桜丘町に隣接する町内は四つ。渋谷、道玄坂、南平台、鶯谷町。このうち渋谷と道玄坂は、JRの線路と国道246号線という大動脈で区切られている。純粋に接しているとなると南平台、そして鶯谷町となる。今回は目の前はもう鶯谷町になる、区切りのエリアに向かってみよう。このエリアは記念すべき第1回の『石橋・西村 国際特許事務所』以来の登場だ。
インフォスタワーを右手に眺めつつ、中央通り(仮称)を降る。桜丘郵便局を右に曲がって歩いて行くと、ガラス張りのオシャレなレストランに気が付く。『CUJORL』。スペインのカタロニア地方の言語、カタロニア語(カタラン語)に"クジュール"という単語があることから……
「いえいえ、カタロニアのお料理はないです(笑)。よく外国のお客さまなどには言われるのですけれども。それに当店、クジュールじゃなくて『クヨール』でございます」
そう教えてくれたのは店長の大石寿也さん。これは失礼いたしました(笑)。
「2009年の1月にオープンしましたので、間もなく2年半になりますね。オープン以前はライブハウスでして、地下にはその名残もありますよ。で、店名なんですけれども、オーナーが広島県出身でして、広島言葉で"食いよる"というのを、少し洋風にアレンジして『CUJORL(クヨール)』と(笑)」(大石さん)
なるほど。こちらのお店は正式には"ハイブリッドトラットリア・クヨール"。トラットリアというのはお手軽なイタリアン、そこにフレンチと日本食がハイブリッドに融合したお料理が出てまいります。
「年中無休でやっていますので、周辺のお客さまが『大丈夫?』と心配してくれたり、差し入れを持って来てくれたりしていただいて。あと渋谷だけでなく、代官山なども近いので、フラッと気軽に寄ってくれるお客さまも多くて嬉しいですね」(大石さん)
自慢のお料理だけでなく、ソムリエの資格も持つ(23歳で取得。ちなみに超難関)大石さんチョイスのワインも楽しめる『クヨール』。
ランチにディナーに、ここで"食いよる"みなさんに今日も幸せがやってくる。
Q・あなたにとって、桜丘とは?
「渋谷なのに近所付き合いや生活感がある、渋谷っぽくない街ですね」
カウンター席ですよ〜。。ここから魅惑の料理が飛びだしま〜す♪
壁に飾られている写真は、お客様がイタリアの風景を撮った写真を額に入れてプレゼントしてくれたそうデス。看板も名刺の地図などもお客様が作ってくれたそうデス。 地域密着してますね〜♪
ワインがい〜っぱい!! マネージャーの大石さんは、ソムリエの資格を取得しているよ〜☆
ぜひぜひ、料理に合うオススメのワインを聞いちゃお〜♪
右から・・・
【蔵】
ティエリー・ピュズラの人気の「蔵」
日本酒の杜氏に感動し、形になったワインだとか
【カルミニャーノ】
イタリアのワイン
滑らかで調和のとれた辛口のワインですよ〜♪
【シャルドネのジュース】
ジュースなので妊婦さんでもOKです。
ストレートのぶどうジュースです♪
【オーガニックのリンゴジュース】
こちらもジュースなので妊婦さんでもOK☆
定番料理の
「野菜のローズマリー
ガーリックロースト」
1500円
野菜にローズマリーの香りがふんわりとうつっていて
やさしい味になってマス
「サバの炙りとナスのタタキ フレッシュトマトソース」
焼ナスをたたいたものと裏ごしトマトソースは
相性バツグン〜◎
コース料理のシメのパスタ
「やりイカと黄ニラのペペロンチーノ
イカスミのタリオリーニ、カラスミがけ」
イカスミパスタは“手打ちパスタ”
黄ニラのシャキシャキ感とイカとパスタの弾力が
うまく調和して、絶妙なコンビネーションだよ〜
マネージャー&シェフでパチリ♪
【今回の桜な人々】
HYBRID TRATTORIA CUJORL
大石 寿也さん
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町22-8(マップ)
ホームページ
http://cujorl.jp/