以前asobistで紹介した「ザ・ジェシカ・スチュアート・フュー」の来日公演が、10月4日(金)横浜 Bay Jungleからスタート。編集部がうかがった10月8日(日) Motion Blue Yokohamaでの『“蓮-REN-×The Jessica Stuart Few〜日加文化交流イベント〜”The Jessica Stuart Few〜蓮-REN』では、ザ・ジェシカ・スチュアート・フューの琴を取り入れた、ジャズでありながらどことなくオリエンタルな、そして蓮-REN-の尺八と二十五絃箏を中心にした大自然を感じさせるサウンドが、新しい世界を奏でていたのが印象に残る。
さて今回は、主催者サイドから届いた来日公演レポートをご紹介しよう。
【 The Jessica Stuart Few 】
良質な女性シンガーを輩出し続けてきたカナダのインディー・シーンが満を持して世界へ放つ大型新人!
エリザベス・シェパードの再来、次世代のファイストとも呼び声の高いトロント在住のシンガー、 “Jessica Stuart ”によるジャズやフォークの要素を柔らかにミックスした瑞々しいサウンドが魅力の来日公演。
日本在住の経験を生かし、琴の音色を大胆にフィーチャーし、オリエンタルなムードを打ち出したサウンドと同郷のジョニ・ミッチェルを髣髴とさせる叙情的な歌声が乗ったサウンドは、“フォークジャズ ”なるムードを保ちながらも、ソフィスティケイトされた、 Rhye〜Nora Jonesファンまでにもアピール出来る可能性を秘めている。
★10月4日(金)横浜 Bay Jungle “People Of The World”
後援:横浜アーツフェスティバル実行委員会
出演:The Jessica Stuart Few/アルフォード/ Laiziness/Loco Libre
高校生を中心とした、異文化交流を目的としたイベント。当日は現役高校生バンドの出演、終演後はアーティストとの交流会を行ない、参加者一同ちゃんこ鍋を舌鼓を。
★10月5日(土)サンクチュアリ出版 1階イベントスペース “Creators’ Lounge in Tokyo”
協力:Rook留学センター・Garden Grove・Bound to Bound
出演 :The Jessica Stuart Few
Photographer:Tomohiko Takatsu/Photographer:Shugo Haga/Musician:Yohei Kawamura/Musician:Tathuya Kusaba/Designer:AkiyukiItasaka/Designer:Hitoshi Koreeda
「Creators’ Lounge」とは、次世代に台頭するアーティスト/クリエイターを発掘し、彼らの創作物や創作活動を発信する「場」を制作するプロジェクト。「The Jessica Stuart Few」によるSpecial Live Performanceだけでなく、トロント滞在経験者による日本人クリエイターの作品発表なども行なった。
★10月5日(土)むつかわバールトミーズカフェ “女子JAZZ Night”
協力:横浜市教育委員会英語主任指導主事・鈴木薫先生
会場は横浜市六ッ川にあるトミーズカフェ。ここでは常日頃から「カフェで政治を語ろう」や「カフェで外交を語ろう」などアカデミックなイベントを開催している。
主催者の生まれ育った街でもあり、中学校時代の恩師である鈴木薫教諭(英語)がゲストスピーカーとして登場。
★10月7日(月)丸山幼稚園
協力:IMAGINE横浜・NPO法人日本文化支援普及協会
今回のツアーテーマである、文化交流。川崎市にある丸山幼稚園で、年長園児を対象とした、交流イベントを実施。
当日はカナダの説明に続いて、Jessicaが生演奏で楽曲を披露。最後は、園児たちからの合唱が。
また琴や着物を若い世代に伝えていきたいという気持ちから、NPO法人の日本文化支援普及協会によるJessicaへの着物の着付けも行なった。
★10月8日(火)Motion Blue YOKOHAMA
“蓮 × The Jessica Stuart Few 日加文化交流イベント ”
後援:カナダ大使館・横浜アーツフェスティバル実行委員会
出演 :The Jessica Stuart Few/蓮-REN-
“The Jessica Stuart Few”は、トロント在住のシンガー、ジェシカ・スチュワートによるソロ・プロジェクト。これまでリリースやライヴなど、ジャズやフォークの要素を取り入れたオリエンタルなサウンドで、日本でも話題を呼んできた。幼少時に来日して琴を習っていた経験を持つなど日本にもなじみ深く、今回はカナダと日本を結ぶ交流イベントの一環として出演を果たす。共演するのは、尺八の中村と二十五絃箏の衣袋からなる “蓮-REN-”。世界中を旅し、大自然をテーマに楽曲を制作、和楽器の更なる可能性、民族性を追求してフレッシュなサウンドを生み出し続ける彼らが、音楽を通して日本とカナダの文化をどのように交わらせるか。当日は、ジャンルの壁を越えた、力強い共演が行なわれた。
★10月10日(木) Weekend Garage Tokyo “Power to the Woman”
Power to the Woman特別企画
協力:海外ECセレクトショップ Lorina Liddell
出演 :The Jessica Stuart Few/フリーランスデザイナー:廣川由美/株式会社ピーチ・ジョンプレス:熊谷誠子/ブランドクリエイティブディレクター:渡部真理子 /Facilitator:齋藤瑠里菜/旅する女子(世界一周旅行をスライドで):辻茉希子・小松優/ものづくり屋夫婦えりすけ(物作り女性の出展)DJ:Kotaro Minami
Power to the Womanと題して、大人の女性にフォーカスを当ててイベントを企画。他業種からゲストを招き、世界で活躍するJessicaと共演するイベントに。
★10月11日(金)横浜 Bay Jungle The Jessica Stuart Few JAPAN TOUR
出演:Jessica Stuart Few Bebitsky/蒼乃めぐ/MOMENTS NEVER FADE/屋根の上のルーニー
4日金曜日にライブを行った横浜 Bayjungleの企画に、2週連続で出演が決定。当日も高校生がイベント主催となり、若さ溢れる素晴らしいイベント。
観客も出演者も一緒に楽しめる、そんな空間が演出された。
★10月13日(日) TSUTAYA TOKYO ROPPONGI “The Jessica Stuart Few「Two Sides to Every Story」発売記念” TSUTAYA TOKYO ROPPONGI 1Fイベントスペース
出演:The Jessica Stuart Few/スペシャルゲスト:石垣秀基、山野安珠美 from AUN J Classic Orchestra
日本を代表する和楽器団体、AUN J Classic Orchestraから都山流尺八の石垣秀基さん、琴演奏家の山野安珠美さんを招いてのコラボイベント。琴を奏でるカナダアーティストの Jessica と日本の純邦楽/伝統芸能アーティストとのセッション楽曲は、和洋を MIXした素晴らしい仕上がりに。
★10月13日(日)横浜みなとみらいホール “横濱ジャズプロムナード 2013”
後援:横濱ジャズプロムナード実行委員会/カナダ大使館/横浜市芸術文化振興財団/横浜市文化観光局/テレビ神奈川/FM YOKOHAMA他
The Jessica Stuart Fewとしてのツアーファイナルは、世界でも名の通るジャズフェスティバル、横濱ジャズプロムナードへの出演。そして会場は、約2000人収容の横浜みなとみらいホール。当日は多くの観客が詰めかけ、ツアーファイナルに相応しい華々しいステージとなった。
『Two Sides to Every Story』★はオススメ楽曲
1. Walking The Line
2. Don’t Ya ★
3. Winter Warm ★
4. Here Comes The Rain
5. Intone
6. Two Sides To Every Story ★
7. Heart Map
8. Talk About It
9. Grass Is Greener
10. At My Window
11. Somehow ※
12. Kid Dream ※
※日本盤ボーナストラック
FAMC-120 ¥2,310(TAX IN)
9/11 Release
【関連記事】ザ・ジェシカ・スチュアート・フュー日本上陸!!
http://asobist.samplej.net/news/n130822-01.php
©Creators’Lounge.All Rights Reserved.