最近はセルリアンタワー周辺づいていた当コーナーだが、今回はJRの線路沿い周辺に行ってみよう。かつて登場した「SOMA CAFE」に繋がる裏道を進んでいくと……あら、その人気カフェにお邪魔したときには感じなかった佇まいのショップがあることに気付く。看板にも描かれている、フランス語で"路面電車"という意味のこのお店、ちょっとのぞいてみよう。
『TRAM』さん、こんにちは。
「こんにちは。当店は4月5日に下北沢から移転をしてきました。下北沢で開業したのは2010年の8月ですが、桜丘にやってきたのはまだ1カ月余りとなりますね」(店長の川田さん)
TRAMはフランスを中心としたヨーロッパでのレディースアパレルを扱った古着屋さん。どことなくヨーロッパを思わせる優雅な店内では、さまざまなワンピースやアウター類、さらにはスカートやシューズ、雑貨類が並んでいる。
オシャレタウン下北沢からの移転先としてやってきた桜丘の印象はどうでしょう……という質問に川田さん、渋谷の中心から離れているためか、静かながらもほどよい活気があるというのが桜丘の印象ですね……そう話しつつ、「実は以前の職場が桜丘で、当時から洋服屋さんがなかったので、桜丘を選びました」とか。なるほどご自分の経験から、この場所にあったら便利だなー、という立地なわけですね(笑)。 「そうですね。TRAMは下北沢にありましたから、そこから訪ねてくれる人や、渋谷に遊びに来た人はもちろんですが、桜丘に住んでいたり、務めている方にも楽しめるお店でありたいですね。お客さんに喜んで買い物をしていただけたら、私たちも嬉しくなってしまいますよ」(川田さん)
桜丘での『TRAM』はまだまだ発車したばかり。これから多くのお客さんを乗せて、終点のない道程を行くこと間違いないでしょう。
どうもお邪魔いたしました。
Q・あなたにとって桜丘とは?
「渋谷と代官山の中間にある、いい意味で"微妙"な場所」
こぢんまりとした店内に、選りすぐりの洋服達がい〜っぱい!!
オススメアイテムは『オーストリアのブラウス』アンティークリネンが使われています。『チロリアンブラウス(チロル地方の洋服)』木のボタンが特徴だよ♪『プロヴァンススカート』プロヴァンス地方の生地で作られたもの。南フランス。
★トラムは、プロヴァンスの洋服に強く、日本で在庫が一番あり、かつ一番安いんですって★
このキュートなスカート履いて、ピクニックでも行きたいな〜♪
売れ筋商品のアンティークコットンブラウス。とっても状態がいいデス。300枚くらい入ってくるよ〜♪
小物では『ピアス』がよく出マス。アンティークボタンで作られたピアス☆700円台からあります。
こちらは、レアな古着。20’sアンティークコットンワンピースと20’sガーゼ素材のワンピース。
透け感がありマース★
バック類も充実してマス。“カパっ”と開くタイプのがま口かばんは、編集部オススメですよ〜。可愛すぎるぅ〜☆スカーフやハンカチなども種類が豊富。もちろん状態も◎。Tシャツもたくさんあります。
こちらはシューズ。サボも豊富〜!! とにかくカラーもデザインもたくさーんあります。取材した日は、大きなサイズが目立っていたけど、近々いろんなサイズが100足位、入荷するそう。夏に向けて欲しいアイテムだね♪チェック、チェック〜★★★
食器も必見!! 装飾も豊富なアンティークスプーンは1p、840円。フィンランドのアラビアプレートは柄が大きくって素朴〜☆アンティークリネンも、柄がたくさんありますよ〜。ボタンもいい味だしてるものが多く、洋服だけではなく、アクセサリーにしてもgood♪
編集部の私的オススメは……
アンティークコットンスカートのひらひら〜♪に、ベタベタのプリティな赤のチロルワンピース。少しオトナっぽく、肩を出すタイプの黒のワンピース。どれも、女心をくすぐる洋服たちばかりです☆
チロル地方の洋服はメンズもレディースも、とても手がこんでいます。パンツなど、スソに刺繍が施してあったり、ブラウスにも刺繍が入っていたりします。フォークフロアっぽい♪
アンティークコットンブラウスやペチコート(部屋着)など、白い素材のものも、とても状態がいいデス。そして、値段もお手頃価格でお財布にもやさしい〜◎ デザインもたっくさぁーんあって、色々選べちゃいます。どれにしようかな〜。。迷っちゃうよ〜
【今回の桜な人々】
TRAM
川田 悠紀さん
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘3-17
建商ビル1F(マップ)
ホームページ
http://tramshop.jp/