ゲームに忠実に実写化されたリュウとケン
尚玄・出演の人気ゲームの実写作品『ストリートファイター:暗殺拳』
5月23日公開から視聴数1000万回突破!
ストリートファイターは1987年の第一作から幾度もリニューアルされ、シリーズ累計3300万本以上の売り上げを誇る格闘ゲーム界を常にリードするモンスターゲーム。
本作は、熱狂的なストリートファイターファンであるジョーイ・アンサー(Joey Ansah)とクリスチャン・ハワード(Christian Howard)が制作を手掛けた。二人が脚本を書き、さらにジョーイは「ボーン・アルティメイタム」などハリウッド映画に数多く出演する俳優であり、今作では豪鬼の変貌後の姿、悪魔を演じながら監督をも務めた。一方、クリスチャンはケン役を演じている。
ストリートファイターの実写化は、かつて『ストリートファイター』(94年)、『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』(09年)とアメリカにて制作されているが、ジョーイとクリスチャンはより原作に忠実な実写化を求め、思いあまって自主制作で“Street Fighter:Legacy”を作り、WEB上に公開。原作への敬意をはらって、ゲームキャラクターの個性を損なわずに現実に表出させたそのクオリティが原作ファンをもうならせ、その高い評価を表すように現在までに500万回以上の視聴数を稼いでいる。
本作は1話十数分の全12話から成り、すべてYouTube のMachinimaのオフィシャルチャンネルにて無料で公開されている。5月23日の公開から、全12話各話の累計視聴数はすでに1000万を超えており、ゲームファンからも好評を集めている。
尚玄が演じる若かりし剛拳
■ストーリー
剛拳(小家山晃)の下で、修行に励むリュウとケン。波動を操る暗殺拳を体得すべく精進する二人だったが、剛拳はかつて自分に降りかかった悲劇がこの2人にも繰り返されるのではと危惧していた。
若かりし頃の剛拳(尚玄)は、弟である豪鬼とともに師匠・轟鉄の下で修業に励んでいた。波動の力をつかみかけていた二人だったが、その悪魔的な力に豪鬼は理性を失っていく。そして剛拳との亀裂が生まれ、轟鉄の姪サヤカ(玄里)との恋をも捨て、豪鬼は剛拳と轟鉄と決別し、去っていった。
やがて、豪鬼は凶悪な波動を宿した“悪魔”と名を変え、轟鉄、剛拳、サヤカの前に表れ、決闘の末、轟鉄を葬り去ってしまう。
そして時がたち、波動の力をつかみかけてきたリュウとケンの間には、剛拳が懸念していたようほころびが生じ始める。苦悩する剛拳。
そして、“悪魔”が暗殺拳唯一の師範を決すべく剛拳、そしてリュウとケンの前に現れるのだった。
■尚玄 プロフィール
1978年生まれ。大学卒業後、バックパックで世界中を旅しながらパリ、ミラノ、ロンドンでモデルとして活躍。2004年帰国、俳優としての活動を始める。2005年戦後の沖縄を描いた映画『ハブと拳骨』でデビュー。三線弾きの主役を演じ、第20回東京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされる。その後も映画を中心に活動するが、2008年NYで出逢ったメソッド演劇に感銘を受け、本格的にNYで芝居を学ぶことを決意しその年の末に渡米。
2010年Cinema Clip『七人の侍 SEVEN SAMURAI』の若頭役、JT『SEVEN STARS』の広告が評価されCNNが選ぶ『The Tokyo Hot List : 20 People to watch 2010』に選ばれる。ストリートファイターに加え、福本清三初主演で話題を集める「太秦ライムライト」(監督:落合賢)が6月14日〜公開予定。その他、「MOZU second season?幻の翼編」(WOWOW)の放送も控える。