情報から離れてみよう

春なのにまた雨だなんて思ってしまうのは、寒い冬から暖かく麗らかな春に大きな期待をしていたからかもしれません。
二十四節気では穀雨から立夏となり、この頃から変わりやすい春の天気が安定し、太陽の光も強くなってきます。
そう、いつも春は不安定なんです。
GWころには大地は草でおおわれて木々が茂るころ、気持ちのよい風が吹き晴天が続くようになります。
気候と同じように人間の体や心も変化し、春はなんとなく体調が整わなかったり、心寂しくなってみたり。気分の落ち込みがあった人も晴天が続くにつれ、これからは気分も上昇してきますね。
畑では麦の穂を出すころですし、休日を利用し親戚や家族が集まれそうなことのきは絶好のチャンスと田植えがはじまる時期でもあります。
水が満たされカエルの合唱がはじまる。都会にいると感じることが少ない自然の移ろいは人間としての本能を目覚めさせてくれます。

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そら豆も春の旬のひとつ。今回は酒肴ではなくおこわを作ってみましょう
近頃はダイエットブームが一段と過熱気味では?
情報も多くなり○○食やら、○○制限など右から左へと人は流れていきますが、なんのために食事をしているのでしょう。
私たちの命の根源でもある食は美味しく感謝していただくものではないでしょうか?
その根本が捉えられなくなってしまっているというのは、感覚が鈍っているのでは?
せっかくの連休は情報を遮断して、ただ自然を感じる時間をとってみませんか。
私は本能と嗅覚を一段と研ぎ澄まし、旬の食を存分に楽しむ所存です。

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