暑いときにスパイスの効いたものが美味しく感じる!
これまた寒いときもスパイスの効いたものが美味しい。今の季節はオーブンでグリルする野菜やケーキやココアなどにね。あのエキゾチックな香りに異文化を感じ、気持ちも“ことりっぷ”できたりして。
個性のはっきりした、その国の食は食の楽しみを倍増してくれる。その国にあった風土で食べられてきた伝統のものは日本でもその国と同じような季節になると食べたくなる。日本人の食いしん坊魂のおかげで、いまや各国の食を楽しめるのはありがたいこと。
冬に嬉しい様々なスパイスたち
この季節はスパイスの香りが恋しい。
香りでリラクゼーション&食欲をそそり、なおかつ消化も助けるハーブやアロマや漢方など、どれも複合したイメージ。もちろんみなさん大好きな生姜や二日酔いのお供ウコンもスパイス。スパイスというとカレーと思いがちだけど、それ以外にもいろいろ使われています。
さて、スパイスをマクロビオティックとして考えると、暑い気候の場所でカラダの熱を冷ましカラダが環境と調和しやすくするための食材。だから、暑い夏や焼きしめたオーブン料理の冬や動物性食材に使いたくなる。
私たち日本人は温帯に住んでいます。気候だけのことで言えば摂取のしすぎには注意したいもの。でも、ハードな仕事や満員電車の通勤など、ぐっと心や体を締める現代には欲するスパイス。
スパイスが欲しくなったとき、もしかしたら体は窮屈に感じているのかもしれませんね!
自分が凄く欲する食べ物は、今の体や心の状態を知るバロメーター。
足し算もいいけど、引き算も大切。異国のものを上手に取り入れられると、とっても良い気分転換にもなりますね。