命短し愛せよアイス!!!―NO1.―

3月21日は美濃戸、22日、23日は上高地でアイスクライミングを楽しんだ。恐らくこれが今シーズン最後のアイスクライミング山行になる。
2013年の年の瀬には峰ノ松目とジョウゴ沢、2014年の年初めには峰ノ松目と南沢大滝とアイスが続き、今シーズンはどれだけジャンジャン、アイスにチャレンジしてよっぽど腕を上げられるかと期待!(期待するのは勝手ですから…)したが、大雪に阻まれたこともあり、終わってみればわずか4回の山行で閉幕となってしまった。
早くて12月の中旬ぐらいから3月まで、思えば天然の氷瀑を楽しめるのは、ほんの短い期間なのだ。
しかしながら、チャレンジできた氷瀑はどれも初挑戦で、ダイナミックかつ素晴らしい滝で、大満足だった。
さてと、行く時を惜しみつつ、未公開でなおかつ今シーズン中にトライした氷瀑のそれぞれに思いを馳せてみるとしよう。

1月11日:岩根山荘アイスツリー
モンチュラ(イタリアのウエアメーカー)主催のイベント。

datin140404_01.jpg 1月12日、13日吾妻渓谷不動の滝
紆余曲折を経てなお、行方去就知れずの八ツ場ダム工事だが、噂の通りに2015年に完成すると、この滝はどうなるのかクライマーは気を揉むところだ。

datin140404_02.jpg 橋上には、滝見スポットが設定されている。つまり滝そのものは見物の対象として残るが、そばには寄れない。船でも出さないとね。多分だけど、そうなったらなったで、誰かしらクライマーがアプローチの手だてを編み出してくれると思ったりする。

datin140404_03.jpg 2月はアイスのスケジュールはことごとく全滅。1、2日の芦安は神奈川マラソンと重なり、仙波の滝も荒船も大雪騒動で流れた。

3月8日、9日、大谷不動。
アプローチがキツイ。往きも帰りも2時間ちょいのずっと、アップ&ダウン。特に氷やった後の歩きの長いのはバテル、バテル。
大変な分だけ、宿へ帰ってからのビールが旨い。ぶはーッを励みにえっちらおっちら…
菅平、峰の原高原の中だけあって、降雪量は多いから氷瀑の周囲の樹木が絵に描いたように樹氷していて、それはメルヘンな美しさ。これ見たさに毎年アイス行かずにはいられないんだよね〜、と思うくらい。
3月8日、大谷不動前滝

datin140404_04.jpg 3月9日、大谷不動、不動裏の滝

datin140404_05.jpg *写真はほとんど篠原ガイド撮影。

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