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我らがあそびすとサイトで追っかけ通した映画『白夜行』が、1月29日（土）についに公開と相成りました。公開初日はおなじみ舞台挨拶ということで、新宿ピカデリーに堀北真希、高良健吾、船越英一郎、深川栄洋監督が登場であります。

まずは、ご挨拶からどうぞ。
深川監督●この日のためにすべてのスタッフとキャストで頑張って来ました。公開初日の初回に来ていただき本当に嬉しいです。感無量です。
堀北●台本を貰ったときからなかなか形が見えなくて、答えを見つけるのが難しい作品でした。
高良●深川監督は撮影中の3カ月で6キロも痩せられたそうです。「楽しんで観てください」っていう作品ではないのですが………楽しんでください。
船越●あっという間にこの回のチケットが完売したそうで、ありがとうございます！
（場内から拍手）今のうちにみなさんに笑顔になっていただいて、映画が始まるとこれがなかなか、“ふっー”という感じになりますので……。巨大な映画に立ち向かった3カ月でした。この映画は観る映画ではなく感じる映画です。みなさんに何が宿るか楽しみにしています。

今だから言える辛かったエピソードは？
堀北●役作りの上で社交ダンスを何カ月も練習して、マイシューズまで購入しました。2曲ほど踊れるようになったんですけど………ね!!（恨めしそうに監督を……）
深川監督●全部カットしました（笑）。
※客席から「DVDに入れてください！」の声に……
深川監督●わかりました、入れます（笑）。
高良●（演じる上では）余計な演技を入れないということを心掛けました。
深川監督●（高良演じる）亮司という役からはみ出ないようにコントロールさせていただきました。
船越●ささやき演出なんですよ。監督が僕の耳元で「船越さ〜ん、あの〜、いつものお芝居が出てますよ〜」って。僕が「これ以上なにもしないと、お芝居しないことになりますよ？」って言うと、「それでいいんです。何を船越さんが考えているのかそれを知りたくて、お客さんがグーっとスクリーンに身を乗り出してくるんです、そんな芝居をしてくださ〜い」と。普段のアグレッシブでちょっと熱い人情的な部分は、全部封印しました！
深川監督●キャストのみなさんを苦しめたんだなって思っています。でもそれがよい結果を生んだと思います。

2月10日よりドイツで行なわれる、『ベルリン国際映画祭』パノラマ部門への出品が決定しております。さて、心の準備はいかがですか？
堀北●まだ実感がありませんが、思いっきり映画祭を楽しんで来たいです。
高良●2年連続（昨年は主演作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が出品）なのですが、今年も行けません（笑）。でも、作品が出品されることがすごく嬉しいです。
船越●ベルリン映画祭には0泊3日でも行きたいとお願いしましたが……京都の街を走っていますので行けません（笑）。

最後は堀北からの挨拶に続き、ベルリン国際映画祭出品のお祝いとして巨大クラッカーが放たれ、日本とドイツの旗を持った観客の皆さんとの記念撮影も行なわれました。