それでも頑張るもんッ!!!

4月10日:城ヶ崎
「甲斐駒の黒戸尾根だったんですけど、無理って言われたんです」
集合の熱海駅前のマックでそう言ったら、慰めてくれるどころか、わいのわいので皆が「そらみたことか」な勢いで口をそろえる。
「500パーセント無理だよ」
「来年にしたほうがいいよ」
はまだしも
「その金でみんなで豪勢に飲んじゃおう」
なんて、なんちゅヤツらじゃ!

本郷チームでの山行がダメ出しされたので、古巣?本巣?の大森チームのゲレンデクライミング練習に参加した。まったく返ってヘコンでたのがぶっ飛ぶよ、逆に。「チッショー、今に見てろ!」的に。オッチョコチョイでおまけに天邪鬼なんだ、こちとら…
と空元気も虚しい。だって実際、スンゴクへこんでるし。

2010041001.jpg今ひとつリキが出ない。なにしろ「蓼科山」からわずか3日後。全身疲労と筋肉痛がまだ残っている。
1本目、写真右のクラック。前回よりちょいスイな感じで、といっても2回ほど落ちたけど。
2本目。写真左のクラック。どうにか落ちずに上まで。

ここはいわば隠れゲレンデで、ピンも打ってなければ、ルート名もない。当然トポ本にも記載がない。よって大森組のほか誰も来ない。
玉に瑕はクラックがゾウリムシの巣になってるのかして、午後になるとジョロジョロお出ましになる。波打ち際から至近距離なので、潮加減によって、特に午後になるとロープが潮に浸からないように気をつけなければならない。
もちろん、降りるタイミングを間違えると着水することになる。

2010041002.jpgでもまあ、ぽかぽかいいお天気で、1本やってはグズグズ、2本目やっては、「ああ、もうお昼」でダラダラしてたから、ついトロトロ眠くなったりする。
グズグズ・ダラダラは身体のサインだったらしく、昼食で岩に腰を下ろしていたら、立ち上がりしながいけない。腰がイグイグする。
脚は案じたようにはガクガクせずだったから「回復力ついたな」と内心思ったが、2本やったぐらいで腰がイグイグでは、まだまだどもならん。

午後からトライした1本。なんとか離陸はできたが、とてもじゃないがムリなしろもの。クラックの入り口が広くて奥が深い、ようやく届くホールドは甘いし、足先を立てに差し込んで正対にねじったところへ体重がかかると、めちゃ痛い。そこへ以ってきて「腰」のあんばいが気になる。そうそうにギブ。で「本日早々終了」。

ま、あれだけの腿の筋肉痛の2日後にしちゃ、「アタシもツオなったの」とは思うが、言えば「ま、ちゃんと歩いてのことよ」と返されるのは必定だから、内心つぶやくだけにしておく。

4月15日
整体に出かけたら、先生、顔見るなり「どうしました?」。ここんとこ頻繁だからね~
蓼科山の翌日の8日、城ヶ崎の翌日12日に続く15日のSOSだから。

4月14日
スポーツジムでコーチトレーニング。
「その脚じゃまだモンブランは無理」と言われた旨を報告。

「そうですか、せっかくコーチトレーニングを受けてるんですから、行けるように頑張りましょう」
なんか、中武コーチ、コーチ魂に火がついた感じ?「去年の自分に追いつけ、追い越せ」メニュー満開!

ダンベルプレス:6kg×2を24回リフトアップ×2
スクワット:ディープ10
バタ足:100×1&90×1

レッグレイズとカーフレイズを除くと、どれも新記録達成。去年のアタシを抜き去った。

何回死んだかしれやしない。
ダンベルは24はなんとかだったが、かわりに2セット目は10を越えた辺りにはやばやキツキツになって、2セット目をクリアしたら腕がフルフル。もう何も持てません状態。
スクワットは最後の20秒は激鬼!
数えきったはいいが、立ち上がれない。中武コーチに手助けしてもらってようやく立っても、今度は1歩だって足が出せない。ちょっとでも動けば下に崩れ落ちそうになる。
「今、いくらワークアウトしたっていいんですよ。本番でダイジョブなら」
中武コーチの励ましにうなづくだけでハーハー過ぎて声もでない。

バタ足は烈悪魔!!!
最初の100で力を使い果たしたか、2セット目は30を過ぎた頃早、ウプウプ。飛び出すんじゃないかと思うほど目ん玉ひんむいて、ツバ飛び散らしてテンション呼吸。

なんと言われても頑張るんじゃ!
どうしても行くんじゃ、モンブラン!!

こんだけ頑張っとるんじゃ、強くならいでかッ!
今に見とれッ!
ガォーッ!!!

ってなわけで、翌日整体にかけこんだのね。
上腕二頭筋、ならびに大胸筋はもとより上半身、これ筋痛の塊と化した。

よって、本郷ガイドからの課題「20kgしょって1時間を週3回歩く」は未だ実行していないが、20リットル入りの水ペットボトル・半ダース入りを2ケース用意して、ヤル気まんまんよ。

 

……………………………………ご一緒しませんか?モンブラン!……………………………………
 

montblunc0102.jpg2010年の7月モンブラン登頂。ご一緒くださる方を募ります。
アラウンド還暦さんはもとよりアラフォーさんもアラサーさんも、お近くの方も遠方の方も、おいちゃん、おばちゃん…
どなたでもご一緒しましょう!!!
もちろん、トレーニングも進捗や情報交換などして、プロセスから楽しみましょう。
内緒で?OFF会もやっちゃいましょう!!!

……………………………………モンブラン山行日程概略……………………………………

2010年
7月19日
成田発(空路)→ドゴール(空路)→ジュネーブ(陸路)→シャモニー
シャモニー泊
7月20日
終日自由行動(時差対応)。希望者はモンブラン展望ハイキング
7月21日
ヴァレ・ブランシュ氷河ハイキング(高度順応および雪上歩行訓練)…歩程約5時間、6km、下りは標高差380m
7月22日
■シャモニー→(バス・ロープウェイ)→ベルビュー・1794m→(登山電車)→ニー・デーグル・2372m
■登山開始
ニー・デーグル→歩2時間30分(標高差800m)→テートルース小屋・3167m(小屋泊)
7月23日
テートルース小屋→歩4時間(標高差650m)→グーテ小屋・3817m(小屋泊)
7月24日
■山頂アタック
・グーテ小屋→歩5時間(標高差1100m)→ドームのコル、バロ避難小屋を経て山頂へ
・登頂後往路を下山→歩5時間(標高差2400m)→ニー・デーグル→ベルビュー→シャモニー
7月25日
終日自由行動(予備日)
7月26日
帰路
7月27日
成田着

*ツアー会社:クラブツーリズム

【現在の募集状況】
参加表明者:3名(5名で決行)

お問い合せ:AKDM@ASOBIST.COM(全て英数小文字に変えてください)

……………………………………協賛・協力・機材提供のお願い……………………………………

「2010アラカン編集長モンブランを行く」企画にご賛同いただける企業様、企画紹介していただける媒体を探しております。

お問い合せAKDM@ASOBIST.COM(全て英数小文字に変えてください)

……………………………………協賛・協力・機材提供………………………………………………
■株式会社ICI石井スポーツ様
http://ici-sports.com/main_top.html

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*Blog「日々楽観」はこちら
 

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