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映画『白夜行』（1月29日公開）の完成披露試写会が19日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の堀北真希、高良健吾、刑事役の船越英一郎、そして深川栄洋監督が登場した。

まずは本作が「第61回ベルリン国際映画祭、パノラマ部門」にて正式出品されることが決定したことについて……
深川監督●2年がけの恋人に振り向いてもらえたような感じです。多くの人に見ていただければと思います。
堀北●まさか、公開前のこのタイミングで信じられない。感謝しています。
高良●日本以外のたくさんの人にも観てもらえるのは嬉しいです。ベルリンにはスケジュールの都合で行けません。嫌われているかもしれません（笑）。
船越●（すかさず）僕も行けません！
深川監督●僕も次回作の公開とスケジュールが重なって……
みなさん残念!!　高良さんは以前にもベルリンに行けなかった経験があったそうですよ。嫌われてますね、これは（笑）。

さて、ここで、特別ゲストから花束贈呈が。
桐原亮司の子供時代の今井悠貴くんと唐沢雪穂の子供時代の福本詩織ちゃんが登場し、オトナ４人に大きな花束をプレゼント！ それに続いて、主演の二人がそれぞれの印象を聞かれると、「堀北さんはミステリアスで謎が多く、魅力的な人。そしてとてもプロな方だと思います。何がプロかはよくわからないですけど（笑）」（高良）、「私も高良さんも人見知りで、お互い現場でおしゃべりもないし、取材で会うぐらいなのに、私のことを凄く“たくましい人”って言うので、もう少し繊細な部分とかも知ってほしいです（笑）」（堀北）と女性らしさをアピール。
じゃあ“小さいとき”からの印象も、ということで、今井くんは大人になった亮司（高良）の印象を「顔が小さくて僕と全然違うなと思いました」、詩織ちゃんは大人になった雪穂（堀北）の印象を「すごく綺麗で自分とは違うなぁ〜と、役の中でもたくましくて凄いなって思いました」とコメントしました。やっぱりたくましい人だったんですね！

「『白夜行』は雪穂と亮司が悪事に手を染めて行く、そんな物語ですが、みなさんが今までにした悪事を教えてください」との質問に、船越は「最大の悪事は俳優になったことですかね。俳優というのはお客さんを騙すのが仕事、今まで30年多くの人を騙してきた」と大人な答え、今井くんは「学校で掃除の時間に友達とホースで遊んでいて、先生怒られたこと」とこちらは子供らしい。詩織ちゃんは「憶えてないんですが、2歳の時にお母さんのパソコンのキーボードを全部はがしたこと」とこちらは、なかなか2歳では出来ない悪いことです（笑）。
主演のお二人、どうでしょ？
高良●マネージャーからお金を借りて、まだ返していません（笑）。
高良さん、それは早く返してくださいね!!
堀北●いちばんとかはここでは言えません（笑）。10番ぐらいだったら……。私、すごく絵が下手なんですけど、美術の時間とか友達に絵を描いてもらっていて、それがすごく褒められる場合もあったんです。

船越●それ、10番目にしては大きすぎますね！　9番目までどんな大罪があるか聞いてみたい（笑）。
堀北●ダメです！　それは言えませんね！
船越“刑事”の追求をバッサリ切り落としたところでお時間が。

「役づくりをしてい辛いときとか、そう言った事から逃げずに取り組んで来ました。答えのない『白夜行』という物語を私たちがいろいろと葛藤しながら創り上げました。みなさんに観ていただけることはとても嬉しいです」（堀北）と締めくくってお開きとなりました。

さあ、いよいよ公開だ！　来週末は劇場へ急ごう!!