性を失わずにいること……そのことがいかに尊いことなのか。過酷すぎるほどの描写...
白い雪と氷の国、スウェーデン。この国のベストセラーとなった、美しい童話のようなストーリーに乗せて人間の性(さが)をあぶりだしながら描く物語。本作はいじめられっ子の少年とバンパイアの少女との小さな恋物...
SR サイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜
若いころはイケていたミュージシャンにも、いつかは“老い”が訪れる。男子は老けて貫禄が出るやも知れぬが、女子がイケてるオバサンになるのはなかなか難しい。増えるシワ、たるむ肌、崩れ...
閉じ込められたその檻を壊し、飛び出した先に何があるのか。劇中で語られる「世の中には二種類の人がいる。ひとつは人生を自分で選べる人、もうひとつは選べない人」の台詞。本作は圧倒的な後者を描いた作品だ。窮鼠...
あのアイアンマンがさらにスケールアップして帰ってきた。ハリウッドらしく見ごたえのあるカーアクションやド派手な戦闘シーン、華奢なのに戦うと男よりも強い美女の出現、少しばかりのロマンテック。まるでハリウッ...
トビー・マグワイアの鬼気迫る演技が、その表情が、何日も脳裏にこびりついて私の心にのしかかっていた。かくも重いこのドラマ……これこそが戦争が人を壊していくという現実なのだ。...
5月8日(土)公開の映画『9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜』の公開に先立ち、おかもとまり、マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)、野呂佳代(SDN48・キャプテン)が宣伝部長に就任! ...
人形映画だからと言って、単なる子供向け作品ではない。大人も充分に満足できる、深い作品なのだ。 人類が滅びたあとの世界。麻布を縫い合わせて作られた身体、腹部には大きなジッパー、丸いガスマスクの目、...
ボタンを押せば1億円が自分の手に入る。だが、その選択は自分の知らない誰かに死をもたらす。24時間以内に決断しなければ、そのチャンスはまた違う誰かのもとに渡ってしまう。欲か、モラルか。想像の中でだけな...
今年は新人流行りか? とばかりに、新人の活躍が目立っている。『しあわせの隠れ場所』のクイントン・アーロン然り、『第9地区』のシャルト・コプリー然り。そして本作で一躍脚光を浴びたのが、お世辞にも容姿が美...
世界が誇る名優、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの待望の共演が実現した『ボーダー』。 犯罪者への怒りを抑えられず、捜査のたびに揉め事を起こす熱い刑事、ターク(デ・ニーロ)。すべての者への怒りを...
「演出に驚かされた」、このひとことなのである。 鑑賞前、そして鑑賞中。私も自分なりの『BECK』を想像していたが、この映画の肝となる部分の演出は、まさに鳥肌が立つ勢い。 「原作のイメージを損なわず、...
アンソニー・ホプキンスとベニチオ・デル・トロの名優同士の競演と聞けば、それだけで心躍ってしまう。それにプラスして、『マトリックス』シリーズのエージェント・スミス役、ヒューゴ・ウィーヴィングも出演とな...
全米で『アバター』を抜き興収第1位(初日金曜日)の大ヒット作『ザ・ウォーカー』。 世紀末サスペンス・アクションの代表作、ヒューズ兄弟の映画史に残る代表作となる作品だ。 大規模な戦争によりすべてを失...
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』完成報告会見!
一流企業に勤め、昇進も決まっていた49歳の男が一転して、子供のころの夢、“バタデン”の運転士になることを決意する……。『ALWAYS 三丁目の夕日...
無人島に漂着した23人の男と、ひとりの女。そこは地獄か、楽園か。果たして脱出できるのか?! 欲を剥き出しに、生にしがみつく現代の日本人たちの孤島脱出サバイバル・エンターテインメント『東京島』。邦画史...
観終わった瞬間、もう1度観たくなった。レビューを書くのにこれほどワクワクする作品も珍しい。5年に1度……いや、10年に1度現れるか現れないかの絶品なのだ。 正体不明の宇宙船...