伊勢エビ汁めざして100km完走!〜サイクルマラソン鳥羽志摩線〜


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鳥羽志摩線を「とばしません」ように出発!

9月13日(日)、第10回サイクルマラソン鳥羽志摩線。

とばしません。そう、"飛ばしません"のネーミング通り、景観を楽しみつつ安全に走行するのがポイント。「環境を大切にし、美しく伊勢志摩の潮風と感動を味わおう」という"町おこし"から生まれたイベントだ。

環境保護だから、ゴミを出さないためにmy箸、myコップ、myお椀など食器持参。実行委員・スタッフの人たちの家族的な手作り感覚のぬくもりも、この大会の魅力である。
それに、なんといっても食べ物が美味しい。


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愛機と入り組んだ海岸線が美しい

前夜祭に参加すると、焼き鳥盛り合わせやオードブルのほか、新鮮な(というか生きている!)伊勢エビ、アワビ、サザエなど海の幸を目の前でさばいてくれて、手に汗握るじゃんけんのあと、堪能できるという豪華さ。全国から集まる仲間と交流ができて、大会がぐっと身近に感じられる。

当日の朝。曇り。自転車にはちょうどいい天気。
今回はテレビ番組の取材もあって、いつもより緊張のスタート。
エイドステーションでは前夜祭で会ったスタッフが「おつかれさま!」と声をかけてくれる。スポーツドリンクやバナナ、クッキーなどをもらう。ボランティアの人たちの笑顔が疲れを癒してくれる。


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折り返し点で
名物・手ごねすしをいただきましょう

楽しみなのが当日の名物手こね寿司弁当。初めて食べたときは「どうしてお刺身がお弁当になるの?」とびっくりしたが、2回目からは走行中も「手こね寿司」食べたさに頑張れるのだから面白い。
去年までは最短の69km(70km)コース。お弁当はゴール地点で食べた。
今年はなんと100kmコースに挑戦(1日の最高走行距離75áqの私がなんと無謀な……)。100km、125kmの参加者は、ゴール地点ではなく折り返し地点で昼食だ。


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ゴール!
持参したお椀とおはしでご褒美を

パールロードを越えて、鳥羽展望台でお弁当を受け取る。鳥羽展望台の眺望がごちそうのひとつでもある。

「鳥羽志摩線の魅力はなんといっても展望台からの景観だ」
とよく言われるが、ここで言う展望台は、70kmコースの折り返し地点である的矢展望台のことではない。あくまで的矢の後、高低差200mを制覇した後にたどり着ける鳥羽展望台のことを指している。

しかしそこまでが、これでもか、これでもかというアップダウン。おまけに陽まで差して来る。暑い。
鳥羽展望台で「手こね寿司」を食べたら、閉会式までには帰りたいと、早々に走り出す。


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やった! 100km完走!

ゴールで味わうヒオウギ貝と伊勢エビ汁、ほてった体を冷やしてくれる食べ放題のかき氷。
ゴールが遅かったのか、残念ながら伊勢エビ汁は身がバラバラで伊勢エビの姿がない。
「来年は同じ100kmでももっと早くゴールして、伊勢エビの形が残る汁にありつこう」
鳥羽の青い海に誓ったのだった。

『サイクルマラソン鳥羽志摩線』 ご案内はこちらから http://www.ohyamanet.com/~umai/