ムコ殿が憧れた、二丁拳銃のチョウ・ユンファ

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ようやく届いたDVD。シリーズ「1」と「2」をプチ大人買い!
「好きな映画はなんですか?」と聞かれてもなかなか絞り切れないもの。いつ誰に聞かれてもいいように、「自分の好きな映画ベスト10!」をときどき書き出してみるのがムコ殿のひそかな楽しみです。

さてさて、そんなムコ殿が念願だったある映画のDVDを手に入れました。最近流行りの「デジタルリマスター版」ってやつです。ムコ殿の好きな映画ランキングで常にナンバー1に輝く作品。もう何十回と観たであろう作品。そのタイトルは、『男たちの挽歌 』。
1986年製作の香港映画で、公開当時は「香港映画50年の歴史を変えた!」とまでいわれて大ヒットしました。

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テレビを録画したビデオテープ。
ラベルの文字、なぜこんな控えめ?
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新旧の『挽歌』コレクション。一生の宝モノです
メインキャストのうち、チョウ・ユンファとレスリー・チャンの名前は日本でもおなじみ。ユンファを一躍スターダムに押し上げたのがこの作品です。監督はジョン・ウー。今や世界を股にかけるヒットメーカーの「ムダにカッコいい二丁拳銃」や「ムダにカッコいいスロー&ストップモーション」、「飛び交う鳩」の原点はこの作品にあるといっていいでしょう。
偽札組織の幹部の兄と、それを知らずに警察官になった弟。そして命知らずの兄の盟友。この3人をめぐる愛と友情、裏切り、撃ち合い、爆破、撃ち合い、爆破……。熱〜いドラマと激しいアクションが絶妙で、物語がつながる純正のシリーズとしては全部で3本作られました。
なかでもチョウ・ユンファが繰り出す必殺の二丁拳銃はファンの語り草。勧善懲悪なドラマとアクションは、モチベーションUPの特効薬としてこれまでに何度もムコ殿を救ってきました。

じつは、ムコ殿の手もとには20年以上前に手に入れたこの作品のビデオ版があるのです。パッケージを見るとまだ消費税が3%の時代。誕生日かクリスマスのプレゼントに両親から買ってもらったものだと思います。
そればかりか、テレビの洋画劇場を録画したときのテープまでも大事に残ってます。手書きのラベルで『、『男たちの挽歌2 』と書かれたVHSテープ、ツメの部分もしっかり折ってあってほんとに懐かしいですね。みなさんも録画した映画のテープ、きっとお持ちですよね。ところで、今我が家にビデオデッキってあったかしら……。

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昔から変わらないコピー。
こんな映画を子どもに買い与えるなんて、ロックだぜ!
子供のころには、大画面テレビのクリアな映像で『晩歌』を観ることはもちろん、アラフォーの自分がどんな風になっているかなんてこれっぽっちも想像してなかったはず。でも、そんなときの自分から変わらずに大切にしているものがあることに、ちょっとニヤニヤしてしまいました。

さあ、心行くまでこの名作を楽しむことにしましょうか。