我が家では毎年天然の「いっぽんしめじ」や「なめこ」などがとどきます。昨年は放射能の影響もあり、いつもの場所はダメだったんだよ……と、残念そうにきのこ採りの父の友人は言ってました。
父も山に入るとすぐきのこを見つけますし、それが毒きのこなのかもだいたい判断できるようです。きのこの近くは匂いがしてくると言います。
フィンランドにて山積みで売られているきのこ。
秋の季節は洋の東西問わずにきのこが美味
フィンランドでは誰かの所有であっても森はみんなのもの。という考え。
秋は好きな森にでかけ、ベリーやきのこを森に入り採ることは公に許されていて、みんなバケツで採ってくるそうです。
本屋さんにもきのこの本が目立つところに陳列されてるぐらい。
家族やお友達と森に入りきのこ狩りをする。そして、冬でも楽しめるよう干したり火を入れたり加工し保存する。娯楽と生活が一体となり自然のサイクルや食べられるもの、そうじゃないものなどの本能や野生とかの感覚が冴える。
日本でも人生の大先輩達はこうして、食べられるものかどうか? どういう場所にいつごろできるものなのか? それをよく理解することで、当たり前のようにやってきた秋の習慣を心待ちにしていたことでしょう。
そうそう! きのこは酸化したドロドロの血液を弱アルカリ性のサラサラにする働きのおかげで、絶えずフル回転の肝臓や心臓など、ろ過処理臓器の負担を減らし,、役立ってくれてます。過剰な動物性脂肪の排出にも一役買ってくれていますよ。
マッシュルームにしめじに舞茸。
おなじみのきのこも一晩の陰干しでさらに美味に
この季節、天然舞茸なども目にすることがあります。
また、放射能の問題が起こってから市場は菌床栽培のものが多くなりました。
薬品を使ったおがくずやホルモンや栄養剤などか添加されているものもあります。質のよいきのこを手に入れて今年もきのこの季節を楽しみましょう!
私はいつも半日、陰で干してから使います。
たくさんの水分からできているきのこですから、干すことによってぐっと旨みがUPしますよ。お試しあれ。