「えっ? また蚊にさされたの? やっぱりO型ってよく刺されるよねー」とか、「BBQでお酒飲んだら刺されやすくてさぁー」といった会話をしたことありませんか?
マクロビオティックではこの状況を「血液が酸性に傾いてるんだね!」って言います。
つい先日、夕方遅くまでスタッフと畑仕事をしました。
そこにブヨが美味しい血液を狙ってやってきて、チクッ! 腕や顔に唇まで刺して。
少し赤く膨らみ、血液を吸った赤い痕が。
農家さんも「ブヨにやられてねー」と腫れた唇を見せてくださった後。
私もしばらく恥ずかしくてお出かけできないな〜って思っていましたが、翌日、薄い点がある程度で腫れはひきました。
一方スタッフはむっくりと赤く腫れあがり、痛痒く熱を持ち毒が残り痛々しい限り。2人とも、マクロビオティックの食生活ですが、私と大きく違うのは糖の量。
スタッフはケーキを作る仕事が多く、味見や残ったフルーツを日頃から多くとっていて、そのため口の中の乾きも感じ水分摂取も多い。一方私は、果物もケーキ類もほとんど口にせず水分摂取も少ない。
蚊や蜂などの昆虫に刺されるのは血液の状態と密接に関連している、とのこと。
酸性に傾いた血液は砂糖(ジュースやチョコレートなどで使用しているあらゆるものを含む)や果物、動物性食品などの過剰摂取により薄まって甘い匂いのする血液。蚊などの虫は大好物!
逆に濃度が高く濃い血液は重たくて虫の胃袋に達する前に固まってしまうそうです。
全粒穀物や野菜や海草といったアルカリ性食品は血液を強くして虫刺されを低減させます(久司道夫『THE マクロビオティック』より)。
私自身、振り返るとよく虫に刺されていました。団体の中に蜂が飛び込んで来たときも、何故か私にチクリ! 蚊に刺されてよく痒い!痒い! とお薬を塗っていたのを思いだします。
おふくろの味は“ホットドック&コーヒー牛乳で、果物も食べないと怒られる”のが、小さいころの思い出ですし、母子手帳にも果物ばかり食べると書いてあったので、今思い返すと当然です。
3年ほど前、1年間一切の砂糖を徹底して絶っていた時がありました。そう、そのころから蚊やアブや蜂などに刺されなくなっています。昔はアブで大騒ぎなんてことはあまり聞かなかった。
いろいろな条件の重なりや、もともとの体質等もありますが、食生活の変化はこういうところにも現れているんでしょうね。