【第2回】in若松&芦屋 場内そして黒崎、幸せすぎる北九州2場

6月14日(木)福岡県北九州市 ボートレース若松

ボートレースは全国24場。うち5場でナイター開催を行なっている。住之江は春から秋の限定開催だが、それ以外の4場は1年間を通じてナイターレース。午後2時30分前後から夜9時前の時間帯にレースが行なわれている。若松は、そのうちのひとつだ。

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若松ボートレースの「ホルモン串」。
お土産にして家でキュッと、なんて向きも
今回は、GI全日本覇者決定戦の4〜6日目の「全レース予想」というイベントで呼んでいただいた。もちろん仕事である。しかし、若松に仕事で呼ばれるというのは、ありがたい反面、拷問の一面もあったりするのである。
仕事だから、もちろん酒は飲めない。飲むわけにはいかない。だが、若松には「やきとり ひびき」という、酒好きにはたまらない売店があるのだ。ここのホルモン串の美味さといったら! 味わい深いタレに浸されたのちに焼かれたホルモンに、辛味噌をつけて食ったら、誰もが「ビール!」と叫ぶこと必至。プライベートで訪れていたなら、絶対に飲む。110円のホルモン串を3本ほど買い込んで、夜風に吹かれながらビールをあおる。でも、仕事だとそれができない! ホルモン食いたし、でもビールは飲めない。あぁ、なんたる苦悶。なんたる地獄。
それでも今回は我慢できずに、最終日にホルモンを買い込んで、烏龍茶で食したのだった。ちょっと寂しかったけど、ホルモン串の美味さはやっぱり鉄板でありました。これを食うためだけに若松に行く価値アリ!

6月24日(日)福岡県遠賀郡芦屋町 ボートレース芦屋

6月はぶっ通しで2週間のロングラン出張があった。そのうち13日間は福岡。しかも北九州。前半は若松で、後半は芦屋である。芦屋といっても兵庫のハイソな街ではない。北九州の田舎町だ。

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九州ではテッパン、
芦屋ボートレースもチャンポンが美味
このボートレース場の絶品は、前回の大村でも紹介したチャンポン。あと皿うどん。やっぱり九州の食文化は、この2品にアリ、なのだ。
ところで、ボートレース若松とボートレース芦屋は、極近に位置している。JR折尾駅から、ともに車で15分程度。ということもあり、この両場への出張では、折尾から2駅、北九州市の副都心と言われる黒崎に宿泊する。つまり、この2週間の出張では、12泊も黒崎に滞在したというわけだ。

この黒崎に、日本一、いや、世界一の定食屋がある! 「エビス屋昼夜食堂」が正式名称。我々の間では「エビス」といえば、ビールではなくこの店を指す。約60年の歴史を持ち、開業当初から24時間営業。定食ももちろん美味いが、酒の肴がまたバツグン! 12泊の滞在中、朝飯とかも含めて実に15回も通い詰めたという、極上の“一杯飲み屋兼食堂”なのだ。
特にお気に入りは、ゴマサバ、マカロニサラダ、焼き飯、貝汁。いや、鶏から揚げも美味いし、コロッケも絶品、イワシのみりん漬けもヤバいし、アジの南蛮漬けも最高……あげたらキリがない! しかも安い! さらに、ウーロンハイは推定8:2(もちろん焼酎が8)の“危険なウーロンハイ”で、2〜3杯で酩酊すること必至なのである。帰京後も夢に見るエビス……あぁ、東京に移転して!
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東京移転が熱望!?されている「エビス屋昼夜食堂」。
寒い時期にはにゅうめんなんかもうまいです
8月にはGI女子王座決定戦でふたたび若松に馳せ参じる。いまからエビスに思いを馳せる今日このごろである。

※次回は8月3日、その女子王座決定戦の真っ最中に公開です。6月芦屋の出張の模様は、7月11日発売の『BOATBoy』にて!