オッチョコチョイでいいじゃない!

せっかくの3連休だというのに、大森さんは相変わらずロケで忙しく、山行がとれない。といって、ギリギリまで「予定は未定」状態だから、急に空いてもどうにもならない。残念ながら「昨日思い立って今日は山」をやってのけるような猛者ではないから、まあジムにでも行くしか能がない。

3月20日
おはるさんと青葉台のボルダリングジム「REEDOM」にでかけ3時間?ほど楽しんだ。まだ左肩が痛いのにアタシよか元気。脱帽!

そのあと居酒屋でご飯&一杯!まあ、2人よれば、そういうことになる。考えてみれば大森スクール生とプラベートででかけたり、飲んだりは初めてだ。なのにぜんぜん違和感なく会話が弾む。おはるさんはアタシよか一回りも若いのだが、どこか「姉さん」的なのかな。もちろん「脚」はとんでもなく強くて、ちゃんちゃん大森さんについていける。アタシよかむしろチビッコなのにね。リスペクト!!

20100322makuiwa01.jpg3月22日
1日だけ空いたロケの日程だが、大森さんクタクタで日帰りのお急ぎ登山はとても難しいらしい。幕岩ゲレンデでクライミング練習になった。

やっぱジムのボルダリングよりははるかに面白いしイクサイティン!岩の感触がたまらない。高度感のコワコワ緊張も身体ごと好き!!!

桃源郷エリアの左端3本。左から「夕飯時10b」「夕暮れ時10b」「アボリジニ10a」(最左はおはるさん)。
グレイドの基準はいまいち不明瞭。いわばルート開拓者のさじ加減ひとつ。だから「a」も「b」も大差ないかもしれない。証拠に、なんとか登れたというものの「アボリジニ」がもっともイヤな感じだった。高い位置に足を上げて一気に乗っ越すタイプの核心。「夕飯」「夕暮れ」はどちらかというと、ごく薄いスタンスにつま先で乗れれば行けるルート。どちらかというと、そういうルートの方が成功率が高いということは、まだまだ足腰が弱いってことでしょ。

それにしても、不明瞭だなんだいいながら「a」だの「b」だのを登れるようになっちゃったワタシって、すごくない!?こういうのを島根では「手ぼめ」って言うけどさ。
始めたころからすれば雲泥の差だし、怪我する前と比べてもちょいちょい進化した気がする。このところ時間があればボルダリングジムに行ってたってのも、知らず知らずに効果が出ているのかもしれない。
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20100322makuiwa02.jpg10aの「サンセット」もなんとか攻略。ま、2度3度落ちたは落ちたがね。嬉しい。
10をやれるようになった奇跡は恐らく「次の奇跡を生んでくれる」と信じる勇気が湧いてくる。モンブラン登頂、きっと叶うと。

お調子もんのアタシは、そこで黙ってればいいものを、つい余計なことをぶち上げて周りの顰蹙を買う。
「来年はキリマンジェロかアコンカグアだよ。ヨセミテってのもいいね」など。
言いながら実は「ふんなわけないやね」と内心では思っていたが、ここへ来て「おいおい、ひょっとすると、ひょっとするんじゃね」など思い始めてるから、オッチョコチョイにもほどがあるってもん。

そうそう、言うのはタダなんだから、せめて言うだけは威勢よくなくちゃ、やってらんね!大法螺吹くわりにへこみやすくて、しょっちゅう「ああ、ダメかも」など落ちたりするんだから、大言壮語は人に吹くというよりセルフストロークだと解釈されたし。
ってか、60近くになって始めた山なのに、「還暦モンブラン」など調子ぶっこいてられるのもオッチョコチョイなればこそですから。
ださ、話半分に聞いといてね~

ちなみにその週末28日にアタシはお花見にでかけたんだが、「行こうかな」と言っていたおはるさんに土曜日に「どーする?」の電話したら「今、山だよ~」だって。
感服!!!

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モンブラン登頂日程、近々公開!
お楽しみに~

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