★富士山登山はは例年7月1日に山開きになり、夏休みさ中の8月にハイシーズンを迎えます。「日本人なら一度は富士山へ」その思いで登山経験がない多くの人が毎夏、日本最高峰を目指します。是非はともかく夏の富士山トライに何が必要か、どんな心構えが求められるか、富士登山の魅力も含め三苫育ガイドにお話を伺いました。
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なぜ富士山へ登るのか
小玉▲全く登山をしたことがない人が登ると五合目から山頂まで10時間とか12時間かかったという話も聞きます。アルパイン系の人は、5時間以内に着かないといけないっていわれたりもします。それくらい、様々な人が登る山ということでしょうか?
三笘●僕が最速で、6時間。一番下から、冬期に。
小玉▲一番下から?
三笘●馬返しからですね。
小玉▲凄い!!!
三笘●普通のコースタイムだと登り五合目から山頂まで6時間、下り3時間。
富士山は、毎年、仕事で良く登っていて、夏の富士山には色々なルールがあって、追い越し禁止だったり、一方通行だったり、山登りというよりイベントみたいな感じですね。
小玉▲それは世界遺産以降の傾向ということでしょうか?
三笘●いや、登録された2013年よりも2014年の方がお客さんが少なかった。もの凄く増えているわけではないみたいですね。
外国人は増えましたね。平日の昼間は外国人が多かった。
日本人は夜か休日。
小玉▲小屋とか泊まっても、一畳に3人寝るとか。
三笘●ハイシーズンはいつもそうです。世界遺産関係なく昔からそうです。小屋によっては「ひとり一畳確保します」といっているところもあります。
小玉▲世界遺産は、どう思われます?
三笘●世界文化遺産なんですよね。遠目に見た時に、富士山が綺麗だというので、文化的に象徴されたという歴史背景があって…。
小玉▲古くから芸術のモチーフになっているとか、浮世絵とか。
三笘●富士山より、もっと高い山や綺麗な山は世界中にいくらでもあるので。自然遺産枠というのは、難しいでしょうね。
小玉▲どっち側だったかを見ると、演習場が全部見えるっていう、山肌が禿げてるところが見える。あれを見ると、世界遺産は難しいかと思いましたね。
三笘●建物が多すぎますしね。環境省や気象庁の観測所があるしね。文化遺産が妥当だと思いますよ。
小玉▲山としての富士山登山の魅力といったら?
三笘●夏の富士山に関していえば、初めて富士山に登る人が多いので、山そのものと自分と向き合う時間を体験してほしいですね。普通に生活していると味わえない時間の流れです。山登りってこんなにきついんだって、最初に思うでしょ。夏は、天気が悪いことも多いので。なんにも見えなかったりすると、しんどい思いばっかりで。「いったい自分は何のためになぜ、ここにいるんだろう」から始まって自分の内側を見つめてみる。
富士登山、いつ登るの?夏でしょ!!
小玉▲天気は、冬の方が良いんですか?
三笘●夏よりは良いです。
小玉▲どちらかというと、富士山は夏より冬の方が魅力的だと。
三笘●冬の富士山と夏の富士山は、まったく違うものなので。切り離して考えないといけない。
夏の富士山の魅力は、登山そのものというよりは、信仰登山に近い感じ。六根清浄、すなわち欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになるために登る。
小玉▲もともと富士山は山岳宗教の信仰の対象だった…。昔は女人禁制だったとも聞いてますよ。
三笘●それが強い気がしますけどね。
小玉▲普通、「富士山を一生に一度は登ろうか」「日本一の山なんだから」って登りに行く場合は、五合目からが妥当ですかね。下から行くと、ちょっと長いなぁと。
三笘●でも、下の原生林は、すごく良いですよ。
小玉▲夏のシーズンに行けば、草花もいっぱい遭遇できますか?
三笘●基本、針葉樹なので。立派な木がたくさんあって綺麗ですよ。
小玉▲たとえば富士吉田口なら、下から五合目まではどのくらいかかりますか?
三笘●下からは2時間くらいです。初めて登るなら、ある意味、五合目の喧噪よりも下からしんみり登って、一泊するのも悪くないと思います。
小玉▲そうすると、もう一泊する感じになります?
三笘●早く出れば問題なく帰ってこれます。ご来光にこだわらなくても良い気がします。ご来光にこだわると変な時間に寝ますよね。ふだんのリズムと違う。
小玉▲ハイシーズンには、小屋などで寝ていても寝ていられない。枕元を誰かが歩く感じになる。24時間、誰かが歩いている。
三笘●小屋に泊まれる人は恵まれている人で、そんな予算もない人は、小屋の外でガタガタ、ビニールガッパで震えてますよ。
富士登山に必要な準備、装備は?
小玉▲ハイシーズンは、テントはダメなんですか?
三笘●基本はダメです。
小玉▲準備としては、起点をどこに選ぶか、時間はどのくらいみておけばいいか?体力とか荷物とか服装とか、脚力を計るとすれば、どんな感じで準備すればいいでしょうか?
三笘●山登りをやったことがない人が、標高差1400m、普通に登るには無理がありますよね。どんなに体力がある若者だったとしても、かなり負担がかかる。
小玉▲奥多摩の鷹ノ巣山1737mくらい、登山口は谷底なので、標高差は1300m近いですよね?
そうすると案外奥多摩も大変。なので、標高差だけいうと富士山もゆっくりあがれば。なんとかかな。ただ、標高自体が高いので、標高に慣れていない人は気持ちが悪くなったりしますね。
(*富士吉田ルート5合目の標高は2305m、剣ヶ峰・山頂は3776m)
三笘●自分の思うように体が動かないのは確かだし、3500m超えれば誰しも必ず高度障害を受けてますからね。昨日、エベレストに登ってきたって人は大丈夫でしょうけど。マッキンリーとか、6200mくらいの山から帰った翌週くらいから頭が痛くなったことがあります。本八合過ぎたあたりから体がふわっと浮いたような、後ろに引かれるような感じになったりします。
小玉▲高所登山から帰った直後の登山が楽だったというのを聞いたことがあります。
三笘●体力とは関係なく素質の問題なので、小柄な人は案外、標高には強いですね。
小玉▲気象変化などに対応しないといけない条件は?
三笘●温度差が激しいですよね。夕立とかありますしね。大抵の場合、夏場は雲に隠れることが多いです。霧雨が降っていたり。
小玉▲雨具が必要ですかね?
三笘●雨具は必要ですね。でも、雨具だけを防寒具にするっていうことは、下は暑いですし、なかなか難しいですよね。薄手のダウンとかフリースとか防寒具は一枚ザックに入れましょう。
小玉▲歩いていると暑いけれど、止まると今度は寒い!
三笘●ご来光を見るんだったら、眠くなってくるんで、より寒さを感じますし。手が冷たいと消耗します。手袋はだいたい忘れますが、持っていきましょう。
三笘●良く見かけるのは、みんなライトを持ってないです。テレビの仕事で登って、だんだんメンバーが増えてくるんです。ヘッドランプを持ってないので、みんな寄ってくる。暗くて前が見えなくて踞っている人がいるんです。「すみません、暗くて前が見えないんです。ついて行っても良いですか?」「いいですよ」といった感じです。けっこう恐いです。
小玉▲奥多摩であろうが、ハイキングであろうが、トレッキングであろうが、自分たちが行動する時間帯が、暗くならない時間帯の予定であったとしても、まさかのことを考えたらヘッドランプは如何なる場合も必要ですね。
小玉▲あ、それから…夏場お天気が良いと、暑いじゃないですか?暑さにやられちゃうんですよね。曇っている時の方が歩きやすくて、天気がピーカンだとさらされているから、ボーっとしちゃって、熱中症のようになっちゃって、なので帽子も必要ですよね。
三笘●あった方が良いでしょうね。夏場に天気が良かった時がほとんどないですけどね。だからって、いらないってわけじゃない。
脚力、体力に合わせたルート選びを
小玉▲勇気を持って撤退しなければいけない状況は?
三笘●富士山はいつでも帰れるんですよね。人がたくさんいる分、すごい事故はないですよね。一回あったのは、吉田から登って、御殿場かなんか降りようとして、変なコース降りて、冬のルートに入って、滑落して、ふたり亡くなりました。仲間とはぐれないことですね。
小玉▲整備は、結構いきどどいていて、普通に登っていったら間違えるわけない。富士吉田口からだと、見上げただけでも小屋が段々に並んでいる感じじゃないですか。注意点があるとすれば、どこから登るかの選択ですか?
三笘●ルートは富士吉田口ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートの4本ですかね。
吉田口だと、登山道と下山道が違います。混雑ですれ違いが危険な場合や渋滞を想定して往路と復路を別々に設定しているんです。だから仲間が疲れて「ひとりここで待ってるよ」と言っても、いつまでたっても仲間は降りて来ない、という羽目にもなります。登山道と下山道が、どの辺でどう違うのかも解りづらい。バイパスみたいに道がいくつかつながっていて。八合目あたりで一度、近づくところはあります。そこは注意が必要。何度、登ってもどこにいるのか良くわからなくなります。人が多いので、見通しがきかなくなりますし。迷子になりやすいです。
小玉▲下山道は砂走りじゃないですか、そうすると経験がないと歩きづらいですよね。
三笘●でも、ああいうのは、富士山しか経験できない。富士山しかないんです。かなり足にきますね。せっかく良い靴を履いていてもボロボロになっちゃう。
小玉▲あそこのツブ砂って赤いんですよね。靴が真っ赤になっちゃう。
上に登るのに、脚力を使い果たすと、砂走りの腿(もも)にかかるストッパーが効かなくなる。かなりしんどい。
三笘●親子連れで、子供がもう疲れたって泣きながら、親が強引に歩かせたりしているシーンも見かけます。あんな思いしたら二度と山登りなんかしなくなる。子供がいる時には無理をしないのが一番。
小玉▲なんといっても、高度の影響もあるし、気象変化も激しいし、ゆとりをもって、ですね。
三笘●別に無理してまで登らなくても良いですよ。なんか、日本人として一回は登んなきゃって気持ちが強いから、青ざめながら登ったり、それじゃ楽しくないし、なにかあったら危ないです。
小玉▲三笘さんは、よく「山は楽しく」っておっしゃいますね。
三笘●富士山に登るのは義務じゃないので。吉田口の場合は人の中で迷子になる可能性が高い。富士宮口は、急峻なんですよね。
小玉▲出だしからすぐに登山が始まる感じ。そのかわり終わる時にはいきなり終わる。
三笘●標高差が短いですよね。
小玉▲富士吉田口だったら、水は500ccも持っていけば、その辺で買えるわって。その他はそうそう小屋がないから気をつけた方が良い。
三笘●富士宮は山登りっぽい感じがしますね。
小玉▲御殿場口は須走(すばしり)の方ですか?
三笘●御殿場は須走と富士宮の間になります。すごいのが、御殿場口新五号目ってのがあって、1300mくらいかな?なので、新五号目って書いてあるのに、ぜんぜん五号目じゃないんですよ。途中まで登っていくと、ボロボロの看板があって、そこに五号目って書いてあるんです。さっきのは五号目じゃなかったのか?と。
小玉▲須走ルートを降りたことがあるんですけど、降りるとバスが五合目から新松田まで行くので、私なんかは帰りが帰りやすい。ツブツブ砂を永遠に歩くのはしんどいけれど。
三笘●須走は、比較的に憶えやすいですね。小屋もたくさんではないですけど、多少あるし。
小玉▲ツブツブ砂をあがっていくのは、なんかヤダな。
三笘●五合目まで自家用車で行った時に、マイカー規制されてなければ、吉田口はスバルラインが1800円とられるけど、須走口のふじあざみラインと富士宮の南富士エバーグリーンラインは無料。ハイシーズンは関係ないですけど。御殿場の富士山スカイラインが一番高い。
小玉▲御殿場口五合目は1300mぐらいからスタートなんですね?
三笘●:1440mだったかな?3776mの山頂まで長いですね。でも景色は良いですよ。海も見えるし。
(各ルートの五合目はそれぞれ富士吉田は2305m、須走は2000m、御殿場は1440m、富士宮は2390m)
小玉▲御殿場口は1440mからスタートで、長い。須走はツブツブが大変。富士宮口は急峻。富士宮、御殿場、須走は小屋が少ない。ということであれば、登山経験が少ない人は富士吉田から行くのが、無難ですね。
三笘●吉田口から登ると、登山というよりイベントに近くなりますが…。
小玉▲なるほど。
三笘●マラソン大会に出場した気持ちになります。他のルートは、まあまあ山登り感があります。
小玉▲でも、人生のイベントとして「一回くらいは登ってみようかな」っていう人も多いから。
三笘●自分が初めて富士山に登ったか憶えてないですけど。
小玉▲私も「いつだっけって」感じなんですけど、多分、今から思うと、モンブランに登るための高度順応で「登りなさい」という感じで、しかもなおかつ、五号目から5時間切れみたいな。ヒーヒーいいながら大汗かいて、4時間55分ぐらいで、「すれすれ合格」みたいな…。
三笘●血中酸素濃度を下げないで登るのは大変ですよ。
冬期、残雪期の富士山はハイシーズンの富士山とは全く別物!
小玉▲冬場、春、夏シーズン、3シーズンでの富士登山は、まったく違うものだと思った方が良いですか?
三笘●単純に富士山は、いつ登ったら楽しいですか?って聞かれたら、5月6月が良いんじゃないですか。それは、今回の主旨とはだいぶ違いますけど。スキーも今、禁止されてますし。
小玉▲去年、スノーボードの事故がありましたね。
三笘●5月6月はすごく多いですよ。休みの日は、スキーヤーとボーダーで行列になってますよ。
小玉▲時々、滑っているんだろうか、滑落しているんだろうか、みたいな人が…。
三笘●あんまり楽しくない。
小玉▲冬っていうと厳冬期。厳冬期は、私はムリだな。
三笘●外国人の依頼がけっこう多くって。4月5月くらいまで。真冬は捜索が多いです。
小玉▲捜索?
三笘●だいたい1月2月に遭難が多いので、一回捜索で登ったぐらいでは遺体は発見できない。そしてまた4月5月に登る。
小玉▲やっぱり視界がなくなって、まかれちゃうんですかね?
三笘●滑落が多いですね。頂上からの下りで滑落して、吹き飛ばされて、落ちている場所はだいたい決まっています。「だいたいこの辺だろうな」って想像はつきます。
小玉▲春山の雪がたくさん残っている時って、すごく綺麗じゃないですか。夏のガラガラした感じとは違って。けれども傾斜がすごくて七号目くらい、花立てくらいから急に斜度があがって…
三笘●吉田口から登ろうとすると、八号から夏の登山道が使えなくなって、山の斜面だけをあがっていく形になりますね。
小玉▲あまり蛇行していると、いつまで経っても着かないし。直登すると、立っているだけでふくらはぎがメリメリしてきて…。
三笘●そうですね、だいたい本八号過ぎたあたりくらいですかね。標高でいうと3500mくらい。一番しんどいですね。
小玉▲昨年、春に連れて行ってもらいましたが、本八号くらいで、時間ギリギリで撤退しました。
三笘●まあ、無理すると、後々ひびくので。無理してまで頂上に行く必要はない。
小玉▲自分の登山経験に照らし合わせて、まずは夏場から始めてみる。将来は、「雪の付いた富士山もイイヨ」といった感じですかね。
三笘●雪の富士山はあまりお薦めしないですけどね。危ないですよ。リスクの方が多いです。
小玉▲あの人は、滑っているのかな?落ちているのかな?シャーって、あら?みたいな。
三笘●あれだけ露出感があると、外的危険要素が多いので、逆に言うと、東京からこれだけ近い場所に、リスクのある場所っていうのかな、あるっていうことは面白いことだと、いつも登りながら思います。随分とリスキーな斜面を歩いてるなって。
小玉▲冬場とか春とかに、佐藤小屋しか空いてないので、馬返しから佐藤小屋まで歩いて泊まって、翌日セックン(雪上訓練)というのは良くあるじゃないですか。それって、登頂することを目的にしなければ、良いんじゃないですかね。手近かに行けて。
三笘●雪があるっていう意味ではいいのかな。雪上訓練の場所として良いかというと微妙ですけど。夏山登山の代表として登るのであれば、どちらかというと五号目まで車で行ってというよりは、下から歩いて五号目までで満足すればそれで良いと思いますし、無理して高いところまでいかなくても、五号目まで歩けなかったら、そこから上には行けないし。確実に行った方がいいじゃないですか。その方が楽しいと思います。
小玉▲そうですね。
三笘●けっこう綺麗な道ですし。
小玉▲登ったことがないからわからないですけど。途中でスバルラインに合流するんですか?
三笘●下は少ないですけど、上に行くと人がごちゃっといる。イベント会場みたいな感じ。頂上に行くだけではなくて、山裾を回る。全部、綺麗にはつながってないんですけど、裾野市、富士宮市、御殿場市にまたがって、かなり過酷なハイキングから軽いものまで富士山麓にハイキングコースが12本、設定されている。
小玉▲ツールド富士山みたいな感じ?
三笘●まあ、そんなんでね、いろんな…登頂した人もしてない人も、こういうルートを歩いた方が富士山のことがよりわかる。いきなり頂上にいっても、あまりありがたみがない。富士吉田の馬返しに鳥居があって、お猿さんの像があったり、けっこう風情があるところが多い。そういったことを感じながら登った方がありがたみがある。さらに行くと、浅間神社という大きな神社がある。両側に樹齢数百年の杉かな?ありがた味を感じながら登った方が、気軽に行くのもかまわないですけど。吉田の五号目まで、昔の歴史の看板みたいなのがあって、ここに建物があったとか、ここはどういう所だったとか由緒来歴が読める…。
小玉▲なんか、ありましたね。富士吉田だと、何号目っていうのがいっぱいある。「どこが本当の何号目?」みたいな。馬返しの方から行くと、看板が出てて、案外あれをよすがにして、「もうちょっとだぁ?」と。
三笘●その看板とは別に、歴史がいろいろと書いてあります。昔はみんな下から登っていた痕跡をとどめています。
小玉▲昔、小屋だったらしい、朽ちたところが何ヶ所かありますね。
三笘●東北の大震災の時にみんな壊れました。その前はちゃんとした小屋だったんですけど、倒壊してしまって。鳥居とかも倒壊しました。今では直ってますけど。
小玉▲最後に一言、読者の皆様にお伝えするとすれば?
三笘●「そうだ富士山、行こう!」のノリで準備しないでいきなり富士山に向かわないでください。そこは日本一高い山なんですから。
*マイカー規制とシャトルバス
いずれのルートも自然環境保全のため一定期間、マイカー規制を実施しています。所定の駐車場にマイカーを駐車してシャトルバスに乗り換えて5合目まで行きます。
・駐車料金は各1,000円
・シャトルバス料金は吉田ルートが片道1,440円、往復1,860円/須走ルートが片道1,220円、往復1,600円/富士宮ルートが片道1,550円、往復1,500円
・規制期間は富士吉田ルートは7/10〜8/31(17時)/須走ルートは7/10〜7/12 、7/17〜8/23、 8/28〜8/30 、9/4〜9/6/富士宮ルートは7/10〜9/10(12時)
*「富士山保全協力金」
富士山の環境整備、自然保全、登山者の安全対策のための協力金1,000円を登山口で募っています。事前にインターネットやコンビニでも支払えます。
(詳しくは山梨県、静岡県のホームページをご覧ください)