執筆者: パッハー眞理
今年の冬、気象庁が火山の量が増加し噴火警戒レベルが2に上がってしまったために、浅間山の火口から2kmの範囲には立ち入らないように警告を出しました。とは言うものの、小浅間山の山頂までは、登山道に限って...
「特に冬になるとこのベランダからの富士山の眺めは最高なんですよ」 と不動産屋の石橋さんはにこやかに説明しました。 私たち夫婦は同じマンションの中を引っ越すことにしました。どうしても将来は私の所有し...
初めて夫にハールシュタットに連れて行ってもらった時には、まずあまりにも絶壁に家々があるので郵便屋さんがかわいそうだなと思いました。ウィーンに住んでいた頃には、週末は決まって新鮮な空気の中をてくて...
8千メートル級の山々を連ねて、インド、ネパールなど5ヶ国にまたがる世界一のヒマラヤ山脈。登山は無理としても、誰しも一度は近くから見てみたいと思うでしょう。2年前にダージリンに行ったときに雨に降られて、...
義理の兄が、オーストリア最古の電化鉄道で有名なマリアツェル鉄道の運転手をしていた関係でよくマリアツェルへ行きました。ウィーンからサンクト・ペルテンへ。そこから南下して山岳地帯へ入り、21のトンネ...
将来、長男の嫁となる人の親戚が大晦日から新年にかけてカザフスタンに集合となっては、おちおちしていられません。旅好き、好奇心旺盛な私は取るものもとりあえず、息子と共に氷点下20度のカザフスタンのア...
ヨーロッパに住んでいるとアルプスの山々をしょっちゅう目にする機会があります。登山家や本格的なスキーヤーでない限り登ることはありません。ところが、フランスのエギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du...
テレビでウィーン特集をすると必ずや登場するのが、17世紀の末に皇帝レオポルド1世の命で建てられたバロック様式の夏の離宮として使われていたシェーンブルン宮殿でしょう。主に狩猟目的でしたが、国家試験でパス...
アユタヤは14世紀にウートン王が建立した都で、18世紀にビルマ軍に破壊されるまでの417年間アユタヤ王朝の首都でした。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地形の恩恵を受け、17世紀はじめには欧州や東ア...
「北欧のショパン」と親しまれているノルウェイの作曲家エドワード・グリークの家は湖が見渡せて、さらに木立に中にある木造建築です。「妖精の住む丘」という意味を持つトロールハウゲンという所にあり、64歳の時...
ニューデリー市内にある獣医さんご夫婦は、私たち海外駐在者の強い味方。英語がバッチリだし、何度でもわかりやすく説明してくれます。特に雨期の頃など奇病にかかる愛犬たちにとって、いい獣医と巡り会うのは奇跡に...
ある日「RAB NE BANA DI JODI」という名のインド映画を見ていましたら、何度か出現してとても印象に残ったのが今回ご紹介する「黄金の寺院です。インドの友人にとても奇麗な寺院を見つけたけど、...
ツリーが眩しい! 24日のイヴは家族だけで過ごす大切な日。午後プレゼントを交換したり、本物のモミの木を買って来て飾りつけをい終えたら、ツリーのそばでクリスマスソングを家族で歌ったりする。厳格なカ...