富山から関越道――うるわしき家族旅行


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ドドーンとザ・結婚式なかまぼこのみなさん

弟の結婚式が、11月7日に富山で行われた。
千葉と富山、遠距離でしかも8年越しの交際の末、めでたく結ばれたわけだが、仕事の都合でまだ同居していない。で、日柄を選んで式と親族顔合わせの「食事会」をしようということになった。
まあ、こういう場合の「食事会」っていうのは、結局「披露宴」になってしまいがち。実際ドレスに着替えて“披露宴”になっちゃったんですけど。楽しかったからいいよね?。
めでたいめでたい。
末っ子長男の結婚ということで、この小旅行をひかえて、我が家はちょっと色めき立った。
さて、何を着ようかしら?(弟の結婚式に関する姉の悩みってそんなもんです)


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富山名物の「鱒の寿司」。
駅弁などでもおなじみ
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鱒の寿司と柿をいただきましょう

富山行きは、ワゴン車で弟と父と母、姉の私と妹、妹の息子(高校2年生)の6人。一番上の姉は“インフルエンザの疑い”でドタキャン。
大阪から私の夫が現地で合流する。久しぶりに逢えるので私も嬉しい。(*^_^*)
ワゴン車の運転は行きも帰りも新郎の弟。甥っ子以外はみんな免許を持っているのだが、運転技術や体力を考えて、そういうことになった(気の毒に)。

車の中は、久しぶりの家族だんらんに盛り上がる。妹と甥っ子はさっそくいつもの親子げんかを始めたり(コミュニケーションなんだってさ)、車内で誰の好みの音楽をかけるかでちょっと揉めたり(甥っ子はパンクバンドのヴォーカルをやってるし、妹は「東方神起」の追っかけだし、父はそういうのわからないし)。

富山のホテルに着いたらさっそく着替えて準備。
婚礼衣装の弟と義妹を見たら、うわ?ふたりともなんだか可愛いぞ!
お色直しの衣装も似合ってて、なごやかななかにもジワンときちゃう、いいお式と「披露宴」だった。


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蛇行する信濃川が美しい越後川口PA

次の日、可哀想な弟は新妻と別れて千葉に帰る。クタクタなのにまた運転。家族はみんな元気いっぱい。
新婦のご両親の配慮で、「富山に来たら“鱒の寿司”を食べずに帰せないでしょう」ということで、帰りのお弁当にと、地元の人が絶賛する老舗の“鱒の寿司”を頂いていた。

高速のパーキングエリア「越後川口」でピクニック。鱒の寿司と柿を食べる。遠くに信濃川。
甥っ子曰わく、
「我が家はときどきこうしてみんなで“外で”美味しいものを食べることが大切だよ」とのこと。
核家族だと親とけんかばかりでも、おじいちゃんおばあちゃんや叔父さん伯母さんと一緒だと、なんだか素直になれる(らしい)。イマドキ高校生らしく、また、その通りの言葉でアリマシタ。