『バイオハザード 』のポール・WS・アンダーソン監督最新作! 体験型“冒険活劇”エンタテインメントがいよいよ公開する。出演陣は、『パトリオット 』(00年)でメル・ギブソンの息子役としてデビューし、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 』(10年)で主役に抜擢された、ローガン・ラーマンがダルタニアンに。そして今回は悪役陣に豪華キャスト登場。
セクシーな二重スパイに『フィフス・エレメント 』(97年)で脚光を浴び、『バイオハザード』(パート5が現在制作中)シリーズでヒロインを務めたミラ・ジョヴォヴィッチ。初の悪役を演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング 』(01年―03年)、『パイレーツ・オブ・カリビアン 』(03年―07年)のオーランド・ブルーム。“冒険活劇”エンタメには持って来いのメンバーたちだ。
西暦17世紀のフランス。 銃士に憧れ、パリに上京してきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアンは、なりゆきで三銃士の仲間入りを果たした。彼は、フランス国王の側近の裏切りによって狙われた、王妃の首飾りを取り返すため、イギリスへと向かうことに……。そこに立ちはだかるのは、事件の鍵を握るふたつの黒い影、バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)と正体不明の美女ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。誰も知らない伝説が、今、幕をあける……。
物語は『三銃士』が任務を遂行しているところから始まる。アトス役のマシュー・マクファディン、ポルトス役のレイ・スティーヴンソン、アラミス役のルーク・エヴァンスが、いきなりのド派手なアクションシーンを見せる。この三人が主役だと思ってしまうほどだ。その手柄をあっさり横取りする謎の女、ミレディ役のミラ・ジョヴォヴィッチ。『バイオハザード』ではセクシーな戦闘姿できめていたが、今回は中世の衣装に身をつつみ新たな魅力を見せつける(イベントに安めぐみが実際の衣裳で登場、こちらをご参考に)。
また、バッキンガム公爵役のオーランド・ブルームのイメージは、なんとデビット・ボウイ。『ジギー・スターダスト 』さながらのオーランドの演技にも注目だ。この中世の風景はオールCGと思いきや、世界遺産指定のエリアを含む各地の街角でロケが行なわれており、中世気分を盛り上げる。
そして、この物語の最大の見どころが飛行船による戦闘シーンだ。試写会場が試写室ではなく映画館だったが、いつもの感じで前から3列目で観てしまったため、もう迫力がありすぎて目が回ってしまった。ド派手な空中戦は、3Dでご覧あれ。この飛行船の戦闘シーン、実は日本のアニメ『宇宙戦艦ヤマト 』が参考になっている。『ジギー・スターダスト』と『宇宙戦艦ヤマト』か……私好みの70年代だな。
まさか、中世に飛行船と思われるが、レオナルド・ダ・ヴィンチがヘリコプターやハングライダーに酷似していたデザインをしていたようだ。まさにタイトル通り。
「映画は楽しくなくっちゃダメ!」という人にオススメの体験型“冒険活劇”エンタテインメント。アミューズメントパークでアトラクションに参加しているような、ワクワク・ドキドキ体験をぜひ、劇場で体感してみてはいかが!
原作:アレクサンドル・デュマ『三銃士』
監督:ポール・WS・アンダーソン
出演:ローガン・ラーマン/ミラ・ジョヴォヴィッチ/オーランド・ブルーム/クリストフ・ヴァルツ
配給:ギャガ
公開:10月28日(金)3D・2D同時公開
公式HP:http://34.gaga.ne.jp
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