こ・こ・こわい~!!!

3月7日
あいにくの雨でクライミング練習が流れ、代わりにクライミングジムに出かけることになった。
東西線「葛西」からほどない「ROCKLANDS」。
http://www.rock-lands.com/

大森さんから連絡をもらった時は「はーい、行きます~」だったのが、いざ壁を見上げると怖気づいた。しかも運悪く1階のルートは人がいっぱいで、4階のボルダリングからスタート。
ってか遅れていったので、到着したらもう既に皆登っていた。今思えば、寝坊したわけでなし、なぜかぐずぐずしていたのは潜在意識がそうさせたのかもしれない。

2010030701.jpgちょうどあの時と同じくらいの高さ。怖い!!!
「さあて、どんな登り方したら骨折んのか、とっくり見せてもらおうかー」
など、冗談言って盛り立ててくれるのだが、なかなか手が出ない。
落ちたら、どうしよう。トップロープはないし…
「だから、落ちなければいいんでしょ」
「まあ、そーなんですけど…」

どーしても足がすくんで、前へ出て行かれない。
「やるっきゃないよ。何しに来たの!」
怖じける気持ちを察してはっぱをかけてくれるんだが、なかなか。

と、おはるさんがつと前に出た。ヤル気!
おはるさんはせんだってスキーで転倒して左肩を脱臼している。脱臼そのものは、ほぼほぼいいらしいが、肩に強い痛みが残っていて万歳ができない状態なのだ。
といって、腕を上げないことにはホールドがつかめない。
「どうしても上げられないなら、つかめるとこ、とかめばいいよ」

ボルダリングでは最初のホールドは両手でスタート。難易度の高いルートだとホールドもスタンスも指定どおりとっていかなければならない。低いルートでもスタンスは自由だがホールドは指定がある。

痛いのをこらえて上げようとするおはるさんの腕がふるふると震える。それでもなんとか上までいっちゃったではないか!それを見ていたらムラムラとヤル気が湧いてきた。

キツキツのクライミングシューズをつけて前へ出る。
「大森さん、登り方教えてください」
実はかねがね思ってはいた。「ボルダリングが怖い」精神的後遺症から脱却せねばならない。そのためには確実なボルダリングの方法論と定型の所作を学ばなければならないと。

「身体が一番伸びられるのはどういう形?」
「…」
「斜めになっている時でしょ。身長プラスアルファまでいけるのは」

そのためには2点支持で維持できないといけないというわけだ。もちろん、距離角度を測った上で身体の動きをコントロールする。まあ、正対でいくよりその方が距離角度が出る。四角形の対角線はどの辺より長いのだ。

で、やってみたら、届くはずないと思っていたホールドに余裕で届いた。一手一手下からの大森さんの指示に従って登ったら、わけなく上まで登れた。何事も先達あらまほしき。むべなるかな。

「降りるときも、なるべく登ってきたと同じようにたどって降りる。飛び降りない」

飛び降りるなんて、めっそうもない。指示通りに登るのに夢中で、怖さをどこかへ置き忘れた感だったが、降りる段になってまた恐怖が蘇る。
こ・こ・こわい~
もうね~チョークつけまくり。手に脂汗にじんでくるようなんだもの。

1本フーフーで登って降りてきたくせに、しばらくすると脂汗ニジニジはどこへやら、もう1本やりたくなる。
人間て変ね。
ってなことで、結局何本やったか覚えていない。

 

 

……………………………………ご一緒しませんか?モンブラン!……………………………………
 

montblunc0102.jpg2010年の7月3日(予定)モンブラン登頂。ご一緒くださる方を募ります。
アラウンド還暦さんはもとよりアラフォーさんもアラサーさんも、お近くの方も遠方の方も、おいちゃん、おばちゃん…
どなたでもご一緒しましょう!!!
もちろん、トレーニングも進捗や情報交換などして、プロセスから楽しみましょう。
内緒で?OFF会もやっちゃいましょう!!!

【現在の募集状況】
男性…30代:1名、50代:1名
女性…1名
お問い合せ:AKDM@ASOBIST.COM(全て英数小文字に変えてください)

……………………………………協賛・協力・機材提供のお願い……………………………………

「2010アラカン編集長モンブランを行く」企画にご賛同いただける企業様、企画紹介していただける媒体を探しております。

お問い合せ:KODAMA@ASOBIST.COM(全て英数小文字に変えてください)

……………………………………協賛・協力・機材提供………………………………………………
■株式会社ICI石井スポーツ様
http://ici-sports.com/main_top.html

……………………………………………………………………………………………………………

*Blog「日々楽観」はこちら