4月と10月、テレビ某局にて行なわれている大型クイズ番組がある。200人の芸能人が長時間、クイズやマラソンや相撲(最近やってるかな?)などを競うものだが、回答者200人というのはすごい数である。
ただ、上には上がいるもので、200人を遙かに超える参加者を集めたクイズ番組がある。世界一とされているのはなんと13万3086人もの参加者が集まったクイズ番組。そしてその番組が製作されたのは、広大なアメリカでも中国でもロシアでもなく、我が日本のテレビ局である。あ、局名も“日本”だ。
ウルトラクイズだと思った人、「これをなんと読む!」
ちなみにこちらは「世界一制作費がかかったクイズ番組」です
このヒントでほぼ二者択一。たぶん若い人の直感が正解。
後楽園球場と東京ドームを一次予選会場とした『アメリカ横断ウルトラクイズ』。球場いっぱいの参加者のイメージがあるが、第1回の404人からスタートして定着後も1〜3万人弱(充分すごい人数だが)で、球場フルハウスの参加者が集まったのはレギュラー製作休止後に復活した98年のみ。私もそのときドームにいて満場の参加者に圧倒されたのを覚えているが、このときでも5万453人。(参加応募は約7万人。2万人がドームの容量超過で足切り)。世界一には8万人も不足している。
で、答えは『全国高等学校クイズ選手権』。87年に行なわれた第7回大会だ。
高校生クイズ?と疑問に感じた人、この番組は「3人1組、各地で予選」。ここがポイントである。